棒ノ嶺 969m 3回目

 2006年最初のハイクは、沢歩きが楽しく展望もよい棒ノ嶺へ。5時起床、5時半出発。現地には7時に着いた。滝の飛沫が凍ってできた氷柱を、眺めたり触ったりあるいは壊したりして、沢歩きを存分に楽しんだ。そのため、あまり休憩をとらなかったにもかかわらず、大幅にコース・タイムをオーバーしてしまった。天気が良く、3連休だったこともあってか、山頂は多くのハイカーでにぎわっていた。右膝の痛みで今回も下りで苦労したが、沢での氷遊びが楽しかったので、さほど苦にならなかった。
 予定より下山が遅くなったので、今回は「さわらびの湯」へ寄らなかった。帰りはノロノロ運転が続き、帰宅するのに3時間近くかかってしまったが、大満足のハイク初めであった。


登山日/天候

2006年1月8日 日曜 / 快晴

ルート所要時間

駐車場7:20→藤懸ノ滝7:50→白孔雀ノ滝8:45→9:30岩茸石9:40→権次入峠10:05→10:25棒ノ嶺山頂11:30→権次入峠11:40→岩茸石12:05→白孔雀ノ滝12:55→藤懸ノ滝13:40→駐車場14:05

難易度データ (≒)

標高差 : 649m / 累積標高差 : 700m / 歩行距離 : 5.8km / 標準歩行時間 : 3時間30分




いまだに有間ダムと白谷橋の間が通行止なので、今回も迂回して登山口近くの駐車スペースへ。#

沢の近くに行くまで上りが続く。まだ日が昇ってまもないので、山道はずっと日陰だった。#

しばらく歩くと沢の音が近くなり、藤懸ノ滝が見えてくる。#

藤懸ノ滝の周囲は、飛沫が凍って氷が塊ができていた。氷柱が見れるとは思わなかったので、うれしい驚きだった。#

飛沫があがる箇所は、凍りついた雫が積み重なって厚い氷柱ができていた。#

氷柱を眺めたり割ったりしながら歩いた。楽しくてなかなか先に進めない。#

最初のゴルジュの手前で、氷柱が沢山できている箇所を発見。寄り道して氷柱を割って遊ぶ。#

表面に微細な塵がつき、空気も乾燥しているためか、氷柱の表面はとても乾いた感触があった。#

ゴルジュを過ぎたところにもっと大きな氷柱の一群を発見。これはなかなか見事だった。#

草の下半分が氷で覆われていた。花氷ならぬ草氷です。#

散々氷柱を割ってから再スタート。天狗滝の脇を上がる。#

天狗滝の周囲も厚い氷ができていた。滝壺の朽木に見事な氷柱が下がっていた。#

2つ目のゴルジュを通る。夏に来た時と比較すると、水量が少ない。#

白孔雀の滝からしばらく歩くと林道にでる。日陰になっている部分には雪が残っていた。#

再び山道に入ってから上りが続き、その後足が埋まるほどの枯葉の上を歩いた。#

岩茸石に到着。さっそく娘は嫁を誘って岩茸石の上に登っていた。膝が悪い私はパス。#

権次入峠までは上りが続く。先頭の娘はリズムも軽く、どんどん先へ行く。#

権次入峠の北側は開けており、名栗湖もよく見える。一休みしてから再出発。#

丸太の階段を上りきると山頂に到着。娘に先を越されてしまった。#

広い山頂はハイカーで賑わっていた。雪が少し残っていた。#

木のテーブルを確保して昼食にした。お腹がすいていたので、カップラーメンとおにぎりが一段と美味い。#

北北西方面。左から有間山、大持山と小持山、ほぼ中央に武甲山、その手前は蕨山。右に武川岳。武甲山と武川岳の間には、うっすらと榛名山が見えた。#

北方面。ずっと奥にうっすらと赤城山が見えた。オンマウスの右手前は伊豆ヶ岳。#

東北東方面。日高市の向こうに筑波山が幽かに見えた。#

東の浦和方面。

その南側、新宿方面にはビル群が見えた。#

雑木で展望が限られている南側。左奥は蛭ヶ岳、右に大きく見えるのは大岳山。

南西方面。山の向こうに僅かに富士山が見えていた。#

記念撮影をしてから下山開始。#

いきなり下りが続く。最初の下りだけで右膝がパンク寸前だった。#

白孔雀ノ滝にある鎖場を降りて、ゴルジュの中を通る。急な下りはゆっくりしか行けないので待ってもらう。#

右膝をかばっているので、負担のかかる左ももはパンパンに張ってしまった。後半は追いつくのが大変だった。#

霜柱を踏みつぶす嫁と娘。私はでっかい氷柱を取って大満足。冷たさで手の感覚が無くなった。#

帰りも散々遊んで、やっと名栗湖に着いた。さわらびの湯に行く時間を失くしたが、楽しいハイクであった。#