2013年12月29日 日曜日
川苔山
1,363 m 2回目

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コースタイム
鳩ノ巣駅P 8:00 ⇒ 8:45 大根ノ山ノ神 8:50 ⇒ 9:50 大ダワ 9:55 ⇒ 舟井戸 11:05 ⇒ 11:30 川苔山 12:15 ⇒ 12:30 曲ヶ谷北峰 12:35 ⇒ 舟井戸 12:50 ⇒ 大ダワ 13:35 ⇒ 大根ノ山ノ神 14:15 ⇒ 鳩ノ巣駅P 14:45
7:20 鳩ノ巣駅 無料駐車場

鳩ノ巣駅に到着。無料駐車場はトイレ完備。

駐車場横の道をそのまま進んだが、途中で間違っていることに気づいて引き返した。

8:00 駐車場まで戻って再スタート。駅側の坂を上がって、集落内の狭い生活道を上って行く。

けっこうな急坂が続く。

8:10 登山道へ入った。

最初は緩やかな坂が続いた。

スギとヒノキの植林帯を進む。「伐採注意」の標示があり、「合図で進め」とも書かれてあった。

8:45 地図にない林道に出たと思ったら、分岐のある「大根ノ山ノ神」だった。

道標に従って大ダワ方面へ。植林帯は枝打した木が散乱していて、少し歩きづらかった。

大ダワとコブタカ山の分岐を過ぎてから、しばらくは雪があったりなかったりした。

陽があまり当たらない場所は積雪が多かった。

9:30 チェーンスパイクを装着。

雪のない所も多くて、この後、3度着脱を繰り返した。

途中、北側に川苔山が見えた。下から見た感じでは、あまり雪はないように思えた。

雪道を歩くことは稀なので、歩くだけで楽しい。

陽がよくあたる場所は雪が融けていた。

足元の状況が変わるので、今回は着脱のしやすいチェーンスパイクがとても役に立った。

9:50 大ダワに到着。今回は鋸尾根ではなく、桟橋崩落で以前は通れなかった迂回路を行くことにした。

最初の桟橋。下は断崖絶壁だった。

まだまだ桟橋は続く。

落葉が桟橋の上に積もって、歩きづらい箇所もあった。

嫁は凍結した桟橋を慎重に歩くが、ゆっくり過ぎてかえってバランスを崩すように思えた。

分岐を通過すると上りがきつくなる。迂回路なのに鋸尾根を行くよりも時間のかかると感じた。

11:05 やっと舟井戸に到着。尾根は雪が深かった。


山頂付近は雪がたっぷりあって、テンションが上がった。

山頂手前の上りは一番雪が深かった。

11:30 山頂に到着。先客が5~6名いた。

開けている西側の眺め。左奥に雁腹摺山、小金沢山、大菩薩嶺、その手前に六ツ石山、ほぼ真ん中に鷹ノ巣山、さらに高丸山、大洞山、雲取山、天祖山、芋ノ木ドッケと続く。

樹林の間から富士山がくっきり見えていた。

南側の樹間には丹沢山地が見えた。左奥から大山、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸、大室山と続く。左手前は大岳山で、右は御前山。御前山の手前は本仁田山。

山頂は風がなくて快適だった。ベンチでゆっくりカップ麺とおにぎりを食べた。

山頂を下りる前に記念撮影。

12:15 下山開始。雪を踏む音が心地よかった。

北側が見えないかと思い、曲ヶ谷北峰へ向かうことにした。

山頂部の隣に筑波山が幽かに見えていた。

鞍部から少し上ると北西側がよく見えた。

左から三ツドッケ、大平山、蕎麦粒山、日向沢ノ峰と続く。

曲ヶ谷北峰へ向かう道は踏み跡が少なく、赤杭(あかぐな)尾根との分岐の先はラッセルに近い状態になった。

嫁は分岐で待つと言うので、独りで先へ進んだ。12:30 曲ヶ谷北峰らしき場所に到着。

北側がなんとか見えた。真ん中やや左は武甲山。その奥に谷川連峰や赤城山、日光連山などが並んでいた。

左から岩菅山、白砂山、真ん中に榛名山、木の枝の右に仙ノ倉山、万太郎山、谷川岳と続く谷川連峰。右端手前は武甲山で、岩菅山の手前は東御荷鉾山。

武甲山の左側。左端に下津川山、さらに武尊山、至仏山、赤城山、燧ケ岳と続く。

北北東には日光連山。左から日光白根山、太郎山、男体山、女峰山。

12:35 北側の写真を撮って、今度こそ下山開始。

赤杭尾根を下るつもりだったが、倒木で通行止との表示があったので来た道を戻った。12:50 舟井戸を通過。

迂回路は時間がかかったので、今度は鋸尾根へ。

鋸尾根から丹沢山系や大岳山が見えた。

大岳山と丹沢山地。大岳山の左は奥ノ院。檜洞丸と大室山の手前は鋸山。

鋸尾根の東側につけられた道を進む。

鋸尾根はアップダウンが続き、なかなか険しかった。

大ダワの手前は急な下りが続いた。

大岳山の左側には御岳山や日の出山が見えていた。

13:35 大ダワを通過。チェーンスパイクを早く外し過ぎたが、そのまま歩いた。

大ダワから20分ほど歩くと雪のない樹林帯となった。

14:15 大根ノ山ノ神を通過。下りはほとんど休まなかった。

登山道から舗装道へ。下りは早く感じた。

登山道から舗装道へ。下りは早く感じた。

線路を越えて、14:45 駐車場に到着。今年の登り納めも楽しい山行になった。
5時起床、5時40分出発。鳩ノ巣には7時20分到着。駐車場から登山口への道がよく分からず、最初は間違った道を行ってしまった。登山道は途中から雪道になったが、日の当たる場所や風のない場所は雪がなくて、チェーンスパイクを何度も着脱しながら歩いた。山頂付近は雪が深く、曲ヶ谷北峰へ向かう道は踏み跡も少なくて半分ラッセルしながら歩いた。靴が中まで濡れてしまったが、何だかとても楽しかった。年末なのでハイカーの姿は少なくて、静かな山歩きが続いた。
帰りの道路は混んでおらず、2時間弱の運転で帰宅。前回同様に雪山ハイクを楽しんで、冬山登山への意欲が湧いてきた。