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行きに寄ったコンビニからの綺麗な朝焼け。増富ラジウムラインの通仙峡周辺は綺麗に紅葉していた。#
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現地まで思ったよりも時間がかかった。瑞牆山荘前の無料駐車場にはすでに多くの車が停まっていた。#
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瑞牆山荘前からシラカバやミズナラの緩やかな樹林帯を歩く。林道を横切ってひと登りすると尾根上に出る。#
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樹間から瑞牆山の独特の山容が見えた。休んでいる団体を尻目に先へ進む。#
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7:50 瑞牆山との分岐になる富士見平小屋に到着。小屋の向かいはテント場になっていた。#
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小屋付近の樹間から富士山が見えた。瑞牆山へ向かう人がほとんどだったので、ここからは静かな上りとなった。#
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緩やかな尾根を上って、飯森山の裾野を巻きながら進む。鷹見岩の分岐からしばらくすると大日小屋に到着。テントをいくつか目にした。#
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簡単なくさり場や岩をよじ登る。出だしは嫁の体調が悪く、先行きが案じられた。#
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大日岩までは急坂が続いていた。ゆっくりと上る。#
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樹林帯の切れた大日岩の基部から南アルプスがよく見えた。手前の山は鷹見岩(2092m)。#
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左から上河内岳(かみこうちだけ)、聖岳、赤石岳、悪沢岳、荒川岳、黒河内岳、蝙蝠岳と続く。ずっと手前には茅ヶ岳。オンマウス中央は悪沢岳。#
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さらに農鳥岳と西農鳥岳、間ノ岳(あいのだけ)、北岳、小太郎山と続く。間ノ岳と北岳の手前には鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)。オンマウスは北岳。#
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続く南側には仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳、烏帽子岳、鋸岳。オンマウスは甲斐駒ケ岳。#
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空木岳(うつぎだけ)、東川岳、熊沢岳、桧尾岳、三沢岳、宝剣岳、木曽駒ケ岳、将棊頭山(しょうぎがしらやま)、茶臼山と中央アルプスもよく見えた。オンマウスは木曽駒ケ岳。#
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さらに大棚入山、御嶽山{剣ヶ峰、摩利支天山、継子岳(ままこだけ)}、経ヶ岳と続く。オンマウスは御嶽山。#
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岩の基部を上って、小川山との分岐となる大日岩に到着。巨大な岩が青空によく映えていた。#
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大日岩からは緩やかな尾根道と急坂が続く。高度のせいか息が切れた。#
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展望のない樹林帯をひたすら歩く。急坂を上り終えて森林限界を越えると一気に視界が開けた。#
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砂払ノ頭に出ると雄大な展望が広がっていた。富士山、南アルプス、八ヶ岳と名峰がずらりと並ぶ。#
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山の裾野は絨毯を敷き詰めたように見事に黄葉していた。気分は爽快、疲れも吹き飛んだ。#
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砂払ノ頭から少し上ったところで写真をたくさん撮った。八ヶ岳の手前には要塞のような瑞牆山が見えた。#
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さらに岩稜を上っていくと、南側が切れ落ちた千代ノ吹上から山頂までの見事な稜線が視界に入ってきた。#
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ゴツゴツした露岩が続くのでストックをしまった。#
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切り立った岩稜の上で一休み。稜線に出てから登山者の姿が急激に増えた。#
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波のような稜線の山を一つ越えるとまた次の山が現れるという感じで、たえず見えている山頂の五丈石が、なかなか近づいてこない。#
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椅子代わりになる岩がたくさんあるので、休憩場所には事欠かない。背後には急峻な千代ノ吹上。#
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八ヶ岳の向こうには真っ白く冠雪した乗鞍岳がよく見えた。一度登った山が見えると自然と嬉しくなる。#
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山頂は見た目よりもずっと遠かった。まだひと山あるのかと、最後はさすがに疲れてきた。#
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ついに五丈石の手前まできた。食事をするのに丁度良い岩場があったので、そこにリュックを置いて山頂へ。#
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12:15 五丈石に到着。スタートから5時間ちょっとでここまで来た。山頂と五丈石の間は広場のようだった。#
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岩がゴロゴロした山頂は人で一杯。風が強くて体が一気に冷えてしまった。#
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順番待ちをして記念撮影。強風に帽子を飛ばされる人がいたが、私は垂れてしまった鼻水を飛ばされた。#
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南東方向。左から三頭山、大菩薩嶺、丹沢山と蛭ヶ岳、大室山、御正体山、神山、三ツ峠山と続く。オンマウスは三頭山と大菩薩嶺。大菩薩嶺の手前には乾徳山も見える。#
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南方面は富士山、毛無山、十枚山、七面山(しちめんざん)と続く。強風に煽られてカメラを構えるのも大変だった。#
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西北西には大きく八ヶ岳。編笠山、三ツ頭、権現岳、赤岳、横岳、硫黄岳、天狗岳、燕岳、蓼科山と続く。手前には金峰山の稜線と瑞牆山。#
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瑞牆山の隣、北には小川山が大きい。その後ろには浅間山が見える。浅間山の右手前は御座山。#
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北東方面。朝日岳へと続く稜線の向こうには奥秩父の山並が見える。左から赤久縄山(あかぐなやま)、御荷鉾山(みかぼやま)、両神山、右に大きく三宝山と甲武信ヶ岳。オンマウスは両神山。#
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大弛峠のある東方面。朝日岳、国師ヶ岳、北奥千丈岳(きたおくせんじょうだけ)と続く。右手前には鉄山。あまりの強風に娘と嫁は早く下りたいようだった。#
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体が凍えて長くは山頂にいられなかった。最後に五丈石で写真を撮って下山した。#
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急峻な金峰山の稜線を眺めながらリュックの場所まで下りた。危うく通り過ぎそうになった。#
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風の当たらない岩稜の南側で食事にした。日差しがぽかぽかと暖かく、眺めも最高の場所だった。#
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上ってきた稜線を眺めると感慨もひとしおだが、13時をまわって下山時刻が気になり始めた。#
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下りもまた素晴らしい展望が続く。前後の登山者を気にしながらの写真撮影に忙しかった。#
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稜線の向こうに南アルプスと八ヶ岳と望みながら、ひたすら下る。いつしか登山者の姿が少なくなっていた。#
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砂払ノ頭からは展望のない樹林帯となる。時間は押しているものの、やはり名残惜しかった。#
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急坂の続く樹林帯をどんどん下る。嫁の体調はよくなったが、今度は私のペースが上がらなくなった。#
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大日岩で短い休憩をとって、さらに下る。高度が下がったためか、大日小屋あたりから体が楽になった。#
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少し速過ぎるくらいだったが、後半は娘がよいペースメーカーになってくれた。#
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富士見平小屋では多くの登山者が休んでいたが、我が家はそのまま歩き続けた。最後は小走りに近いくらいのペースだったが、何とかついて行った。#
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16:25 瑞牆山荘に到着。9時間20分の山行をついに乗り切った。すでに駐車場はガラガラ。靴だけ替えて
瑞牆山荘を後にした。金峰山はまぎれもない名峰であった。#
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