2014年4月12日 土曜日

武甲山 縦走

1,304 m 9回目

 4時起床、4時半出発。現地には6時10分到着。今回は299号から生川へ向かったが、秩父側から入るよりも早いということが分かった。吾野を過ぎたあたりから、満開の桜がそこかしこで目についた。連休前のトレーニング登山のつもりで歩いたが、天気がよくて気温も丁度よいくらいだったので、思ったよりも快調に歩くことができた。途中、アカゲラやカケス、ミソサザイなど野鳥のさえずりが賑やかで、何とかカメラに収めたかったが、すべて撮り逃してしまった。武甲山の山頂はハイカーで大賑わいだったが、それ以外は比較的静かな山歩きが楽しめた。

 13時に現地を出て、15時過ぎには帰宅。若干歩き足りない気もしたが、帰宅してみると左膝に少し水がたまっており、やはり無理はできないと再認識した。

登山コースデータ
単純標高差 : 784 m
累積標高差 : 1,160 m
コース距離 : 9.7 km
標準コースタイム : 6 時間 25 分
歩行データ
総歩行時間 : 5 時間 10 分
総行動時間 : 6 時間 15 分

 コースタイム

生川駐車場 6:30 ⇒ 妻坂峠 7:20 ⇒ 8:40 尾根の分岐 8:50 ⇒ 大持山山頂 9:00 ⇒ 9:15 露岩 9:25 ⇒ 9:50 小持山山頂 9:55 ⇒ シラジクボ峠 10:25 ⇒ 11:00 武甲山山頂 11:40 ⇒ 生川駐車場 12:45

6:10 生川 無料駐車場

生川に到着。10台近くの車が停まっていた。

6:30 登山開始。同じ時間に出発した人たちは、全員逆回りでスタートしていた。

わずかに残った雪渓を進む。ほとんど腐れ雪で、踏み抜きに注意した。

7:20 妻坂峠を通過。

妻坂峠からは急な登りが続く。アカゲラが数羽いて、木をつつく音が鳴り響いていた。

いつもは強い風が吹き抜ける場所だが、この日はそうでもなかった。

尾根筋に出ると傾斜がゆるくなる。アップダウンの続く防火帯の道をしばらく進む。

防火帯の右はヒノキなどの植林で左は自然林。カケスの群れが騒がしかった。

分岐手前の坂を上る。トレーニングのつもりでせっせと上った。

8:40 鳥首峠と大持山との分岐に到着。

尾根の分岐は南東の眺めがよい。アンパンを食べて一休みした。

手前左に武川岳と前武川岳、中央右に伊豆ヶ岳と古御岳が並ぶ。武川岳の上は、ツツジ山から飯盛山、関八州見晴台へと続く稜線。

左手前は鳥首峠へ至る稜線で、真ん中には蕨山から有間山稜と続く稜線。その間に棒ノ嶺が見えている。

8:50 移動開始。

大持山へ向かう途中、樹間に見えた富士山。

9:00 大持山に到着。一息ついてそのまま先へ進んだ。

山頂の眺めは木々に遮られている。

尾根の東側斜面に雪がわずかに残っていた。

眺めのよい露岩手前の急登を上る。

何度来ても、この露岩からの眺めは素晴らしい。

左から三ッドッケ(天目山)、大平山と七跳山、雲取山、酉谷山と長沢背稜の山並みが続き、さらに唐松尾山、和名倉山(白石山)と続き、右奥には甲武信ヶ岳と三宝山。

北西方面の両神山。少し霞がかかっていた。

冠雪した八ヶ岳の山頂部も見えてきた。

9:25 逆回りのハイカーが2名やってきたので、入れ替わりで露岩を出発。小持山に向かう稜線から武甲山が見えた。

アップダウンを繰り返しながら進む。

9:50 小持山に到着。先客の中高年ハイカーが大きなカメラで風景写真を入念に撮っていた。

北側には武甲山。その左奥に御荷鉾山が見えたが、榛名山や子持山は幽かに見える程度だった。

東側の眺め。手前に二子山から武川岳へ至る稜線。右には伊豆ヶ岳と古御岳。その奥には奥武蔵の山並。

9:55 再びアンパンを食べて武甲山へ向かった。

上ってくるハイカーと何度もすれ違った。

前方に形のよい武甲山を眺めながらどんどん下る。

なだらかな防火帯を進む。

10:25 シラジクボ峠を通過。

峠から山頂までは約200mの上り返し。

嫁はちょっとバテ気味。背後は大持山と小持山。

御嶽神社を通って山頂へ。

11:00 武甲山山頂に到着。

山頂からの眺め①。遠くは少し霞がかかっていた。

山頂からの眺め②。すぐ下に石灰岩の採石場が見える。

左は浅間山、右は御荷鉾山。

採石場とミニチュアのような麓のコンビナート。

しばらく眺めを楽しんでから山頂展望台を後にした。

丸太小屋の横にある切り株で昼食。カップ麺のスープがいつにも増して美味しかった。

青空にバッテンを描く飛行機雲。

11:40 下山開始。ゆっくり行くつもりが、前後にハイカーがいたので自然とペースが上がった。

12:00 大杉広場を通過。団体ハイカーが休んでいたが、下りで多くの登山者とすれ違った。

不動ノ滝。谷筋にかなりの雪が残っていた。

12:25 舗装路に出る。ずっと放置されていた事故車2台は、共に撤去されていた。

12:45 駐車場に到着。足の筋肉は張っていたが、体力的には余裕があった。