2020年11月15日 日曜日

伊豆ヶ岳 縦走

851 m 4回目

 4時起床、4時50分出発。正丸駅には6時15分到着。今回も電車で吾野駅まで移動して、東郷公園の紅葉を見てから吉田山、高畑山、古御岳、伊豆ヶ岳と縦走した。東郷公園の紅葉はピークまであと1週間という感じであったが、古御岳と伊豆ヶ岳の山頂手前では素晴らしい紅葉を楽しめた。子ノ権現から天目指峠の間はトレイルランナーとすれ違うことが多かったが、それ以外は静かな山歩きが続いた。2週間ぶりの山だったが、アップダウンの連続するコースを最後までしっかり歩くことができた。

 帰りは少し渋滞ぎみで川越の前からノロノロ運転が続いたが、17時過ぎには帰宅できた。

登山コースデータ
単純標高差 : 666 m
累積標高差 : 1,225 m
コース距離 : 13.2 km
標準コースタイム : 6 時間 45 分
歩行データ
総歩行時間 : 6 時間 50 分
総行動時間 : 8 時間

 コースタイム

吾野駅 7:05 ⇒ 東郷公園 7:25 ⇒ 7:55 秩父御岳神社 8:05 ⇒ 吉田山 8:25 ⇒ 9:55 阿字山展望台 10:00 ⇒ 子ノ権現 10:05 ⇒ 天目指峠 11:00 ⇒ 11:40 鉄塔 11:45 ⇒ 高畑山 11:55 ⇒ 12:35 古御岳 12:50 ⇒ 13:15 伊豆ヶ岳 13:50 ⇒ 大蔵山 14:15 ⇒ 馬頭観音 14:45 ⇒ 正丸駅 15:05

6:15 西武秩父線 正丸駅

コインパーキング(500円/24h)に駐車。前払い制で駐車券をフロントの見えるところに提示しておけばよい。

6時45分の西武秩父線の池袋・飯能方面行きで、2駅先の吾野駅へ移動した。

吾野駅を降りて線路沿いを西側へ進む。

法光寺の手前で線路沿いの狭い道に入る。

踏切で線路沿いから離れて車道を少し進み、吾野工業の敷地を入っていく。

道標に従って狭い路地を進む。

そのうち道は高麗川沿いとなり、途中、諏訪神社を通過する。

7:25 東郷公園 秩父御嶽神社

鳥居をくぐり、秩父御嶽神社の境内へ進む。

境内の紅葉は綺麗に色付いていた。

真っ赤なカエデ。

里宮会館前のカエデも見事に色付いていた。

石段を上がっていく。

東郷元帥像まで上がってきました。

東郷元帥の銅像附近は綺麗に紅葉していた。

朝陽を浴びて輝く紅葉。

温暖化の影響で綺麗な紅葉を見られなくなるのではないかと心配しているのですが、まだ大丈夫のようです。

赤を基調としたグラデーションが見事。

全体的に見頃まではもう少しという感じだったが、スポット的に見事な紅葉が楽しめた。

ちなみに例年11月20日前後に開催される「東郷公園もみじまつり」は、新型コロナの影響で今年は中止です。

工事中の東郷神社下で、立派なカメラを持った男性が熱心に紅葉を撮っていた。

東郷公園の紅葉は毎年来るだけの価値がある。歳を重ねたからだろうか、毎年同じコースを同じ時期に歩くのもよいものだと、最近は感じるようになってきた。

紅葉を楽しんだ後は、368段ある石段を上って本殿へ向かいます。

途中で便意を模様してトイレに寄った。小さいトイレマークを見逃すところでした。

さらに石段は続く。去年も来ているが、この長い石段のことをほとんど忘れていた。

7:55 秩父御嶽神社本殿

本殿に到着。早朝参拝している女性が1人いた。

ひと息入れた後、本殿の脇を通って裏手にある登山道へ向かいます。

登山道に入ると、平らな場所がないスロープが続いて脹脛が疲れた。

上り基調の小さなアップダウンを越えて進む。

8:25 木々に囲まれた吉田山を通過。

日陰の樹林帯が続き、苔に覆われた石や岩がたくさん見られた。

ちょっと迷った分岐。右の赤テープがある方へ進んだが、尾根筋が正解だった模様。

林道に出たが、いつもと雰囲気が違う。違う場所で林道に出たようだ。

方角さえ間違えなければ、いつもの場所で登山道に戻れるだろうと林道を先へ進む。

分かりづらい道標が出てきた。方角の合っている平坦な道を進んだが、ここでも間違えた模様。

左の尾根へ進むのが正解かもと感じていたので、尾根と方角に目を配りながら歩いた。

そのうち明らかに違う方角へ道がカーブを描き始めたので、少し戻って尾根に上がった。

尾根に上がるとすぐ赤テープが目についた。尾根に上がれる道をチェックしておいてよかった。

その後、何度か林業用の赤テープと作業道に惑わされた。何度か来ていてもこれだから、ある程度地図読みができないと迷ってしまうと思われる。

やっと車道に出た。後は車道に沿って行けば確実に子ノ権現に着く。

駐車場の手前から眺めた奥武蔵の山々。

9:55 阿字山展望台 (620m)

まずは阿字山展望台へ。

菓子パンなどを食べて休憩した。

阿字山展望台のカエデ。

展望台は東側の眺めがよい。

5分ほど休んで移動開始。鳥居の前の二本杉。推定樹齢は800年。

鳥居の後は山門をくぐる。

山門の後ろにひかえる赤い仁王像。

10:05 子ノ権現 天龍寺

新型コロナのリスクを避けるために、天龍寺は素通りして先へ進んだ。

天龍寺の見事なイチョウ。

天龍寺の脇を抜けて先へ進む。

境内裏手の眺めのよい場所へ向かう。

北側の展望がよく、奥武蔵の山々が並ぶ。

登山道に戻る手前で、古御岳と伊豆ヶ岳が見えた。

次のポイント、天目指峠(あまめざすとうげ)へ向かいます。

アップダウンを何度も繰り返して進む。

子ノ権現を過ぎてからは登山者よりもトレイルランナーと多くすれ違った。トレイルランナーが颯爽と駆けていくのを見ると、鍛えれば人間はここまでできるのだと刺激を受ける。

11:00 天目指峠に到着。

林道を横切り再び登山道に入る。

スポット的に鮮やかな紅葉が頭上で見られた。

前を行く妻は終始よいペースで上っていた。

ひたすら眺めのない樹林帯が続く。

鉄塔が見えてきた。

11:40 鉄塔跡は眺めがよいので、少し休憩することにした。他に5組ほど休んでいた。

5分休んで移動開始。振り返って眺めた鉄塔跡。

再び樹林帯を上る。

11:55 高畑山を通過。

いったん下って、古御岳へ向かう。

古御岳の上りにかかると、綺麗な紅葉が増え始めた。

紅葉を眺めながら、今日のコースで一番の急登を上る。

急斜面に見事な紅葉が広がっていた。

黄葉写真。

こちらの紅葉はグラデーション。

周囲の紅葉が素晴らしいのでなかなか先へ進めなかった。

そのうち首が痛くなってきた。

古御岳山頂手前の紅葉は見事でした。

前後に人がいなかったので、ゆっくり紅葉を撮ることができた。

紅葉の下を九十九折に上っていく。

12:35 古御岳 (830m)

古御岳に到着。山頂にはベンチと東屋がある。

空いているベンチでひと休み。東屋に女性ペアがいて、外人女性の話声がBGMのようだった。

12:50 最終目的地である隣の伊豆ヶ岳へ向かう。

鞍部まで下る。

そして上り返し。

しばらく上ると鮮やかな紅葉が目につき始めた。

伊豆ヶ岳の紅葉①

伊豆ヶ岳の紅葉②

紅葉の下を上っていく。

伊豆ヶ岳の紅葉③

伊豆ヶ岳の紅葉④

伊豆ヶ岳の紅葉⑤

伊豆ヶ岳の紅葉⑥

山伏峠との分岐あたりまでは見事な紅葉が続いた。

13:15 伊豆ヶ岳 (851m)

山頂部に出た。

とりあえず山頂標で記念撮影。

山頂は樹林に囲まれているが、西側の樹間に武川岳と武甲山が見えた。

座りやすい岩場に移動してカップ麺を食べた。思ったよりも登山者は少なかった。

誰かが(鬼滅の刃の)煉獄さんカラーと言っていたが、確かに赤・橙・黄の鮮やかなグラデーションだった。

下山前に自撮りに挑戦。

13:50 下山開始。

女坂が一部崩落につき、男坂へ向かう手前の迂回路から下った。

14:00 五輪山を通過。

どんどん下る。

泣き坂のルートで下るつもりだったが分岐を見逃す。通行止とあった道がそうだったようだ。崩落でもしているのだろうか。

長岩峠から少し戻って大蔵山の分岐から正丸駅方面へ下った。

後はひたすら下るだけ。

かめ岩とふたご岩を通過してどんどん下る。

泣き坂ルートと合流する渓流沿いまで下ってきた。特に通行止の表示はなかったので、泣き坂ルートは下りでは使わないということだろうか。

14:45 馬頭観音の横を通って車道に出た。

前を軽装の外国人グループが歩いていた。

集落の紅葉を眺めながらのんびり正丸駅へ向かった。

線路下をくぐれば駅はすぐ。

駅前の階段を上る。

15:05 正丸駅に到着。紅葉を楽しみながらしっかり歩くことができた。