宝登山 497.1m 3回目

 5時起床、5時半出発。皆野寄居バイパスを使って、現地には予定通り7時に到着した。早朝にもかかわらず、山頂のロウバイ園へ向かう途中に花見を終えた人と何度かすれ違った。ロウバイは既に見頃を迎えており、秩父の素晴らしい山並とともに、今年も早春の花見を堪能することができた。宝登山動物園の近くからは、谷川岳や日光連山など北側の山もよく見えた。
 帰りの道路も順調で1時間半ほどの運転ですんだ。帰宅が早かったので午後の時間を有効に活用できて、「早起きは三文の徳」という金言どおり充実した一日となった。娘は部活などで忙しく、今回は予定が合わなかったが、来年は3人で花見を楽しみたいものだ。


登山日/天候

2009年2月7日 土曜 / 晴れ

ルート所要時間

宝登山神社駐車場7:05→8:10宝登山山頂9:20→宝登山神社駐車場10:00

難易度データ (≒)

標高差 : 317m / 累積標高差 : 335m / 歩行距離 : 5.5km / 標準歩行時間 : 2時間10分




今回も宝登山神社の無料駐車場を利用した。境内の高木に野鳥がいたが、帰宅後に写真でアカゲラと分かった。#

神主さんが、お供え物の大きな魚を三方に載せて運んでいた。墓地を抜けてゆるやかな坂を上っていく。#

切り出した杉の丸太をトラックに載せていた。嫁はタイミングを計ってダッシュ。危険を感じたらしい。#

あっけなく奥宮の鳥居に到着。鮮やかな藍色のルリビタキを見つけたが、写真を撮る前に逃げられた。#

ロウバイ園の近くまで来ると、最初に甘い香りが漂ってくる。山頂のロウバイはまさに見頃を迎えていた。#

少しお腹が減っていたが、まずは園内を歩いて回った。#

南側には奥秩父の山並がずらりと並ぶ。武甲山がひときわ大きい。#

両神山は積雪がほとんどないように見えた。#

武甲山の右側、左から天目山(三ツドッケ)、大平山、七跳山、坊主山、日向谷ノ頭、酉谷山(黒ドッケ)と続く。オンマウスは坊主山、日向谷ノ頭、酉谷山の並び。#

左から長沢山、その手前に熊倉山、ほぼ中央に芋ノ木ドッケ、白岩山、前白岩山、右奥に大洞山(おおぼらやま)。オンマウスは芋ノ木ドッケ、白岩山、前白岩山の並び。#

南西方面には白石山が大きい。#

左から水晶山、雁坂嶺(かりさかれい)、ほぼ中央に破不山、木賊山(とくさやま)、甲武信岳、三宝山。手前は破風山。オンマウスは木賊山、甲武信岳、三宝山の並び。#

両神山の右、西側には城峰山が大きく、その北側には御荷鉾山と真っ白な浅間山も見えた。最近噴火した浅間山だが、噴煙は確認できなかった。#

他には2、3人しかいなかったので、ゆっくりと花見を楽しむことができた。#

ロウバイは香りが強い。嫁が落ちていた小さな花を持って帰ったら、家でも匂っていた。#

青空にロウバイの黄色が映えるので、似たような写真を何枚も撮ってしまった。#

園内を行き交っていたジョウビタキとルリビタキ。#

ホオジロは落ちている何かをせっせと食べていた。#

紅梅は綺麗に咲いているものもあったが、まだ1分か2分咲き程度だった。#

こじんまりと咲いていた白梅も、満開までにはまだまだ。#

ロープウェイが動き出したので下山開始。茶屋の前から南東側が見えた。中央手前の美の山の向こうに、左から笠山、大霧山、丸山、二子山、武川岳、そして武甲山。#

茶屋付近には福寿草とマンサクの花も咲いていた。#

動物園の手前から、遠く北側の山並が見えた。#

早朝よりはっきり見えていた。オンマウスは日光白根山。#

左から白く冠雪した岩管山と、掃部ヶ岳など榛名外輪山。右側は相馬山と二ツ岳かな。榛名山の向こうには真っ白な北アルプスの頭が少しだけ見える。#

さらに仙ノ倉山、万太郎山、茂倉岳、谷川岳と続き、子持山を挟んで、右には白毛門と朝日岳も見える。オンマウスは万太郎山、茂倉岳、谷川岳の並び。#

北北東には赤城山。オンマウスは地蔵岳と黒檜山。#

その右には、日光白根山、太郎山、男体山、女峰山と続く。オンマウスは太郎山、男体山、女峰山の並び。#

帰りは次々と上ってくる団体ハイカーとすれ違った。挨拶を交わしながら、軽快に下った。#

駅から神社へ続く花見客の列を尻目に、気分よく帰路に着いた。#