棒ノ嶺 969m 4回目

 4時起床、5時出発。娘は祖父母の家に行っているので嫁と二人で蕎麦粒山へ向かったが、広河原逆川林道が通行止だったため、予定を変更。林道を引き返して時間をロスしたが、6時半に現地に到着した。二人だけだとすべてがスムーズに淡々と進むので、純粋に山歩きを味わえる。体力的にも丁度よく、歩いて楽しい上に、広い山頂からの眺めもよいので、何度来ても楽しめる山だと改めて実感した。上りではほとんど人に会わなかったが、帰りは上ってくる団体と何度もすれ違った。下りが続くことで両膝に違和感を覚えたが、最後まで痛みが出ることはなかった。
 さわらびの湯に寄るつもりだったが、山で見たハイカーの多さから混んでいると思われたので、今回は見送った。帰宅途中、車内から綺麗な梅や桜を何度も目にすることができた。渋滞もなく2時間で自宅到着。帰りが早かったこともあり、その日一日が長く感じられた。


登山日/天候

2006年4月1日 土曜 / 晴れ

ルート所要時間

駐車場6:40→藤懸ノ滝7:05→白孔雀ノ滝7:40→岩茸石8:25→権次入峠9:00→9:20棒ノ嶺山頂10:15→権次入峠10:25→岩茸石10:45→白孔雀ノ滝11:25→藤懸ノ滝12:05→駐車場12:30

難易度データ (≒)

標高差 : 649m / 累積標高差 : 700m / 歩行距離 : 5.8km / 標準歩行時間 : 3時間30分




今回も名栗湖畔にある白谷沢登山口に駐車した。さっさと身支度して出発。#

手入れをしたのか伐採された木が多く、その分視界が開けて以前とは景色が微妙に違っていた。#

一定のペースで歩いていく。最初の上りはいつもより短く感じられた。#

藤懸ノ滝に到着。水量が少なく、沢の音も小さい。#

最初のゴルジュに到着。水量が少ないので、問題なく渡れた。#

ゴルジュを通過すると天狗滝がある。#

前回1月に来たとき見事な氷柱が見られた場所。冬を難なく乗り越える草の生命力に感心。#

二つ目のゴルジュを越えて石の階段を登る。#

何種類ものにぎやかな鳴き声に、何度か鳥の姿を探すがなかなか見つからない。#

林道に出たところで短い休憩をとった。林道には落石の跡が見られた。#

日当たりの悪い場所には残雪がちらほら。#

岩茸石に到着。膝の調子が良かったので登ってみた。#

岩茸石からは上りが続く。雪や霜柱が融けてドロドロになった箇所もあった。#

走って上り下りしている軽装の男性とすれ違った。少なくとも3往復はしていた。#

山頂到着。まだ人の姿は少なかった。#

遠くは霞んでいたが、春霞ということで致し方なし。#

北から北東方面。筑波山もビル群もほとんど見えなかった。#

北北西方面。左から有間山、ほぼ中央に大持山と小持山、武甲山、その手前は蕨山。右奥には幽かに榛名山。#

北北西から北方面。左に武川岳、右手前には伊豆ヶ岳。#

昼食を食べてのんびりした。山頂の木に設置された巣箱にシジュウカラがいたが、撮影を逃してしまった。#

1時間近く展望を楽しんでから下山開始。帰りは多くのハイカーとすれちがった。#

沢の近くではテングチョウが何匹も飛び交っていた。#

やっとミソサザイの姿を撮影することに成功。粘った甲斐があった。#