棒ノ嶺 969m 7回目

 5時起床、5時40分出発。現地には7時10分に到着した。去年同じ時期に訪れたときは、水しぶきが凍って沢の周りに氷の塊ができていたが、今回はほとんど見られなかった。陽の当たる山頂はぽかぽかと暖かく、1月とは思えない陽気だった。今年に入ってほとんど体を動かしていなかったので、多少体力面が心配だったが、あまり疲労を感じなかった。3週間ぶりのハイクとなる娘は、疲れを見せるどころか、うるさいくらいに元気だった。登山日和だったこともあり、下山時には団体ハイカーや小さな子供を含む家族づれなど、多くの人とすれちがった。
 帰りの運転では猛烈な睡魔に襲われてしまったが、2時間ちょっとで帰宅できた。今年は山へ行く回数を少し減らす予定だが、その分天気と場所を厳選して家族ハイクを楽しみたい。


登山日/天候

2007年1月13日 土曜 / 晴れ

ルート所要時間

駐車場7:25→藤懸ノ滝7:50→白孔雀ノ滝8:25→岩茸石9:15→権次入峠9:50→10:10棒ノ嶺山頂11:25→権次入峠11:30→11:45岩茸石11:55→白孔雀ノ滝12:30→藤懸ノ滝12:50→駐車場13:05

難易度データ (≒)

標高差 : 649m / 累積標高差 : 700m / 歩行距離 : 5.8km / 標準歩行時間 : 3時間30分




今回も白谷沢登山口に駐車。以前とは反対に、名栗湖の西側が一部通行止になっていた。#

最初はゆるやかな坂が続く。草木が冬枯れして、山道からの視界がいつもより良かった。#

沢の音が近づいてきて、最初に藤懸ノ滝が現れる。ここからは沢歩きとなる。#

沢は水量があり、渡りづらい箇所もあった。#

去年は最初のゴルジュに大きな氷柱ができていたが、今回は皆無。少しがっかりした。#

暖冬を象徴するように、滝の周りにも氷はなし。#

白孔雀ノ滝の手前にあるゴルジュを過ぎて、石段を上る。#

娘はほとんど「休もう」と言わなくなった。生き物の姿がないこともあり、いつもよりペースが速かった。#

林道に出る手前で、やっと飛沫が凍ってできた氷柱を見つけた。さっそく手にとり、壊して遊んだ。#

娘は土を盛り上げている霜柱を潰して進む。林道の手前は山道が一部崩壊していた。#

林道沿いの日陰に氷柱を発見。半分破壊されていたが、大きな氷柱もまだ残っていた。#

短い休憩をとって再出発。ふかふかの落ち葉の上を歩くのは気持ちが良かった。#

ほどなく岩茸石に到着。上る回数が増えるほど、近く感じるようだ。#

ルリビタキの若鳥を発見。この姿で冬を越し、秋に青い羽に変わるらしい。#

権次入峠手前の丸太の階段。掘れた丸太の間の土を霜柱が盛り上げていたので、いつもより歩きやすかった。#

権次入峠で5分休憩。娘は平坦な尾根道に曲線を描きながら進む。体力が有り余っている。#

山頂手前の長い階段。いつものように娘がどんどん飛ばしていく。抜かそうと試みたがダメだった。#

山頂に到着。よく陽の当たる場所は、霜が融けてドロドロになっていた。#

武甲山の右隣に榛名山が見えるはずなのだが…。暖冬なので、やはり遠くは見えなかった。#

それでも北から東にかけての山並みは見事。伊豆ヶ岳もよく見えた。#

ベンチで食事にしたが、テーブル・ベンチを一人で占領していたオジさんがいなくなったのでそちらへ移動した。#

土を持ち上げる霜柱。上を歩くと陥没する。#

山頂は風もなく、暖かくて心地よかった。記念撮影後、下山開始。#

北東方面に名栗湖が見えた。歩くとそうでもないが、かなり遠く見える。#

帰路は下りが続くので、権次入峠まではあっという間。どんどん下る。#

帰りは娘と嫁が岩茸石に登っていた。#

下りの連続で少し膝が疲れてきたが、林道を過ぎると再び沢歩きとなる。#

簡単な鎖場だが、娘は慎重すぎるほど慎重だ。#

白孔雀ノ滝を過ぎてゴルジュの中へ下りていく。#

ゴルジュからしばらく行くと藤懸ノ滝。滝の横を下りて次のゴルジュへ。#

こんなに簡単な山だったかと思うほど疲労感が少なかった。終始良いペースで歩けたからかもしれない。#

名栗湖が見えて駐車場に到着。氷はあまりなかったが、快適な登山が楽しめた。#