大霧山 776.6m 4回目

 5時起床、5時45分出発。登山口のある定峰峠には7時に着いた。自転車に乗ったおじさんが峠付近でうろちょろしており、置き引きかと思ったが、被害はなかった。早朝は曇っていたのでどうかと思ったが、上り始める頃には晴れ間が広がり、山頂では素晴らしい展望を楽しむことができた。上りと下りでリスの姿を見かけたが、うまく写真が撮れなかった。手前の雑木に自動フォーカスされてピンボケとなった写真は本当に惜しかった。鳥の鳴き声もよく聞こえていたので、じっとねばってみたが、近くまで来ることはなかった。キツツキの音がずっと聞こえていたので、何とか見つけたかったのだが…。
 今回は膝痛に悩まされることもなく、ちょうどいい運動になった。帰りも1時間半弱の運転ですみ、さほど疲労を感じなかった。手軽にハイクを楽しめる展望の山として、大霧山を再認識した。


登山日/天候

2007年10月13日 土曜 / 晴れ

ルート所要時間

定峰峠駐車場7:15→旧定峰峠7:55→8:40大霧山山頂9:50→旧定峰峠10:55→定峰峠駐車場11:45

難易度データ (≒)

標高差 : 157m / 累積標高差 : 470m / 歩行距離 : 6.4km / 標準歩行時間 : 3時間15分




自宅を出るときは厚い層雲が広がっていたが、現地に着く頃には晴れ間も出てきた。#

自転車に乗ったおじさんがうろうろしており、少し挙動不審なのでスタートするとき気になった。#

山道には毬栗がたくさん落ちていた。雑木の切れ間から大霧山の山頂が見えた。#

獅子岩から旧定峰峠までは下りが多い。途中、がさがさ音がするので何かと思ったら野良犬だった。#

旧定峰峠にある三方を岩盤で囲まれた祠。#

旧定峰峠からは上りが多くなる。丸太を並べた階段はあいかわらず歩きにくかった。#

有刺鉄線の向うは放牧地だが、牛の姿はなかった。東側の眺めが良かった。#

少し下って最後の上り返し。ここで山道を横切って逃げ去るリスを見た。尻尾が大きかった。#

さほど疲労を感じることなく山頂到着。思ったよりも遠望が利いて、くっきりと山並が見えていた。#

地元の方とおぼしきおじさん2人が談笑していたが、帰り際に山で採ったアケビを分けてくれた。#

南西方面。武甲山の右に、酉谷山、雲取山、大洞山などの山々が続き、右端には和名倉山。オンマウスは武甲山。#

西方面。左から甲武信ヶ岳、三宝山、両神山、二子山と続く。手前は秩父の街。オンマウスは両神山。#

北西方面。左に西御荷鉾山、東御荷鉾山、浅間山、右端にはうっすら榛名山。オンマウスは榛名山。#

北方面。左にうっすら榛名山、右には粥新田峠から登谷山へと続く稜線とその奥に赤城山。オンマウスは赤城山。#

山頂に着いた時には見えていた浅間山は、雲がかかって途中から見えなくなった。#

両神山の左側には、(右から) 権現岳、赤岳、横岳と南八ヶ岳の山々も見えていた。#

二子山の奥には縞枯山、北横岳、蓼科山と北八ヶ岳の山々。オンマウスは二子山の北側に見えた赤久縄山。#

北東から東方面には関東平野が広がっている。#

ベンチでのんびり展望を楽しんだ。その間に上ってきたハイカーは3組だけだった。#

娘が家で留守番をしているので、あまり遅くならないように下山を開始した。#

放牧地の向うに見えた笠山と堂平山。右の堂平山山頂のパラグライダー発進場がよく見えた。#

下りになって両膝に違和感を生じたが、痛みは出なかった。帰りもリスを目撃したが写真を撮り逃した。#

鳥の声も多く聞こえていたが、写真に収めることができたのはヤマガラだけだった。#

鳥の姿を探して下山が少し遅れてしまった。疲労感も少なくて、丁度いい運動になった。#