2016年10月2日 日曜日

二子山・焼山

883 m 850 m 5回目

 5時起床、5時50分出発。芦ヶ久保には7時30分到着。いつものように「兵の沢コース」で焼山までピストンするつもりでいたが、橋が一部崩落のために通行禁止となっており、今回は「浅間神社コース」を歩いた。浅間神社までは急登の連続で、初めてということもあってか、とても長く感じた。予報はくもりで午後には雨の可能性もあると思っていたが、朝から青空が広がって結局一日晴れていた。気温が高くて上りで大汗をかいたが、立派なニホントカゲとアサギマダラを見ることができたし、登山者は少なくて気持ちよく歩くことができた。帰る前に道の駅に寄って武甲山の蜂蜜などを購入したが、道の駅周辺はバイク乗りなど大勢の人で賑わっていた。

 帰りの道はどこも混んでいたが、2時間ちょっとの運転で帰宅。ぐずついた天気が続いてモチベーションがなかなか上がらないが、とりあえず連休前のトレーニングにはなった。

登山コースデータ
単純標高差 : 573 m
累積標高差 : 925 m
コース距離 : 8.6 km
標準コースタイム : 4 時間 50 分
歩行データ
総歩行時間 : 5 時間 5 分
総行動時間 : 5 時間 40 分

 コースタイム

道の駅芦ヶ久保第二P 7:45 ⇒ 浅間神社 8:40 ⇒ 9:40 雌岳 9:45 ⇒ 9:55 雄岳 10:00 ⇒ 10:45 焼山 11:05 ⇒ 11:50 雄岳 11:55 ⇒ 雌岳 12:05 ⇒ 浅間神社 12:45 ⇒ 道の駅芦ヶ久保第二P 13:25

 

7:30 駐車場に到着。くもり予報なのに空は晴れ。

7:45 気分よく登山開始。

線路下のトンネルをくぐろうとしたら、橋崩落のため通行禁止。仕方ないので浅間神社コースで上ることにした。

こういうときに限って地図を忘れるという大失態。道標頼みの不安なスタートとなった。

矢印の方向へと進むと5分ほどで車道に出た。どこかに登山口があるだろうと山側へ進む。

すぐに登山口の道標が見えてホッとした。

富士浅間神社の鳥居をくぐって登山道へ。

いつもの兵の沢コースは途中から急登続きとなるが、浅間神社コースは最初から傾斜がきつかった。崩落気味に斜めになった道がしばらく続いた。

無風で気温も高かったので、延々続く急坂ですぐに汗だくとなった。

コース地図がなくて現状の位置が分からないため、余計急登が長く感じられた。浅間神社が見えた時は嬉しかった。

8:40 浅間神社に到着。

神社の裏にスペースがあって、小さな祠があった。

神社裏は北西側の展望がきいた。

両神山と二子山。

左に赤久縄山、真ん中あたりに西御荷鉾山、東御荷鉾山、城峯山が並んで見える。

浅間神社を過ぎるとしばらく下りが続いた。

ゆるやかにアップダウンする尾根道が続く。途中で兵の沢コースと合流すると思っていたが、知らない道が続いた。

キツイ傾斜が続き、まだ着かないのかと時計に何度か目をやった。

9:40 雌岳に到着。お腹が空いたので小休止しておにぎりを食べた。

9:45 雄岳へ向かう。いったん下って上り返す。

9:55 雄岳に到着。隣の展望ポイントから写真を撮った。

西側の武甲山。左側には大持山・小持山。右奥に見えるはずの両神山は雲に隠れていた。

浅間神社からは見えていた御荷鉾山と城峯山にも雲がかかっていた。

北側には掃部ヶ岳(かもんがたけ)や相馬山など榛名山の山並みが見えていた。

5分ほど眺めを楽しんで焼岳へ向かった。

途中で日向ぼっこをするニホントカゲを発見。黄金色に輝く、ほぼ成体の立派な個体だった。

焼山手前の急坂を上る。嫁を追い抜いて上から写真を撮っていると、スズメバチがきたので慌てて先に上った。

10:45 焼山(850m)に到着。後から上ってきた嫁が木に頭をぶつけたというので見てみると、頭皮から血が滲んでいた。

北東側には先ほどまでいた二子山がよく見えた。

西側には武甲山がますます近い。

どんどん削られていく武甲山の北側斜面。

山頂でカップ麺とおにぎりを食べて、11:05 下山開始。

焼山直下の急坂を下る。地面が湿っていて滑りやすかった。

復路では心地よい風が出てきた。

途中の樹間に見えた二子山。右奥の電波塔があるのは甲仁田山。

二子山手前の急坂を上る。

12:05 雌岳通過。ちなみに雄岳山頂で嫁が転倒。肘を擦りむいていた。

もう道が分かっていたので、復路は気がらくだった。

12:45 浅間神社を通過。下りはとても早く感じた。

浅間神社からは急な下りの連続。九十九折りにどんどん高度を下げていく。

花の蜜を吸っていたアサギマダラ。

13:15 浅間神社の鳥居まで戻ってきた。

線路下をくぐると、ちょうど西武秩父線の電車がやってきた。

林道を歩いて芦ヶ久保の道の駅へ向かう。

線路沿いの道を進む。嫁が登山口と道の駅の間のどこかで眼鏡を落としてしまい、しばらく探すが結局見つからなかった。

13:25 多くの人で賑わう道の駅に到着。武甲山の蜂蜜を買って帰路についた。