妙義山 860m 2回目

 3時起床、4時半出発。最近ハイクの朝は早く目が覚めてしまう。現地には6時過ぎに到着。妙義神社付近から綺麗な日の出を見ることができた。歩き始めはさほど紅葉が見られず少し時期が早かったかと思ったが、東屋を過ぎた辺りから綺麗な紅葉が見られた。紅葉の時期だからか、大砲岩付近は中之岳神社方面から上ってくる団体ハイカーで混雑していた。とにかく人が多いので、今回は第四石門まで行かずに引き返した。鼻曲山で痛めた右ひざが再び悪化し、復路は予想以上に時間がかかってしまった。膝を庇いながら歩いたせいか、こんなに大変だっただろうか?と思うくらい最後は疲労してしまった。
 帰りは高速に乗るなり睡魔に襲われ、上里のパーキングで仮眠を取った。その後渋滞につかまり、帰宅は7時半。奇岩と紅葉を楽しんだが、しんどさが強く印象に残るハイクとなった。


登山日/天候

2005年11月13日 日曜 / 晴れ

ルート所要時間

駐車場6:20→第一見晴6:55→7:25第二見晴7:40→本読みの僧8:05→8:35東屋8:45→9:55大砲岩11:35→12:50東屋13:05→本読みの僧13:30→13:55第二見晴14:10→第一見晴14:35→駐車場15:00

難易度データ (≒)

標高差 : 430m / 累積標高差 : 960m / 歩行距離 : 7.7km / 標準歩行時間 : 4時間15分




妙義神社前の町営無料駐車場。すでに山へ向かうハイカーの姿がちらほら見えた 。朝焼けを眺めながら出発。#

妙義神社の階段で振り返ると、ちょうど日の出の瞬間だった。すっと上る感じで意外と動きが早い。#

境内の階段を上る。本殿への長い階段は、巨大な杉の根によってところどころが歪んでいる。#

本殿の左脇から「妙義中間道」へ入る。陽の当たる場所は、汗がにじむくらい暖かかった。#

関東平野が見渡せる「第一見晴」から。後ろは金鶏山。気温が高いからか遠くが霞んでいた。#

「大黒の滝」の流れはほとんど枯れていた。#

落ち葉はあるものの、紅葉はあまり見当たらなかった。新緑のように鮮やかなカエデが目に付いた。#

「第二見晴」からは金洞山がよく見えた。#

上り下りを繰り返しながら進む。途中の突き出た岩が目を楽しませてくれる。#

タルワキ沢分岐を見送り、やっとコース中間地点の「本読みの僧」に到着。#

突き出た岩の庇で持ち上げポーズ。途中の東屋で休憩したが、この頃から右ひざに違和感あり。#

東屋の辺りからは綺麗な紅葉が続いていた。#

紅葉を見渡しながら歩くのでペースがぐっと落ちてしまった。彩り豊かな紅葉を忙しく写真に収めた。#

枝尾根の真上に設置された鉄梯子を上る。セメントで固めた箇所もあり、設置の困難さを想う。#

覆いかぶさるような岩の庇で、またもや持ち上げポーズ。変化に富んだコースが続き、退屈しない。#

オーバーハングした岩壁は、迫ってくるような威圧感がある。前後にハイカーがいるので急いで写真撮影。#

第四石門の手前、「大砲岩」などの奇岩が乱立する鎖場に到着。ハイカーで混雑していた。#

人が多くて身動きが取れないので、タイミングを見計らい手早く記念撮影した。#

南東の金鶏山と関東平野。#

南西には特徴的な山容の荒船山が良く見えた。#

足形をたどって鎖場をよじ登り、「天狗のひょうてい」や「大砲岩」に続く岩峰の上に出た。何気に立っているオヤジの足元は、両サイドがスパッと切れ落ちている。#

前回同様、鎖場の下方にある眺めのいい場所で食事にした。南の展望が開けている#

下のほうに目を向けると、「第二石門」の鎖場を登っていくハイカーの姿が見えた。#

下から見た「大砲岩」。娘はいつものように双眼鏡であちらこちらを見渡していた。#

簡単な鎖場にチャレンジ。その背後では「天狗のひょうてい」への鎖場が大混雑していた。#

中之岳神社方面からの団体ハイカーがあまりに多いので、第四石門まで行かずに戻ることにした。#

復路では他のハイカーを意識しながら歩くことになった。年配の団体が騒がしく、ゆったり楽しむことが難しい。#

「写真を撮りましょうか」と、親切な男性が声をかけてくれた。背後には鉄梯子を歩く人の姿が見えた。#

下りになると右ひざに痛みが出るため、帰りのペースはなかなか上がらなかった。#

嫁も娘も余力十分なのに、右ひざが言う事を聞かない私は青息吐息。紅葉の中、長くてつらい復路が続く。#

東屋も第二見晴もハイカーで一杯。休憩後、団体に巻き込まれないようタイミングを見て出発した。#

やっと妙義神社の本殿に到着。右ひざはパンク状態。帰りも渋滞に巻き込まれ、疲労困憊のハイクでした。#

            妙義山2 紅葉特別編