2016年7月24日 日曜日

ウノタワ 縦走

橋小屋ノ頭 1,163 m 2回目

 4時20分起床、4時50分出発。名郷の駐車場には6時20分に到着。朝からくもり空で、高度が上がるにつれて霧も出始めたため、稜線からの展望はほとんどなかった。滝入ノ頭手前で嫁が足を攣りそうになったこともあり、今回は大持山と武川岳はカットしてウノタワから下山した。蕨山でトレランの2人組と一緒になったのと橋小屋ノ頭でアマチュア無線の方を見かけた以外、他の登山者に会うこともなく、終始静かな山歩きが続いた。帰りの道路は多少混んでいたが、2時間の運転で帰宅。スズメバチに何度もつきまとわれて恐い思いもしたが、夏休み登山前のよいトレーニングになった。

登山コースデータ
単純標高差 : 783 m
累積標高差 : 1,235 m
コース距離 : 13.8 km
標準コースタイム : 7 時間 10 分
歩行データ
総歩行時間 : 7 時間 25 分
総行動時間 : 7 時間 50 分

 コースタイム

名郷駐車場 6:40 ⇒ 9:00 蕨山 9:10 ⇒ 橋小屋ノ頭(有間山) 10:00 ⇒ ヤシンタイノ頭 10:20 ⇒ (5分休憩) ⇒ 10:45 滝入ノ頭 10:50 ⇒ 鳥首峠 11:30 ⇒ 12:20 ウノタワ 12:25 ⇒ 山中 13:45 ⇒ 名郷駐車場 14:30

 

名郷の有料駐車場に停めて、6:40登山スタート。

駐車場で出発準備をしていたグループは武川岳方面へ向かったようで、後から来る気配はなかった。

しばらく林道を歩いて登山口に到着。登山者が少ないためか、下生えが鬱蒼と茂っていた。

登山道に入ると急登が続く。3週間ぶりの山登りなので、身体が重たかった。

高度が上がると霧が出てきた。日中は晴れの予報だったのに、これは怪しいと思いながら上った。

急坂でスズメバチに付きまとわれたので、スピードUP。嫁は後からゆっくり上ってきた。

9:00蕨山展望台(1,033m)に到着。霧に囲まれて展望はまったくなかった。

おにぎりを食べていると、後からトレランのカップルがやってきたが、今回はほとんど山で人に会わなかった。

9:10 蕨山を出発。大ダルまで下って、橋小屋ノ頭までは急登を上り返す。

周囲は霧で真っ白。空も雲に覆われて、晴れそうにもない天気だった。

10:00 有間山(橋小屋ノ頭 1,163m)に到着。

山頂ではアマチュア無線のおじさんが通信中だった。

そのまま先へ進み、下って上り返す。晴れていれば、ここから眺めのよい稜線に出るのだが。

10:20 ヤシンタイノ頭を通過。

前回気づかなかった道標を木の根元に見つけた。

稜線に出ると風が心地よかったが、残念ながら展望はなし。

腰を下ろせる岩場であんぱんを食べたが、スズメバチがうるさいので、食べたらすぐに出発した。

背後の有間山もガスに隠れて見えず。

10:45 滝入ノ頭を通過。

稜線上はたくさんのトンボ(アキアカネ?)が飛び交っていたが、アブが自分よりも大きいトンボを捕食していた。

少し霧が晴れて、有間山(左)が見えた。

滝入ノ頭を過ぎたところで嫁が足を攣ってしまった。水分補給をしてリカバリーした嫁はその後普通に歩いていたが、天気も今ひとつだし、今回はウノタワから下ることにした。

11:05 稜線を下りて鳥首峠へ向かう。

しばらくは落ちるような急坂が続く。

ベニタケ。じめじめした天気だからか、この日はたくさんキノコを見かけた。

毒々しいベニテングダケ。

11:30 鳥首峠に到着。ここから下ることもできるが、ウノタワまでは行くことにした。

霧の中を上り返す。

樹木が伐採された鉄塔跡も霧で真っ白。

山道脇にぽつんと咲いていたノアザミ。

よくみると茎にセミの抜け殻がついていた。

あまりに霧が深くて、雨が降ってくるのではないかとそのうち心配になってきた。

途中で踏み跡を見失ったが、尾根を外すことなく進んで無事に踏み跡を見つけられた。12:20 ウノタワに到着。アンパンを食べて先へ進んだ。

山中へ下る道が分からなかったが、何となく進むとすぐに赤テープが見つかった。

嫁が見つけたカエル。

アズマヒキガエルかな。そのあとヘビも見つけたが、写真を撮る前に逃げられた。

北八ヶ岳を想い起こさせる苔むした岩ゴロ。

途中から渓流沿いに下ったが、増水したら通行できなくなりそうな道だった。

13:15 林道に出たが、思ったよりも時間がかかった。ここからは延々と林道歩きが続く。

途中で石垣が続いた。何の石垣だろうか?

上ってきた自転車の男性に、鳥首峠を越えたいがウノタワ経由で行けるか訊かれ、「行けなくはないが自転車を抱えては難しい急坂がある」と答えたところ、もう1本手前の道で鳥首峠を目指すと男性は引き返して行った。どこへ行くつもりなのだろうかと、不思議な気持ちで見送った。

13:45 山中の分岐を通過。長い林道歩きが続く。

多くのファミリーが、渓流のそばでキャンプを楽しんでいた。

14:30 名郷の駐車場に到着。駐車代をポストに入れて帰路についた。