伊豆ヶ岳 850.9m 2回目

 笠山へ行く予定で、朝4時半に起床し5時半に自宅を出た。ところが正丸トンネルを抜けたとたん雪がぐっと多くなり、県民の森へ行く途中の道が路線凍結のため通行止めになっていた。そのため正丸駅まで戻り、伊豆ヶ岳へ登った。
 山道はアイス・バーンのところが多く、軽アイゼンを持っていって本当に良かった。前回の伊豆ヶ岳はかなり疲労したが、今回はあまり疲れを感じなかった。1ヶ月ぶりの登山でどうかと思ったが、1年半前よりは体力がついているようだ。2時には現地を出て、自宅には4時前に着いた。充実の1日であった。


登山日/天候

2005年2月5日 土曜 / 晴れ

ルート所要時間

正丸駅8:20→馬頭観音(登山道入口)8:45→「泣き坂」の上9:55→女坂分岐10:30→10:45伊豆ヶ岳山頂11:25→女坂分岐11:40→「泣き坂」の上12:10→馬頭観音13:00→正丸駅13:25

難易度データ (≒)

標高差 : 561m / 累積標高差 : 580m / 歩行距離 : 6.7km / 標準歩行時間 : 3時間10分




途中のセルフ給油所で朝焼けを撮影。山へ向かうこの時間帯がたまらない。

笠山への道には、雪と路面凍結が…。そして、ついに通行止め。芦ヶ久保に戻る途中、一台しか通れない道で対向車に会い、互いの車がスリップしたときは、かなり焦った。#

芦ヶ久保に下りる途中で、武甲山が見えた。

正丸駅まで戻り、伊豆ヶ岳へ登ることに。前回同様、駅員さんに駐車代500円を払って出発。

駅右手の階段を降りて、鉄道下のガードをくぐり、大蔵山集落への道を辿る。

滝のしぶきが凍って、滝つぼ近くの岩が厚い氷に覆われていた。氷柱のようになっている岩もあった。#

集落の入り口から左の登山道に入る。下の方はそれほど雪がなかった。

登るにつれ、雪がだんだん増えてきた。融けかけた雪が夜間に凍るため、雪が氷のように硬い。

前回苦労した「泣き坂」を登り始める。木の根を足がかりにして登っていく。#

あまり伝わらないが、写真で見るより、かなり急な坂です。

「泣き坂」には決まったルートがない。アイスバーン状態の雪道を避けて、木の根を辿って登った。

尾根道に出ると、山道は凍った雪に覆われていた。ここからは軽アイゼンを装着。#

娘のアイゼンは用意していなかったので、手をつなぎ、補助しながら登る。必要のないところでも体重をかけてくるので、かなり体力を消耗した。#

「男坂」は閉鎖されたままなので、今回も「女坂」を登った。山頂にはすでに何組も登山客がいた。#

武甲山、武川岳、前武川岳、二子山など、西側はよく見えた。#

ほぼ全方向の展望があるが、雑木が邪魔で切れ切れとなっている。写真は東の東京方面。#

木の根元に場所を確保して一休み。風がけっこう強くて、じっとしていると身体がすぐに冷えてしまう。

寒いので、温かいカップラーメンとワンタンがうれしい。ホント、山の上では何でも美味しい。

アイスバーン状態なので、下りはもっと大変。アイゼンを娘に履かせ、嫁と私は片足づつアイゼンをつけることに。

アイゼンを履いた娘はどんどん下りていく。片足しかアイゼンのない嫁の方がアイスバーンの下りに苦戦していた。

「ママ遅いね」と娘の方が心配していた。帰りの「泣き坂」は少し迂回して雪道の方から下りた。#

再び木の根に覆われた場所を下る。危険な箇所はおしりをつけて慎重に行く。#

娘と嫁は「泣き坂」を過ぎてから、ずっと英会話の練習をしていた。まだ挨拶程度だが、娘はすっかりその気だ。

登山道入口に到着。最後の車道歩きは疲れたが、前回に比べるとぐっと楽に感じた。