荒船山 1422.5m

 4時40分出発、7時前に現地到着。登り始めは霧が出ていたが、雲ひとつない素晴らしい晴天に恵まれた。前の土曜に微熱を出した娘は、登り始めの愚痴もなく、快調に登ってくれた。昼近くになるとトモ岩は人で一杯となり、 人気の高さをうかがわせた。内山峠からトモ岩までは思ったよりアップダウンがあり、標高差から想像していたよりも疲れを感じた。トモ岩からの眺望は素晴らしく、下を覗き込むと、抜群の高度感に下半身が縮み上がってしまった。
 帰りの運転は、前日の睡眠不足で絶え間なく睡魔に襲われ、ひじょうにつらかったが、天気に恵まれ 充実した一日であった。


登山日/天候

2004年11月23日 火曜 / 晴れ

ルート所要時間

内山峠7:10→一杯水8:25→8:55トモ岩9:20→10:00荒船山(行塚山)10:10→10:45トモ岩11:45→一杯水12:15→内山峠13:30

難易度データ (≒)

標高差 : 342m / 累積標高差 : 660m / 歩行距離 : 8.6km / 標準歩行時間 : 3時間45分




国道254号から見た荒船山。

内山トンネルを過ぎてすぐにある狭い道を左に入る。しばらく行くと、内山峠の登山道入口に無料駐 車場がある。

登り始めは霧が出ていたが、少し登ると青空がのぞいてきた。

山腹道と尾根道が交互に続く。山道はよく整備されているが、狭い道もあった。

「一杯水」にて。ここからは、岩場の登りが続いた。

ちょっとした階段もある。

笹と雑木林の緩やかな道にでると、トモ岩の展望台まではすぐだった。

トモ岩到着。手すりなど一切ない断崖絶壁なので、下をのぞくと抜群の高度感がある。方位展望盤もあった。

西の方角。左端は蓼科山だろうか。雲海の向こうには北アルプスの山々がよく見えた。#

乗鞍岳や槍ヶ岳など、隣のおじさんが誰かに説明していたが判別できず。#

北西方面。右端に物見山と内山牧場。中央奥は白馬岳。#

正面には噴煙をあげている浅間山。浅間山の下は八風山、右には谷川岳など上越国境の山並み。#

中央やや左には鼻曲山、右端には裏妙義とその向こうに榛名山も見える。(オンマウスは裏妙義)#

小屋の前を通り、南の行塚山へ向かう。笹と雑木林に囲まれ、わずかな起伏しかない溶岩台地が続く。#

星尾峠の分岐から15分ほど登ると行塚山山頂に着く。山頂は祠があり、雑木林で展望はほとんどない。

樹林の間から見た、ローソク岩。

ローソク岩の左には、八ヶ岳が見えた。#

さらにその左奥には、南アルプス。北岳だろうか。

行塚山から戻ると、トモ岩は人で一杯だった。敷物を引いて、展望を楽しみながら昼食をとった。

人が少なくなった瞬間を逃さず記念撮影。

ここだけで何十枚も写真を撮ってしまった。#

トモ岩そばの小屋にはトイレもある。用を足して下山開始。

山道は雑木林で展望はないが、多少見通しのきく場所もある。

駐車場に戻ると、付近は路駐も含め、車で一杯だった。

国道254号、内山トンネルが終わってすぐにある駐車場から見た荒船山。

妙義山に登ったとき撮った荒船山。右端がトモ岩、左端が荒船山最高峰の行塚山。