2014年10月19日 日曜日
天城山
(万三郎岳) 1,406 m
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コースタイム
天城高原ゴルフ場P 6:40 ⇒ 四辻 7:00 ⇒ 7:50 万二郎岳 7:55 ⇒ 馬の背 8:10 ⇒ 石献立(はなだて) 8:30 ⇒ 9:00 万三郎岳 9:20 ⇒ 涸沢分岐点 10:00 ⇒ 11:00 四辻 11:05 ⇒ 天城高原ゴルフ場P 11:20
6:15 天城高原ゴルフ場 登山者用駐車場
登山口のある天城高原ゴルフ場に到着。トイレ完備で靴の洗い場もあった。
6:40 駐車場を出発。登山口は道路を挟んだすぐ向かい側にあった。
最初はゴルフ・コースにほど近い登山道を進む。
ゆるやかにアップダウンを繰り返しながら進む。
7:00 四辻を通過。
今回は時計回りに万二郎岳と万三郎岳を周遊する。
登山道はよく整備されていて、ポイント地点までの距離を示した道標が一定区間ごとに設置されていた。
7:40 この木段から急坂がしばらく続いた。
傾斜が緩まると、眺めのよい場所に出た。
東側の海が見えた。手前の鉄塔があるのは箒木山。左奥に薄く見えるまが三原山のある大島。
箒木山の右に風力発電用の巨大な風車が見えた。
東北東側、城ヶ崎海岸方面。
さらに上ると万二郎岳はすぐだった。
7:50 万二郎岳(1,300m)に到着。山頂は樹木に囲まれていて、展望はなかった。
一息いれて先へ進んだ。
しばらく下ると眺めのよい露岩に出た。
南西方面の眺め。真ん中左の三筋山にも風車が見えた。
北西側には万三郎岳と富士山が見えた。
16日に初冠雪が観測された富士山だが、雪が少し減っているように見えた。
ゆるやかに下る。
尾根筋だが、眺めはほとんどなし。
コース全域でヒメシャラを見かけた。
橙色の平滑な樹皮が特徴的なヒメシャラの木。
樹間に見えた万二郎岳。
南西方面の眺め。
北東側の樹間から、遠笠山と天城高原のゴルフ・コースが一望できた。
8:10 馬の背を通過。その後は上りが続く。
8:15 アセビのトンネルに入った。
山の高いところでは紅葉が始まっていた。
カエデの見事な紅葉。
急坂を下る。バランスを取ろうと何度か右腕を上げてしまい、右肩が激痛に見舞われた。
8:30 石献立を通過すると、しばらく急登が続いた。
標高が上がるとますます紅葉が目に付くようになってきた。
鮮やかに紅葉したハウチワカエデ。
ハウチハカエデの巨大な老木。ご神木と思える存在感があった。
こちらはブナの大木。立派なブナの木も多かった。
気持ちよくブナの樹林帯を歩いた。
山頂手前の急坂を上る。
9:00 万三郎岳(1,406m)に到着。先客の老ハイカーが写真を撮ってくれたが、その方は熊野古道と四国お遍路をすべて踏破している壮健だった。
ここの山頂も樹林に囲まれていて、眺めはほとんどなかった。
お湯を入れようとした嫁がカップ麺をひっくり返してしまったので、昼食はおにぎりのみとなった。うらめしや。
9:20 下山開始。
樹木の切れ間に富士山が見えた。クリアに富士山の見えるポイントを探しながら歩いたが、よい場所は見つからなかった。
静岡側から見る富士山も形がよい。右肩が上がらないので、左手を伸ばして左手でシャッターを切った。
9:30 万三郎岳下分岐点を通過。
分岐点からは木段が続く。どんどん下った。
遠笠山。標高が低くなって麓のゴルフ場は見えなくなった。
下の方の木段は間が削れて歩きづらくなっていた。
急坂を下り終えると平坦な道が続く。
涸れ沢を何度か横切った。
どんどん歩いて、10:00 涸沢分岐点を通過。
ほとんど疲れを感じることもなく、快調に歩いた。
山道脇で何度かトリカブトの群生を見かけた。
涸沢分岐点からしばらく下ったあとは、ゆるやかなアップダウンとなり、意外と上りが多かった。
伐採地のような場所を通過。コースは樹林帯の日陰が多く、樹間に見える青空が心地よかった。
11:00 四辻に到着。2、3歳くらいの幼子を連れたハイカーがいて、頑張ってと応援したくなった。
四辻からはもう近い。早い時間に下りてこられたので、その後の予定が楽になった。
11:20 駐車場に到着。この後、願成就院、三嶋大社と見てから帰路についた。
2時40分起床、3時出発。圏央道から東名高速に乗り継ぎ、天城高原ゴルフ場に6時15分到着。広い登山者用駐車場には車が数台のみで、予想以上に静かな山歩きが楽しめた。右肩痛のため今回も右手は使えなかったが、クサリ場などの急坂がほとんどないので、右肩への負担は最小限で済んだ。富士山がクリアに見えるスポットがほとんどなくて少々残念だったが、朝からの快晴で気持ちよく歩くことができた。
登山後は願成就院と三嶋大社を見て回った。14時20分に三嶋大社を出て、16時40分に帰宅。右肩の状態を多少心配していたが、何の問題もなく予定をこなすことができて、充実した一日となった。