妙義山 860m

 朝3時半起床、4時半出発。松井田妙義山ICからすぐなので、思ったりより早く現地に着いた。自宅を出たとき夜空に星がはっきり見えていたが、予想通りすばらしい晴天となった。
 日本三大奇勝の一つと言われる妙義山 だが、さすがにいままで登ってきた山とはまったく趣が異なっていた。奇岩・奇石の数々と荒々しい山容に目を奪われ、自然の織り成す造形美に魅せられてしまった。経験者向けのコースが多い山だが、確かに とんでもない所に平気で登っている人を多く見かけた。いまはファミリー登山で満足なのだが、そのうち登山スキルをアップしたいものだ。
 ちなみに、帰りの高速を降りたあと、新潟で震度6の地震が発生。赤信号で止まっているとき 車が揺れたのにはビックリした。その後、高速が通行止めになったのでわが家は運がよかった。


登山日/天候

2004年10月23日 土曜 / 晴れ

ルート所要時間

妙義神社駐車場7:05→妙義神社7:15→8:10第二見晴8:30→東屋9:30→10:45大砲岩12:00→12:05第四石門12:30→東屋13:35→第二見晴14:20→妙義神社14:45

難易度データ (≒)

標高差 : 430m / 累積標高差 : 960m / 歩行距離 : 7.7km / 標準歩行時間 : 4時間15分




妙義神社の広い駐車場に車を停めて出発。まずは神社の階段を登る。#

階段を上って、本殿の前で記念撮影。早朝にもかかわらず、山に向かう人がけっこういた。山道は本殿を左に出たところにある。#

第一見晴。遠く関東平野が見渡せる。天気がよくて気分がいい。#

背の高い「大黒の滝」。水量はそれほどないが、滝の音が心地良かった。#

第二見晴。右手前は金鶏山、左には奥秩父の山々が見える。#

金鶏山の右手には金洞山が見えた。荒々しい山容が見事です。#

中間道はよく整備されていたが、油断はできない。娘はずっとしゃべっているので、声をかけながら進む。#

巨大な岩が至る所で見られる。#

岩壁の庇が何箇所もある。上に続いている岩壁の大きさを写せないのが残念。#

上り下りがけっこう続くので、休みながら進んだ。#

細い枝尾根の真上に設置された長い鉄階段を登る。ステップが細く、高さもあって少々恐かった。#

鉄階段で岩稜を越えると、また巨大な岩の庇があった。#

岩壁の凄さに見惚れながら歩く。#

目にする景色が面白いので、ほとんど疲れを感じない。#

くさり場がいくつもある「大砲岩」付近から。人がけっこういた。#

関東方面。天気がいいのでずっと遠くまで見渡せた。

南西方面には綺麗な山並みが見えた。

平らな形が特徴的な荒船山が見えた。

青空の下で妙義山の岩壁を眺める。天気のいい登山は気分がまったく違う。#

大砲岩の手前。人が多いと身動きがとれなくなるらしい。#

一番簡単なくさり場にチャレンジしてみた。娘は必死。なんとか登れて一安心したが、降りるのも大変でした。#

一人で上のくさり場を登ってみたものの、正直びびりました。写真の人がいるのは「天狗のひようてい」という所。足で挟めるほどの細い岩稜をどう渡るのだろう…信じられん。

大砲岩の近くでお昼を食べてから、第四石門へ。石門から大砲岩がよく見える。#

第四石門のベンチでゆっくり休んだ。#

第四石門の左側に回ると眺めのいい場所がある。#

風化と侵食による造形美は見事というほかない。

嫁は登山スタイルがすっかり板についている。嫁の背後の山頂には人影があった。#

写真を散々撮ってから中間道を引き返した。#

岩盤に比べると人は米粒みたいです。#

再び鉄階段を通ったが、やはり緊張感がある。眺めはいいが足元が気になる。#

帰りは思いのほか順調だった。娘の場合、いつも帰りの方が調子いい。最後は走っていた。#

妙義山神社に到着。巨杉に守られた階段を降りる頃には、かなり膝にきていた。天気も良く、素晴らしい一日でした。#