荒山 1572m 3回目  鍋割山 1332m 4回目

 4時起床、5時出発。高速を飛ばして現地には6時半に着いた。霜が融けて泥濘と化した登山道には苦戦したが、空は朝から快晴で、雄大な景色を眺めながら一日気持ちよく山歩きを楽しんだ。遠くは少し霞がかかっていたが、富士山や南アルプス、八ヶ岳といったところも確認できた。ほぼ1ヵ月ぶりのハイクだったが、大変なコースではないので丁度よい運動になった。
 帰りの運転もスムーズで、14時半に帰宅。その日のうちに泥で汚れた登山靴の手入れも終えて、一日がとても長く感じられた。やはり山登りをすると、充実した週末を過ごせる。


登山日/天候

2010年4月25日 日曜 / 晴れ

ルート所要時間

姫百合駐車場6:45→荒山高原7:20→8:05鍋割山山頂8:30→荒山高原9:15→10:00荒山山頂10:10→10:20ひさし岩10:55→荒山高原11:25→姫百合駐車場11:50

難易度データ (≒)

標高差 : 552m / 累積標高差 : 760m / 歩行距離 : 8.8km / 標準歩行時間 : 4時間20分




高速の正面に現れた榛名山と、国道4号(前橋赤城線)から見た赤城山。#

1時間半の運転で姫百合無料駐車場に到着。走り屋たちが朝からたむろしていた。#

他の登山者も駐車場に現れたので、身支度してすぐ出発した。#

野鳥の鳴き声がしたので振り返ると、アオゲラが枝に留まっていた。#

35分で荒山高原に到着。標札前は一面に大きな霜柱が立っていた。#

南方向にはかろうじて富士山が見えた。空は快晴だが、遠くは霞がかかっていた。#

大きな声でしゃべる女性の声が、後ろから度々聞こえてきたので、さっさと鍋割山へ向かった。#

霜が融けてドロドロの山道を上ると、15分ほどで眺めの良い稜線に出る。オンマウスは榛名山と浅間山。#

西から北にかけて、浅間山や白根山、谷川連峰といった山々、南西には富士山や八ヶ岳を眺めながら歩く。#

ほぼ360度の絶景が続く稜線を、写真を撮りながら歩く。とにかく気持ちがよい。#

何度かアップダウンを繰り返すと、緩やかな鍋割山の山頂が見えてくる。泥で滑るため注意して歩いた。#

スタートから1時間20分で鍋割山の山頂に到着。ここも泥濘と化していた。#

南から西方面の眺め。オンマウスは南アルプス。左に真っ白な北岳、隣りに御座山、右にうっすら甲斐駒ケ岳。#

南西には浅間山と榛名山、手前は前橋の街。オンマウスは八ヶ岳。#

ハイカーの姿がどんどん増えてきたので、早々に出発。泥道を歩いて再び荒山高原へ向かう。#

帰り道も写真を撮りながら歩いた。嫁も携帯で写真をパシャパシャやっていた。(パノラマ写真)#

本白根山、白根山、横手山の並び。オンマウスは岩管山、白砂山、佐武流山の並びで手前は子持山。#

仙ノ倉山と万太郎山。オンマウスは谷川岳。#

谷川岳の右隣りは、白毛門、朝日岳、巻機山と続く。オンマウスは武尊山。#

地蔵岳と荒山を正面に見ながら平坦な道を進む。鍋割山へ向かうハイカーと何度かすれ違った。#

なるべく泥を避けて歩いたが、時間とともにますます道が悪くなってきた。#

遠くでトンビの群れが旋回していたが、この日はトンビの写真を撮るチャンスがなかった。#

ほとんど疲れを感じていなかったので、荒山高原からそのまま荒山へ向かった。#

しばらく上って振り返ると鍋割山が見えた。さらに上るとやっと前方に荒山の山頂が見えてきた。#

山頂直下の急坂を上る。トレーニングのつもりで休まずにどんどん上った。#

荒山高原から45分で荒山山頂に到着。林の切れ目から、至仏山と燧ケ岳が見えた。#

眺めのよい「ひさし岩」で食事にすることに決め、さっさと先へ。#

荒山山頂から10分でひさし岩に到着。開放感ある眺めを楽しみながら昼食にした。#

嫁は持参した双眼鏡で景色を楽しんでいた。オンマウスは地蔵岳。(パノラマ写真)#

ゆっくり休んでから下山を開始。泥でずるずる滑るので声を掛け合いながら慎重に歩いた。#

荒山高原の霜はきれい融けてになくなっていた。上ってくる多くのハイカーとすれ違いながら山を下りた。#

靴は泥まみれ。駐車場に着いてから、拾った木の枝で泥を落とした。気持ちのよい一日であった。#