棒ノ嶺 969m

 5時半に自宅を出発し、7時前に現地に到着した。さすがに早朝は寒く、山道に入ると霜柱が立っていた。沢沿いに山道が続く白谷沢は変化に富み、歩いていて気持ちが良かった。あんまり楽しいもんだから、ついトロトロ歩いてしまい、予定所要時間を大幅にオーバーしてしまった。山頂は広々としており、遠くまでのぞめる大展望が広がっていた。ここは夏にもう一度来てみたいな。


登山日/天候

2003年12月14日 日曜 / 晴れ

ルート所要時間

駐車場6:55→有間ダム7:15→白谷沢登山口7:40→藤懸ノ滝8:15→白孔雀ノ滝9:00→岩茸石9:55→権次入峠10:30→10:45棒ノ嶺山頂11:25→権次入峠11:35→岩茸石12:05→白地平12:20→駐車場14:00

難易度データ (≒)

標高差 : 729m / 累積標高差 : 875m / 歩行距離 : 8.7km / 標準歩行時間 : 5時間30分




河又名栗湖入口を入り、橋を渡ってすぐに小さい駐車場がある。そこから車道を歩いて有間ダムへ。#

有間ダムに到着。今日は市民マラソンがあるらしく、予定時間の告示とスタートラインが引いてあった。#


後ろは名栗湖。息が白くなるほど寒かった。

ダムの上を通って、名栗湖沿いの道路をしばらく歩くと、白谷沢登山口がある。早朝にもかかわらずもう人がいた。#


左下には小川が流れていた。山道はゴツゴツした岩や木の根で歩きづらかった。#

一登りすると、山道は沢に近づき、しばらく沢歩きとなる。小さい滝が続き、なかなか気持ちがいい。#


両側に岩盤が迫っているゴルジュ。#

首輪をした犬がいた。たまに犬を連れたハイカーを山で見かける。#


沢に阻まれて歩きづらい場所が多いが、それも楽しい。

ゴルジュの間を通り、「白孔雀の滝」直下の鎖場を登る。#

白谷沢を歩き終えて林道を渡ると、ベンチがある。ここからまた登りが続くので、長めの休憩を取る。#

岩茸石に登ってみた。岩自体が尾根にあるので、岩の上はかなり怖い。娘は一瞬パニックを起こしたがすぐ落ち着いた。#

権次入峠から名栗湖が見えた。けっこう歩いたと感じる。#

山頂前は丸太の階段がずっと続いたが、周辺に霜柱がたくさん立っていた。綺麗なので手にとってみた。#

山頂前の長い階段を娘が飛ばしまくる。あと数年したらついて行けなくなりそう。

山頂にはけっこう人がいたが、広いしベンチが多いので問題なし。広大な展望に感動しつつ早めの昼食にした。#


北北西方面。左に武甲山、中央やや右に武川岳。その間には榛名山も見えた。オンマウスは武川岳の右奥に見えた真っ白な谷川岳。#

北方面。中央奥に赤城山、右奥には日光白根山や皇海山、手前には伊豆ヶ岳も見える。#

北北東方面。太郎山、男体山、女峰山の日光連山まで見える。#

北東方面の眺め。


東北東方面には筑波山が見えた。その左に並んで見えるのは加波山。#

山頂東の東京方面。遠くにうっすらと新宿の高層ビル群が見えた。

下山する前に、近くにいた登山者に写真をお願いした。#

帰りは岩茸石の裏側にある滝の平尾根に続く道を下った。林道を越えて登りが少しあったが、あとはひたすら下り。#


白地平からの眺めもなかなか良かった。反対側には名栗湖が見えた。この後延々下りが続き、膝はパンク寸前。#

棒ノ嶺はとにかく沢歩きが楽しかった。展望も満点で言うことなし! 是非また来たい。#