2013年4月13日 土曜日
武甲山 縦走
1,304 m 8回目

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コースタイム
生川駐車場 7:05 ⇒ 妻坂峠 7:55 ⇒ 9:05 尾根の分岐 9:10 ⇒ 大持山山頂 9:15 ⇒ 9:30 露岩 9:40 ⇒ 10:00 小持山山頂 10:05 ⇒ シラジクボ峠 10:35 ⇒ 11:10 武甲山山頂 11:55 ⇒ 生川駐車場 13:15
6:45 生川 無料駐車場

7:05 駐車場を出発。久しぶりなので、ゆっくり歩くことを心掛けた。

今回は飲み物を少な目にしたので、ザックが軽かった。

7:55 妻坂峠に到着。後から男性ハイカーが追いついてきた。アンパンを食べてすぐ再スタート。

妻坂峠から標高差200mほどのキツイ上りが続く。いつも寒風にさらされる場所だが、風はおだやかだった。

尾根筋に出て傾斜がゆるくなると、前方に大持山と小持山の山頂尾根が見えてくる。

尾根の分岐の手前で男性ハイカーに追い抜かれた。

9:05 大持山の肩にあたる尾根の分岐に到着。遠くは少し霞がかかっていて、筑波山や東京のビル群は見えなかった。

南東方面。蕨山と有間山の間には棒ノ嶺も見える。相模湾はよく見えなかった。

5分ほど休んで大持山へ向かった。

雑木の間から見えた富士山の山頂部。まだ真っ白に冠雪している。

天気が良くて、思ったよりも暖かかった。

9:15 大持山の山頂に到着。写真を撮って、そのまま先へ進んだ。

他のハイカーが追いついてくる気配を感じたが、露岩へ先に着きたかったので、せっせと上った。

9:30 眺めのよい露岩に到着。

南西方面の眺め。左から川苔山、蕎麦粒山、三ツドッケ、大平山と七跳山、日向谷ノ頭と酉谷山。

西に見える両神山。

北西には浅間山。その右には四阿山も見えていた。

真っ白に冠雪した八ヶ岳も見えた。

10分ほど眺めを楽しんでから小持山へ向かった。樹林帯が切れると、武甲山が間近に見える。その右奥には、赤城山、日光白根山、男体山などがうっすら見えていた。

陽があまり当たらない斜面に雪が僅かに残っていた。

10:00 小持山の山頂に到着。ここまでに多くのハイカーとすれ違った。

山頂手前の樹間から眺めた北東方面。手前に二子山から武川岳、前武川岳と続く山並み。右には伊豆ヶ岳と古御岳。奥には堂平山など奥武蔵の山が連なる。

小持山山頂から見た武甲山。これから歩く登山道を境にして、右と左にくっきり色が分かれている。

左に御荷鉾山、その上には白根山、岩菅山、白砂山、榛名山、谷川連峰などが、うっすらと並ぶ。

アンパンを食べて、10:05 武甲山へ向かった。

峠までは約200m下る。ドロドロになった斜面もあったので、慎重に進んだ。

次々にハイカーとすれ違い、人の多いことに面食らった。

10:35 シラジクボ峠を通過。

峠から約220mの上り返しとなる。

せっせと急坂を上る。

背後に小持山が見えてきた。

登山道の脇で見かけたカタクリの花。ぽつんと一輪で咲いているのを2ヵ所で見かけた。

名前の分からない植物が群生していたが、山頂でも見かけた。後日調べたところ、「バイケイソウ」と分かった。食べられそうに見えるが、毒がある。

久しぶりの急登なので苦戦するかと思ったが、意外とすいすい上れた。

裏参道との合流点で振り返ると、大持山と小持山がよく見えた。

武甲山御嶽神社の鳥居をくぐり、山頂展望台へ。

11:10 山頂の展望台に到着。

北方面に見える秩父の街並み。この日は採掘工事の音がよく聞こえていた。

人が多くて落ち着けないので、写真を撮ってから下へ降りることにした。

山頂を少し降りた広場で、多くのハイカーが敷物を広げて食事にしていた。

我々も適当な場所に陣取って、カップラーメンとおにぎりの昼食にした。

11:55 下山開始。山頂からは約800mの下り。ゆっくりと、膝の状態を確かめながら進んだ。

12:25 大杉広場を通過。いつもと違って他のハイカーに抜かれて行くが、ゆっくりペースを維持した。

12:50 不動ノ滝を通過。午後になっても上ってくる人が多かった。

途中、熊よけ鈴を複数つけたハイカーに抜かれた。シャンシャンシャンシャン、園児の楽団みたいだった。

元旦にはまだあった事故車は、撤去されていた。

13:15 生川の駐車場に到着。付近の道路は路駐の車がずらり。これから出発する人も見かけた。
4時半起床、5時出発。生川の駐車場には6時45分到着したが、すでに車が何台も停まっていて、出発の準備をしている団体もいた。出足が早いな、と感じていたが、案の定この日はハイカーの姿がひじょうに多くて山頂は大賑わい。下山の際も上ってくるハイカーと何度もすれ違い、駐車場付近は路上駐車の車がいっぱい。人気のほどに少々驚かされた。朝から天気がよかったので、眺めを楽しみながら気持ちよく歩いて、心身ともにリフレッシュできた。ゆっくり目に歩いたので、疲れをそれほど感じず、膝も問題なかった。シーズン始めとしては予想以上に身体が動いたので、体力的な自信を得られた上に、ゴールデンウィーク登山へ向けてのよい調整になった。
帰りは芝桜のシーズンということもあって、秩父市内は渋滞していたが、2時間半の運転で帰宅。ひさしぶりの山は楽しかった。