大岳山 1266.5m

 娘はすでに祖父母の家に行っているので、今回は嫁と二人で山に登った。5時起床の6時出発、現地には8時前に着いたが、滝本駅(ケーブルカー)裏にある有料駐車場が分からず30分時間をロスした。 現地は前日の雪でどこも真っ白、積雪の影響で足元が不安定となり、いつもより体力を消耗した。軽アイゼンを用意していなかったら、もっと大変だっただろう。装備の大切さを今回も実感した。
 御岳神社周辺は民宿やおみやげ店が多く、参拝者が多く訪れる人気の場所であることがうかがえた。 帰る頃には疲労困憊してしまったが、今年最後にふさわしい大満足の登山となった。とにかく素晴らしい展望だったので、今度は娘も連れて、雪のないときに来たいものだ。


登山日/天候

2004年12月30日 木曜 / 晴れ

ルート所要時間

御岳山駅8:30→御岳神社9:05→長尾平展望台9:30→芥場峠10:40→大岳神社11:30→11:50大岳山山頂12:40→12:55大岳神社(大岳山荘)13:10→芥場峠13:45→御岳神社14:40 →御岳山駅15:05

難易度データ (≒)

標高差 : 437m / 累積標高差 : 945m / 歩行距離 : 10.0km / 標準歩行時間 : 4時間10分




滝本駅までの有料駐車場はどこも閉まっていたが、駅の裏にある駐車場はきちんと開いていた。料金1,000円。#

8時21分発のケーブルに乗った。同乗者は5、6人。往復で大人1,140円。

御岳山駅の裏が展望台になっていた。雪が多くてビックリ。

左は高水三山 (岩茸石山、惣岳山、高水山) 、中央奥は筑波山。東京のビル群も見えた。#

樹齢千年の「神代欅 (ケヤキ)」。御岳神社までは、民宿などの集落を通るがその途中にある。

みやげもの店や食堂などを過ぎると鳥居と山門があり、長い石段を上ると御岳神社。#

御岳神社からしばらく行くと、長尾平展望台への分岐がある。雪が深いので、大学生らしき2人組の足跡をたどる。

長尾平展望台より。東京方面にはビル群や朝陽に輝く東京湾が見えた。

樹齢350年の「天狗の腰掛け杉」。かなりでかい。

雪で踏んばりがきかないので、途中から前日に購入しておいた軽アイゼンを装着した。#

アイゼンのおかげで歩きやすくなったが、やはり普段より疲れる。大岳神社手前には、鎖や鉄梯子がある岩場も少しあった。#

大岳神社からは急な坂が続く。雪の影響もあり、かなり疲れた。#

大岳山の山頂に到着。素晴らしい富士が迎えてくれた。早速、記念撮影。#

雲が少しかかっているが、やはり富士の山容は素晴らしい。富士の手前は奥から鹿留山、権現山、丸山と続く。#

南側の展望は素晴らしく、富士の左には丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸、大室山、御正体山などが見えた。

富士の右には三ツ峠山、黒岳、雁腹摺山、大菩薩峰などが続き、中央右手前には、先週登った三頭山も見える。

昼になると人が少し増えてきた。おにぎりとカップラーメンを食べて下山開始。

大岳神社までの下りはあっという間だった。#

大岳神社ちかくの大岳山荘には、素晴らしい展望台があった。東京方面から富士山まで一望できる。#

東京の右となりは、奥多摩の山々が続き、さらに大山、丹沢山などが続く。#

南側に、かろうじて富士山が見えた。#

帰りは下りが続く。ロックガーデン分岐付近までくると、山道は広くて歩きやすくなる。#

下りるにつれ雪が少なくなってきたので、途中で軽アイゼンをはずした。日のあたる所では雪は完全にとけていた。#

御岳神社を過ぎて、やっと民宿などの集落付近まできた。この頃にはもうクタクタだった。

ケーブルカーに乗るまで時間があったので、御岳山駅の展望台で再び景色を楽しんだ。右は日の出山、左は高峰。

日の出山と高峰の間に、朝よりもはっきりと東京のビル群が見えた。#