西沢渓谷  2回目

 ここ数日の猛暑から逃れるため、沢歩きができる西沢渓谷へ行くことにした。3時半起床、4時出発。正丸トンネルから先は長く感じたが、現地には6時半に着いた。早朝のため観光客は少なく、川遊びをしながら気持のいい沢歩きを堪能できた。沢歩きがあまりに気持いいので、今回は軌道跡を回らず方杖橋から引き返した。嫁と娘はまったく疲れを見せず、私だけが久々のハイクに疲れてしまった。4時間にわたる帰りの運転も、コンビニで2度仮眠をとり、やっと乗り切った。体力不足を痛感したが、充実した一日となった。
 西沢渓谷は遠くで運転が大変だが、夏の沢歩きは最高に心地よいので、来年もまた行きたいと思う。


登山日/天候

2005年8月6日 土曜 / 晴れ

ルート所要時間

村営無料駐車場6:55→迂回路分岐7:15→二股吊り橋7:35→三重ノ滝7:55→貞泉ノ滝8:45→方杖橋9:35→貞泉ノ滝10:05→10:20人面洞付近11:15→三重ノ滝11:25→二股吊り橋11:45→迂回路分岐12:00→村営無料駐車場12:35

難易度データ (≒)

標高差 : 220m / 累積標高差 : 495m / 歩行距離 : 7.4km / 標準歩行時間 : 3時間20分




広い駐車場にはすでに数台の車が停まっていた。なるべく日陰になるような場所に車を停めて出発。#

気温はまだそれほど高くないので、早朝の日差しが気持いい。ちなみに朝の気温は18度だった。#

しばらく歩くと二俣吊り橋。吊り橋の上から鶏冠山がよく見えた。#

犬を連れた軽装の人がいたが、この時間帯はまだほとんど人がいない。娘は朝から上機嫌、元気一杯です。#

絶え間なく続く沢の音が耳に気持よく、あっという間に滝見台まできた感じがした。#

「三重ノ滝」。水しぶきをあげる滝の流れを見ていると、時間を忘れてしまう。#

左手に沢を眺めながら遊歩道を進む。川の冷たい流れに冷やされた空気が、なんとも気持いい。#

娘は川の水に触れたり、川に石を投げて遊んでいた。#

澄み切った流れと、川底の花崗閃緑岩が綺麗です。#

ときどき川岸に近づける箇所で遊びながら沢歩きを楽しむ。とにかく気持いい。#

急流が巨大な落石にぶつかり飛沫を上げる。いくら見ても飽きがこない。#

陽光がつくり出す葉緑のコントラストと川面のきらめきが美しく、沢歩きは目にも気持いい。#

ちょっとした上りが終わると「竜神ノ滝」が見えてくる。#

また上って下りると次は「貞泉ノ滝」。#

左手に川の流れを間近に眺めながら遊歩道を進む。#

小さな滝が至る所にある。不思議に思うくらい五感すべてが心地よい。#

「カエル岩」の手前で少し休憩してから先へ進んだ。#

沢歩きが楽しいので、軌道跡に続く右岸へは渡らず、方杖橋で引き返すことにした。橋下には釣り人がいた。#

「カエル岩」の手前で、娘が本物の蛙を見つけた。突っつくと3回ほど跳んでピタッと動かなくなる。#

復路では他のハイカーと何度もすれ違った。日陰になったいい場所があったので、「人面洞」の手前でお昼にした。#

カップラーメンをガツガツ食べる嫁と娘。何気にシンクロしているのが笑える。#

もっと団体客が来るかと思ったが、そうでもなかった。#

迂回路分岐付近の芝はバッタだらけだった。見事な飛行を見せてくれたのは、クルマバッタだろうか。#

見上げると、綺麗な雲が浮かんでいた。気持のいい充実の一日でした。#