2012年8月19日 日曜日
武川岳 縦走
1,052 m 3回目

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コースタイム
芦ヶ久保駐車場 5:25 ⇒ 7:05 二子山(雄岳) 7:10 ⇒ 7:55 焼山 8:05 ⇒ 蔦岩山 8:55 ⇒ 9:15 武川岳 9:25 ⇒ 前武川岳 9:40 ⇒ 山伏峠 10:25 ⇒ 11:10 伊豆ヶ岳 11:35 ⇒ 古御岳 11:55 ⇒ 高畑山 12:25 ⇒ 12:45 中ノ沢ノ頭 12:50 ⇒ 天目指峠 13:10 ⇒ 愛宕山 13:55 ⇒ 14:10 子の権現 14:15 ⇒ 吾野駅 15:45
5:05 道の駅 果樹公園あしがくぼ 第2駐車場

5:25 駐車場を出発。

沢沿いの道を歩く。春には聞こえたミソサザイの鳴声はまったく聞こえなかった。

沢沿いから外れてひと上りすると尾根筋に出る。気持ちのよい風が吹いていた。

二子山の手前は滑りやすい急坂が続く。補助ロープを使いながら、汗だくになって上る。

6:55 二子山の雌岳に到着。

そのまま鞍部へ下る。

雄岳へ上り返す。

7:05 二子山の雄岳(882.7m)に到着。覚悟していた虫は案外少なくて一安心。

近くの見晴のよい場所に移動して武甲山をのぞむ。山頂部に少し雲がかかっていた。

5分休憩してから焼山へ向かう。

大きく下った後は、小さなアップダウンが続いた。

焼山へ向かう最後の急登をせっせと上る。この日の嫁は終始よいペースで歩いていた。

7:55 焼山(850m)に到着。残念ながら両神山はうす雲がかかっていて見えなかった。

さきほど通過した二子山をバックに。

西側の眺め。うす雲で遠望はきかず。武甲山の頭にも雲がもくもくと湧き出ていた。

北東側。中央は越えてきた二子山の双耳峰。

10分ほど休んでから先へ進んだ。

いったん急坂を下って、蔦岩山まで200m以上の上り返しとなる。

思ったよりも上りが続く。いつもと逆回りなので、初めて歩くルートのようだった。

そのうち南東方面が開けて、伊豆ヶ岳と古御岳が見えた。

8:55 蔦岩山(1,004m)を通過するとなだらかな稜線歩きが続く。少し空が暗くなってきたので、天気が心配だった。

9:15 武川岳に到着。

展望はいまひとつ。ここまで1人の登山者とも会わなかったが、後から2人上ってきた。

10分休んで前武川岳へ。

9:40 前武川岳(1,003m)を通過。

武川岳から山伏峠までは、450m以上下る。膝の状態を確かめながら、慎重に下った。

樹林帯が切れると正面に伊豆ヶ岳が見えた。トレランの夫婦とすれ違ったが、急坂を駆け上っていた。

再び樹林帯に入ってどんどん下る。

10:25 山伏峠に到着。車が行き交う林道を横切り、再び登山道へ。

峠から伊豆ヶ岳までは約250mの上り返しとなる。ここが正念場と思いつつひたすら上る。

時折スズメバチが周囲を旋回していた。大きなアブも見かけたが、ハッカスプレーの効果を信じて進む。

何本もの樹が一緒に倒れていた。

下りてくるハイカーとすれ違うことが多くなり、山頂が近いと分かった。

11:10 ハイカーでにぎわう伊豆ヶ岳(850.9m)に到着。

食事にしたが、スズメバチがしつこくて怖かった。

樹木が茂って山頂の展望は限られていた。西側に前武川岳と武川岳が見えた。

11:35 山頂を後にした。古御岳へ続く鞍部まで100mほど下り、80mほど上り返す。

途中でおじさんハイカーに声を掛けられ、芦ヶ久保から来たと言うと、「そりゃ大したもんだ」と繰り返し褒められた。11:55 古御岳を通過。

小さなアップダウンを何度も繰り返しながら、高度を下げて行く。

12:25 高畑山(695m)を通過。ルートを相談している4人組のおじさんがいて、この後 抜きつ抜かれつした。

12:45 中ノ沢ノ頭(622.7m)で小休憩。にぎやかなおじさん4人組をやり過ごして再スタート。眺めの乏しい樹林帯をひたすら進む。スズメバチ注意の標識を度々見かけた。

13:10 天目指峠(あまめざすとうげ 475m)に到着。

林道を横切り、再び登山道へ入る。

峠からの上りはきつかった。偽ピークが多くて、まだ上るの? という坂に何度も出くわした。

諦めの心境で200m上り返し、13:55 やっと愛宕山の山頂に着いた。

愛宕山からしばらく下ると子の権現に続く林道に出る。途中で見晴らしのよい場所に寄った。

北西側の眺めがよく、中央に古御岳と伊豆ヶ岳、左奥には武川岳、右奥には二子山と、歩いてきた山々が一望できた。

北側には奥武蔵の山並み。

14:10 子の権現(天龍寺)を通過。参拝客の姿をちらほら見かけた。

鳥居付近のベンチで休憩。自販機で買ったCCレモンが美味かった。二本杉をカメラに収めて先へ進んだ。

駐車場を抜けた車道から奥武蔵の素晴らしい眺めが広がっていた。

いつの間にか空は晴れ渡り、東京のビル群もくっきり見えていた。

車道から再び山道に入る。

記憶と異なり、けっこう急な下りが続いた。

山の悪鬼を子の聖が退治したと云われる「降魔橋」を過ぎると、アスファルトの林道となる。

ニホントカゲの成体が林道で日向ぼっこをしていた。尻尾を自切してから間もないようだ。

14:55 浅見茶屋を通過。

さすがに疲労を感じ始め、特に足の裏が痛かった。

15:15 マムシ発見。ストックで行先を遮るが、素早い動きであっという間に逃げ去った。

15:25 東郷神社を過ぎて国道299号に出た。

国道沿いの脇道に入って吾野駅へ向かう。

線路沿いに出て、15:45 吾野駅に到着。

15:57 の電車に乗車。乗って芦ヶ久保駅には 16:15 到着。

16:15 芦ヶ久保駅に到着。上から眺めた道の駅の第1駐車場は車で一杯。

近くの横瀬川では子どもたちが遊んでいた。16:25 駐車場に到着。
2時半起床、3時40分出発。川越から299号を走り、芦ヶ久保の道の駅には5時過ぎに到着した。武川岳までは1人の登山者とも会うことはなく、静かな山歩きが楽しめた。伊豆ヶ岳までは快調なペースで進み、あとは下り基調が続くと楽観していたが、天目指峠からの上り返しが思いのほか大変だった。最後はアスファルトの林道歩きで足が棒のようになってしまったが、ニホントカゲやマムシを見つけて元気が出た。ここ数日不安的な天気が続いており、午後からの雷雨を心配していたが、くもりがちの天気も昼頃からは青空が広がり始め、下山する頃にはまさかの快晴となった。
帰りも299号を使い、川越付近でのろのろ運転が続いたものの、2時間ちょっとの運転で帰宅。アップダウンの多いロングコースだったが、間近に迫る北アルプス登山へ向けてのよいトレーニングとなった。