吾妻渓谷

 今週はあまり娘に無理をさせたくなかったので、軽いハイクが楽しめる紅葉最盛期の吾妻渓谷へ行ってきた。5時前に家を出て、7時半に現地到着。めずらしく行きの運転から睡魔に襲われてしまい、 帰りも高速に乗るまでは非常に眠たかった。やはり前日の寝不足はこたえる。ハイク自体は楽すぎて少し物足りない気もしたが、すばらしい紅葉を楽しめた。西沢渓谷などと比べると渓谷のスケールは 小さいが、川の水量は豊富で流れも急だった。川岸まで降りたかったが、そういう場所がなくて残念だった。帰る頃には人出が増えて、駐車場所をさがして右往左往する車がたくさんいた。 早く現地を出たので渋滞に巻き込まれなかったが、遅くなったら大変だったかもしれない。


登山日/天候

2004年11月7日 日曜 / 晴れ

ルート所要時間

川原湯温泉駅→八ツ場大橋→栃洞の滝→千人窟→小蓬莱(見晴台)→鹿飛橋-(国道)→八ツ場大橋→川原湯温泉駅




川原湯温泉駅の無料駐車場に車を停めた。駅以外にも無料で停められる駐車スペースがたくさんあった。#

朝の日差しを浴びた山の紅葉がきれいだった。車道を200mほど歩き、吾妻渓谷遊歩道入口へ。#

八ツ場大橋から見た吾妻川。#

早朝はあまり人がいないので、ゆっくり記念撮影。川の両岸に広がる紅葉は、ナラ、ウルシ、カエデなど。#

落ち葉に覆われた遊歩道はよく整備されていて、歩きやすかった。#

坂は傾斜がゆるいので、ほとんど疲れない。#

「栃洞の滝」。水量はないものの、風情がある。#

背後に吾妻川が見える。階段はそれほど長くない。#

遊歩道から細い道を少し行くと「千人窟」がある。#

大したことないのに、娘は嫁に手を引いてもらっていた。#

階段を登ると「小蓬莱」の見晴台。丸太の椅子がいくつかあり、休憩所にもなっている。#

見晴台は紅葉に包まれた 渓谷を一望できる。反対側は木々によって展望が狭められていたが、綺麗に紅葉した山々が見えた。#

赤、黄、緑、茶と、遊歩道は様々な色に覆われている。#

楽に歩けるので娘も上機嫌。#

鹿飛橋の手前。たいそうなカメラと三脚をもった人が何人もいた。この先は少し高度感のある崖。#

鹿飛橋の上からみた渓谷。橋の上は、国道の方からきた観光客がたくさんいた。#

橋の脇から少し下へ降りられた。川側は断崖で、写真の距離でもちょっと恐い。#

鹿飛橋で一枚。手すりがひじょうに低いので、危険な感じがした。#

橋を渡り、対岸の国道にでた。陽も高くなってきて、一段と紅葉が美しい。#

国道の南側は吾妻川。国道のすぐ下が渓谷という箇所もあり、ときどき立ち止まって覗き込む。#

写真では暗く見えるが、国道からの渓谷もなかなかの眺めだった。#

国道沿いに見事な紅葉が続く。車からでも十分紅葉を楽しめる。#

川岸に降りられそうな場所もあったが、階段は途切れていた。#

渓谷美と紅葉のバランスが素晴らしい。#

帰る頃には駐車場も国道も車で溢れていた。最後まで紅葉を楽しむことができた。#

国道側から見た八ツ場大橋。オンマウスで見られるのが「白糸の滝」。紅葉は素晴らしく、天気も最高でした。#