2012年4月1日 日曜日

筑波山

877 m 7回目

 開花が遅れた梅林がまだ見頃ということで、2年ぶりに筑波山へ出かけた。5時起床、5時25分出発。現地には7時前に着いた。今回も白雲橋コースで上り、下りはケーブルカーを利用した。富士山は見えなかったものの、女体山山頂からの眺めは抜群だった。この日は、筑波山神社の例大祭にあたる御座替祭が行われており、境内は多くの人で賑わっていた。[御座替祭とは、筑波山山頂にある本殿の神衣祭(神様の衣替え)、拝殿で行われる奉幣祭、氏子地域を御神輿が練り歩く神幸祭の三つのお祭りの総称]

 下山後に梅林で花見を楽しんだ。白梅は満開、紅梅は散り始めといった感じで、まだしばらくは花見を楽しめそうだった。13時前に帰宅できたので、一日がひじょうに長く感じられた。

登山コースデータ
単純標高差 : 647 m
累積標高差 : 680 m
コース距離 : 4.5 km
標準コースタイム : 3 時間
歩行データ
総歩行時間 : 2 時間
総行動時間 : 2 時間 55 分

 コースタイム

市営第三駐車場 7:10 ⇒ 筑波山神社 7:20 ⇒ 分岐 7:30 ⇒ 8:20 弁慶茶屋跡 8:25 ⇒ 8:50 筑波山(女体山) 9:05 ⇒ 9:15 御幸ヶ原 9:40 ⇒(ケーブルカー)⇒ 筑波山神社 9:50 ⇒ 市営第三駐車場 10:05

 

いつものように市営駐車場を利用。

途中の車道で、神幸祭の御神輿を見かけた。

白雲橋コースで女体山を目指す。

今回も膝の調子を確かめながら慎重に上った。

白蛇弁天を通過。

巨岩がごろつく登山道を進む。

山深い雰囲気があって心地よい。

1時間足らずで弁慶茶屋跡に到着。前にはなかった丸太のテーブルとベンチが設置されていた。

弁慶茶屋跡からの眺め。

茶屋跡から少し進むと、並んでいた大杉の一本が切られていた。

調べると、去年9月の台風15号でなぎ倒されてしまい、弁慶茶屋跡のベンチ類はこの倒木を利用したものと判明。

切株の年輪に目盛りが付けられ、「ペリー来航」とか「天明のききん」とか書かれていた。樹齢は300年を超えるようだ。

「弁慶七戻り」から奇岩が続く。

母の胎内くぐり。

出船入船。

積雪はもうなかったが、水たまりに氷が張っていた。前方に女体山の山頂部が見えてきた。

北斗岩。

大仏岩。

山頂直下の急登を上る。濡れていると滑りそうな岩が続いていた。

8:50 女体山の山頂に到着。なかなかよいペースで登れた。

北側の加波山。山頂はほぼ360度の素晴らしい眺めが広がっていた。

南東の眼下には筑波山ロープウェイのつづじヶ丘駅。その向こうの稜線上には表筑波スカイラインが延びている。

南側。左は、つくばねゴルフ場。

西側には筑波山のもうひとつの頂、男体山。

まだハイカーの姿は少なかったので、存分に山頂の眺めを楽しんだ。

眺めを十分楽しんでから、御幸ヶ原へ向かった。

途中、「ガマ石」の口に一発で小石を入れた。

セイレイ石。

セイレイ石の前にあるせきれい茶屋。

カタクリの幟がたくさん立ててあったが、肝心のカタクリはまだどこにも見当たらなかった。

9:15 御幸ヶ原に到着。

御幸ヶ原でおにぎりとアンパンを食べてのんびりした。

下山は9:40のケーブルカー。

出発間際に乗り込んできたおばさんハイカーの「お疲れ様でした」という大きな独り言に驚いた。

筑波山神社の境内は多くの人でにぎわっていた。正装姿の人も目についた。

山門を通過。

4月と11月の例大祭に解放される太鼓橋を渡る。

市営駐車場に戻り、ザックを置いて梅林へ。

近くなると、梅の匂いがしてきた。

人は多かったが混雑とまではいかず、ゆっくり見て回ることができた。

見事な紅梅。

梅林は斜面の下まで広がっていた。

東屋から梅林を俯瞰する。

白梅と紅梅。

白梅はまさに満開。

嫁はケータイでたくさん写真を撮っていた。

30分ほど花見を楽しんで引き返した。見頃は過ぎている可能性も考えていたが、来て正解だった。

11時に満車状態の市営駐車場を後にした。