2019年5月26日 日曜日
小川谷林道
サンショウウオ探し
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コースタイム
東日原駐車場 7:05 ⇒ 小川谷林道入口 7:50 ⇒ 9:00 滝上谷橋付近の渓流 11:15 ⇒ 小川谷林道入口 12:10 ⇒ 東日原駐車場 12:50
7:05 東日原 有料駐車場
駐車場を出発。集落を歩いて日原鍾乳洞方面へ向かう。
道路わきの石垣に綺麗な花が何種類も咲いていた。
左手に稲村岩を見ながら集落を抜ける。
7:30 小川谷橋を渡り、二股路を右へ。ここから小川谷沿いの道となる。
10分ほどでウトウノ頭へ向かう登山口となる一石山神社。近くの駐車場に車が数台停まっていた。
日原鍾乳洞へ降りる階段を過ぎると、左の山側に大きな燕岩が見えてきた。
日原燕岩洞門を通過する。
日原鍾乳洞の有料駐車場が洞門の先にもあった。
龍岩の洞穴に置かれた石地蔵。
7:50 舗装路が終わり、ダートの小川谷林道へ入る。
削られた岩の下を通る。ゲートで車は入れないようになっていたが、その手前の路肩に車が何台か停められていた。
青々とした緑に囲まれた道を進む。この日は5月とは思えない暑さで、熊谷はもちろん、北海道でも35度を超える場所が出ていた。
何度も見かけたミスジチョウ。
8:00 日原浄水所を通過。
アゲハ蝶サイズの青紫がひらめく蝶を見かけたが、国蝶のオオムラサキだったと思われる。写真で見るよりずっと綺麗だった。
なかなか羽を広げてくれなかったサカハチチョウの春型。夏はまるで違う斑紋になる。
林道に転がる大きな岩。落石対策はかなりしてあるが、車が入れるようになることは当分ないようだ。
途中、林道脇にモノレールと小屋があった。
橋を通過したが、支流は枯れ沢になっていた。沢に降りられそうな場所を探してさらに進む。
9:00 滝上谷橋に到着。支流に降りられそうだったので、橋の脇から沢に降りた。
渓流には流れの緩やかな場所もあったので、このあたりを探してみることにした。
苔岩は滑りやすいので慎重に渓流を遡行する。
適当な場所の石をひっくり返していると、すぐに嫁がサンショウウオを見つけたが、まんまと逃げられた。その後、私も2匹見つけたが、思いのほか泳ぎが上手でことごとく逃げられてしまった。
石の下からサンショウウオではなく、沢蟹が出てきた。
サンショウウオには逃げられ続けていたが、沢蟹の登場で元気が出た。
ついにサンショウウオの捕獲に成功。何度も見失ったが、時間をかけて執念で追い詰めた。最後は逃げ場をふさいでいた嫁が捕まえた。
網はないし、捕まえるのは難しいかな、と思い始めていた矢先だったので、二人とも捕獲に大喜びした。
ハコネサンショウウオの幼体。成体に近い大きさなので、越年した個体のようだ。
奇形か、捕食者にやられたのか、左の後ろ足が根元からなかった。
ハコネサンショウウオを見つけた場所。手でもって顔の写真を撮ろうとしたら、飛び跳ねて川に逃げてしまった。
大満足でサンショウウオの探索を終えた。ブヨにこめかみを2ヵ所食われたが、目的は果たした。
11:15 林道に戻る。後で調べてみると、サンショウウオの鑑賞ポイントは、もっと先にあったようだ。
帰る頃にはますます気温が上がって、完全に夏山のようだった。
緑の森林浴を楽しみながら歩を進める。
往路でも見かけたアサギマダラ。
通行止のゲートに到着。ここまで来ると車道は近い。
車道に出ると、奥の駐車場まで鍾乳洞見学の車で埋まっていた。
日原燕岩洞門を通過する。
日原鍾乳洞付近は観光客でにぎわっていた。
小川谷橋は鍾乳洞へ向かう車で渋滞気味になっていた。
12:50 東日原の駐車場に到着。早い時間だったので、渋滞もなくスムーズに帰ることができた。
4時半起床、4時55分出発。東日原には6時50分到着。運動不足が続いているので、山登りではなく奥多摩のサンショウウオ探しに出かけることにした。小川谷林道を歩いた先の渓流という情報しかなかったが、適当な場所で探してみたところ、目論見どおりハコネサンショウウオの幼体を捕獲観察することができた。成体が渓流に出てくる産卵期には少し遅かったので、幼体しか見つけることはできなかったが、場所を含めた不確定要素が多かっただけに、サンショウウオが発見できただけで嬉しかった。
帰宅後、地図上でサンショウウオを探した渓流の場所を調べてみると、他の人のサイトにあった探索ポイントとは違うらしいと分かった。もっと探しやすい場所が林道の先にあるようなので、次回はそちらも探してみたいと思う。