2014年12月7日 日曜日

川苔山

1,363 m 3回目

 4時起床、4時35分出発。鳩ノ巣駅の駐車場には6時15分に到着した。寒波の影響で相当の寒さを覚悟していたが、風がほとんどなかったので、それほどでもなかった。積雪もなく、終始快調に歩くことができた。疲れもなかったので、山頂の眺めを楽しんで食事を済ませたら、さっさと下山を開始した。ハイカーの姿も少なくて、静かな山登りを楽しめた。

 奥多摩渓谷駅伝競走大会の影響で、青梅市周辺の道路は混んでいたが、2時間ほどの運転で帰宅できた。15時前に帰宅したのでゆっくりする時間があり、1日が長く感じられた。

登山コースデータ
単純標高差 : 1,063 m
累積標高差 : 1,335 m
コース距離 : 13.3 km
標準コースタイム : 5 時間 35 分
歩行データ
総歩行時間 : 5 時間 35 分
総行動時間 : 6 時間 10 分

 コースタイム

鳩ノ巣駅P 6:40 ⇒ 大根ノ山ノ神 7:35 ⇒ 大ダワ 8:35 ⇒ 舟井戸 9:35 ⇒ 10:00 川苔山 10:30 ⇒ 10:40 曲ヶ谷北峰 10:45 ⇒ 舟井戸 10:55 ⇒ 大ダワ 11:40 ⇒ 大根ノ山ノ神 12:20 ⇒ 鳩ノ巣駅P 12:50

6:15 鳩ノ巣駅 無料駐車場

6:40 駐車場を出発。先に出た登山者や準備中の人もいて、人が多いという印象だった。

10分ほど急勾配の舗装路を上って棚沢の集落を抜け、登山口へ入った。

ゆるやかに樹林帯を上って行く。

7:35 大根ノ山ノ神に到着。林道との交差点に大山津見神の祠がある。

大ダワへつながる真ん中の杉ノ殿尾根へ進む。

林道を右へ行くと舟井戸に通じる。

杉ノ殿尾根と呼ばれるだけあって杉の植林帯が続く。途中、コブタカ山への分岐を左に分けて進んだ。

8:10 コナラの落ち葉が敷きつめられた明るい樹林帯に入った。カサカサと足元の音が心地よかった。

積雪はまったくなかったが、霜柱が高く綺麗に並んでいるのを何度か見かけた。

大ダワまではゆるやかで単調な上りが延々続く。

樹林帯が開けて北側に鋸尾根が見えた。真ん中あたりに見えるのが川苔山と曲ヶ谷北峰と思われる。

8:35 大ダワに到着。尾根に出て少し風を感じたが、それほど強くはなかった。

迂回路ではなく、急登の鋸尾根へ進んだ。

しばらく上って背後(南東側)を振り返ると、朝陽に輝く相模湾が見えた。横浜ランドマークタワーも確認できた。

南側にはコブタカ山(中央)と本仁田山(右)。左奥には奥ノ院(御岳山)と大岳山も見える。

急坂を上り切った後もアップダウンが続く。

途中、ルートを外れて険しい岩場に出たので、少し引き返した。

鋸尾根のアップダウンもよいペースで歩けた。

高度が上がって、大岳山の向こうに丹沢山地が見えた。

10:55 舟井戸を通過。ここまで来ても積雪はなし。歩きやすいが、少し残念な気もした。

上ってゆく途中で、今朝我々を追い抜いていったハイカー2組とすれ違った。

登山道が交差する肩を通過して山頂へ。

10:00 誰もいない川苔山に到着。

まずはベンチにカメラを置いてタイマー撮影した。

樹林の間から富士山がくっきり見えた。

富士山のアップ。手前は三頭山。

富士山の左、南方面には丹沢山系。左端に大山、大岳山を手前に挟んで、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸、大室山と続く。右手前は御前山で、さらに前の黒い影は本仁田山。

西側の眺め。左奥から雁腹摺山、黒岳、小金沢山、大菩薩嶺と続き、その手前に六ツ石山、ほぼ真ん中に鷹ノ巣山、高丸山、大洞山、雲取山、天祖山、右奥に芋ノ木ドッケと続く。

天祖山と芋ノ木ドッケの左には、滝谷ノ峰、酉谷山、三ツドッケ、大平山と長沢背稜の山々が連なる。

写真を撮って眺めを楽しんでから、ベンチでカップ麺とおにぎりを食べた。

時間と共にハイカーの姿が増えてきた。10:30 山頂を後にした。

前回と同じように、前方に見える曲ヶ谷北峰に寄って帰ることにした。

赤杭(あかぐな)尾根への分岐を通過。

10:40 曲ヶ谷北峰に到着。

樹林の切れ間から見えた北西方面。左から芋ノ木ドッケ、滝谷ノ峰、三ツドッケ、大平山、蕎麦粒山と続く。いつか蕎麦粒山から三ツドッケまで歩いてみたい。

北側には見えた武甲山。その左奥には榛名山が見えていた。

北東側の眺め。左手前に蕨山、その右上に伊豆ヶ岳、その向こうには丸山、笠山、堂平山など奥武蔵の山々が並ぶ。

10:45 今回は曲ヶ谷北峰から赤杭尾根方面へ進んでみた。

赤杭尾根と舟井戸の分岐を示す道標はなかったが、たぶんここだろうと防火帯の方へ。

踏み跡が見当たらないので、適当に歩きやすいところを選んで急坂を下った。

10:55 舟井戸に到着。

迷った末に、復路は鋸尾根ではなく巻き道へ。樹林帯をどんどん下った。

大根ノ山ノ神との分岐を分けた後は、上り基調が続いた。

足元に気をつけて、落ち葉で埋もれた桟橋を通過する。

落ち葉が積もって足元が見えないので注意して進んだ。

11:40 大ダワを通過。コブタカ山への分岐を分けて大根ノ山ノ神へ下った。

疲れもなかったので、ゆるやかな下りを快調に進んだ。

12:20 大根ノ山ノ神に到着。林道を横切って再び登山道へ入る。

棚沢集落近くまで下ると紅葉が少し残っていた。

棚沢集落が見えてきた。

道路脇に綺麗な紅葉が残っていた。

12:50 鳩ノ巣駅の無料駐車場に到着。