2016年1月11日 月曜日

武甲山 縦走

1,304 m 12回目

  5時半起床、6時出発。生川の駐車場に7時40分到着。道路凍結はなく、登山道も雪は皆無だった。午後からはくもりの予報だったが、一日登山日和が続いて気持ちよく歩くことができた。妻坂峠までは団体が後から付いてきていたが、その後は比較的静かな山歩きが続いた。嫁にとってはこれが登り始めだったので、身体は少し重そうだったが、最後までしっかり歩いていた。

 帰りは渋滞もなく2時間ちょっとの運転で帰宅。体力的には余力十分だったので、あまり眠くならずにすんだ。

登山コースデータ
単純標高差 : 784 m
累積標高差 : 1,160 m
コース距離 : 9.7 km
標準コースタイム : 6 時間 25 分
歩行データ
総歩行時間 : 5 時間
総行動時間 : 6 時間 5 分

 コースタイム

生川駐車場 8:00 ⇒ 妻坂峠 8:55 ⇒ 10:05 尾根の分岐 10:15 ⇒ 大持山山頂 10:20 ⇒ 10:35 露岩 10:40 ⇒ 11:00 小持山山頂 11:05 ⇒ 11:40 シラジクボ峠 11:45 ⇒ 12:20 武甲山山頂 13:00 ⇒ 生川駐車場 14:05

7:40 生川 無料駐車場

心配していた道路の凍結はなかった。

8:00 登山スタート。同じ時間に出発したハイカーが何組かいたが、同じ方角は1人だけだった。

途中で横切る林道を少し入ったところから見えた武甲山。

そのうち6~7人の集団ハイカーが後から追いついてきた。

8:55 妻坂峠を通過。ここで団体は武川岳か山中方面へ向かったらしく、背後からいなくなった。

妻坂峠からの急坂をひたすら上る。

急坂を上りきった後はゆるやかな起伏が続く。

再び傾斜を増した坂を上り、10:05 見晴らしのよい尾根の分岐に到着。

小腹がすいたので、あんぱんを食べて休憩にした。とても静かで心に平和を感じた。

鳥首峠からの道と合流する尾根の分岐は、南東の眺めがよい。左から武川岳と前武川岳、伊豆ヶ岳と古御岳が並ぶ。武川岳の上にはツツジ山から飯盛山、関八州見晴台へと続く稜線。

手前に鳥首峠へ至る稜線。その右上に蕨山、棒ノ嶺、有間山が見える。

大持山の上には筑波山も見えていた。

10:15 登山再開。分岐から大持山はひと上り。樹林の間から富士山の頭が見えていた。

10:20 大持山に到着。ちょうど逆方向からも登山者がひとり到着した。

樹林の間から眺めた南西方向。長沢背稜の山々が並ぶ。

大持山からはルートが少し険しくなる。

露岩の手前はかなりの急登だが距離は短い。

10:35 眺めのきく露岩に出た。

南西側の眺め。左から三ツドッケ、大平山と七跳山、雲取山、真ん中あたりに日向谷ノ頭と酉谷山。右奥には和名倉山や三宝山も見えていた。

西側に見える両神山。雪はまったくないようだった。

露岩から少し進むと、武甲山がよく見えた。武甲山の右奥に赤城山や日光連山が見えていた。

小持山まで数人のハイカーとすれ違った。

11:00 小持山に到着。

山頂手前の樹間に眺めた北東方面。手前に二子山から武川岳、前武川岳、伊豆ヶ岳と古御岳と続く山並み。奥には堂平山など奥武蔵の山が連なる。

小持山から眺めた武甲山。

武甲山の左奥には御荷鉾山が見えた。榛名山や子持山なども幽かに見えていた。

小持山からシラジクボ峠まで、約200mの下りとなる。

凍結箇所はなく、順調に下った。

11:40 シラジクボ峠に到着。

嫁はお腹が減ったらしく、ぐうぐう聞こえるほどお腹が鳴っていた。

行動食を食べてから再スタート。

峠から武甲山山頂まで、今度は200m以上の上り返し。

いったん傾斜がゆるくなり、再び急登となる。

嫁は一定のペースでゆっくり上ってくる。

山頂手前の十字路から眺めた大持山と小持山。

山頂部の御嶽神社を通過。

12:20 武甲山山頂の展望台に到着。登山者が数名休んでいた。

私のポケットをくんくんかいで、ご主人に叱られていたわんちゃん。

北側に秩父の街並みを一望する。四方を山に囲まれていることがよく分かる。

北北東には大霧山や笠山など奥武蔵の山も見えた。

北西側には浅間山もよく見えていた。やはり積雪は例年よりも少ないようだ。

展望台から少し下りた東屋の横で昼食にした。

13:00 下山開始。山道は凍結もなく、歩きやすかった。

13:25 大杉を通過。

31丁目の木の洞に小さなお地蔵様が据えられていた。

ペースを守ってどんどん下った。

13:45 不動ノ滝を通過。社が新しくなっていた。

不動ノ滝から5分ほど歩くと林道に出た。

舗装された林道を下る。最後まで静かな山歩きが続いた。

14:05 駐車場に到着。十分な余力を持って、帰りの運転にのぞんだ。