2019年4月28日 日曜日

三ツドッケ

1,576 m 2回目

 3時半起床、4時出発。現地には6時5分到着。10連休中はどこも混むだろうと思い、人気の場所は避けたのだが、東日原につくと駐車場は残り数台で、15分遅ければ満車で停められなかった。もっとも登山者の多くは鷹ノ巣山方面へ向かったらしく、この日は終始静かな山歩きが楽しめた。天気もよかったので、山頂とハナド岩から奥多摩の素晴らしい眺めを楽しめた。4月前半の旅行疲れで、完全に運動不足の状態だったので、歩き始めは身体が重く、下りでは左膝が痛くなってしまった。帰宅後に見てみると左膝に水が少し溜まっており、膝まわりの筋肉強化をする必要を感じた。

登山コースデータ
単純標高差 : 956 m
累積標高差 : 1,140 m
コース距離 : 12.5 km
標準コースタイム : 6 時間
歩行データ
総歩行時間 : 6 時間 5 分
総行動時間 : 7 時間 10 分

 コースタイム

東日原駐車場 6:30 ⇒ 8:55 一杯水避難小屋 9:00 ⇒ 9:30 三ツドッケ 10:00 ⇒ 10:30 ハナド岩 11:00 ⇒ 一杯水非難小屋 11:35 ⇒ 東日原駐車場 13:40

6:05 東日原 有料駐車場

さすがに10連休中ということで朝から車が多く、身支度しているうちに満車となった。

6:30 登山スタート。集落から登山道へ。

最初から急坂が続くが、九州遠征以来ほとんど身体を動かしていなかったので、歩きだしは身体が重たかった。

コース上は倒木が多かった。集中豪雨で地盤が緩み、強風に対する樹木の耐性が低くなっているのかもしれない。

ゆっくりペースを維持しながらひたすら上る。

8時をまわると尾根沿いの道となり、前方の樹間に長沢背稜が見えてきた。

登山道脇に咲いていたツツジ。

長沢背稜が見えてから非難小屋まで、いつもよりも長く感じた。

8:55 一杯水非難小屋に到着。ベンチで小休止した。

非難小屋からは再び急坂が続く。

小ピークを越えてさらに進む。

山頂直下の急登にかかる。ここまで来ればもうひと上り。

9:30 三ツドッケ (天目山) 1,576m

三ツドッケに到着。山頂には誰もいなかった。

北東方面。左から武甲山、小持山、大持山など奥武蔵の山々。

武甲山の左奥には、(左から)武尊山、赤城山、日光白根山、男体山なども見えていた。

東側の有間山。左奥には筑波山が幽かに見える。

東南東には蕎麦粒山(左)と川苔山(右)。

南側。左から本仁田山、大岳山、御前山、六ッ石山、三頭山。奥には丹沢山地もよく見えた。

御前山と丹沢山地のアップ。

360度の眺めを楽しみながら、しばし休憩。背後の南南西には鷹ノ巣山などの石尾根と富士山が見える。

富士山はくっきり見えていた。

西側。左から鷹ノ巣山、日蔭名栗山、高丸山、七ッ石山、真ん中右に雲取山、さらに芋ノ木ドッケと白岩山と続く。

山頂の北西側に少し下ると、樹間に浅間山が見えた。

北側の大平山の右奥に谷川連峰も見えていた。

谷川連峰のアップ。真ん中あたりが仙ノ倉山、その右には万太郎山、谷川岳、白毛門などが並ぶ。左は白砂山かな。

10:00 北西側に降りて、ハナド岩へ向かった。

5分ほどで三ツドッケの巻き道と合流。

平坦で歩きやすい長沢背稜を進む。

10:30 ハナド岩

ハナド岩に到着。ここも貸切状態だったので、のんびり休めた。

ハナド岩から眺めた南側。手前に左から大岳山、御前山、重なるように石尾根と続き、奥には丹沢の山々がずらり。

南南西には石尾根と富士山。富士山の右手前は鷹ノ巣山。

西側の雲取山と芋ノ木ドッケ。

北西側には酉谷山(真ん中左)と長沢背稜も見えた。

救急ヘリが、何かを探すようにタワ尾根付近を行ったり来たりしていた。

11:00 ハナド岩を出て下山開始。

三ツドッケの巻き道を進んで、一杯水避難小屋へ向かう。

途中の樹間に見えた富士山。

11:35 一杯水避難小屋を通過。登山者が数名休んでいた。

下りは身体が動いて快調なペースで歩けた。

花の時期には早いが、オヤマリンドウが咲いていた。

樹間に見えた大岳山。

山腹につけられた登山道を進む。足場はしっかりしているが、落ちたら大変危険。

気分よく歩いていたのだが、途中から左膝に鈍痛が出てきてペースダウンした。

道をふさいだ倒木。これが何気に疲れる。

九十九折の植林帯をどんどん下る。

民家に出た。下りではほとんど他の登山者に会わなかった。

13:40 駐車場に到着。最後は少々疲れたが、久々にしっかり歩いてよい運動になった。