大霧山 776.6m 6回目

 5時起床、5時半出発。筑波山の梅林も考えたが、帰りが遅くなるのは避けようということで、今回は大霧山へ向かった。7時頃定峰峠に到着すると、いきなり猛禽が空を飛んでいた。登山道ではヤマドリやリス、カケスなども見かけたが、気づくのが遅くてカメラに収めることができなかった。ふさふさした尻尾のホンドリスは、枝から枝へ飛ぶように逃げて行った。日陰の多い山頂は寒かったが、この日の眺めは素晴らしく、武甲山や両神山はもちろん、浅間山や八ヶ岳、谷川岳から日光連山まで遠望がきいた。休んでいると中高年のハイカーがぞくぞくと登ってきて、談笑しながら山頂の眺めを楽しんでいた。1ヵ月以上間は空いていたが、下山時もあまり疲労を感じなかった。峠を下りるまではロード自転車やバイクが多かったものの、帰りの道路はスムーズで、13時前に帰宅。久しぶりに山歩きを満喫した。やはり山はいい。


登山日/天候

2009年3月15日 日曜 / 晴れ

ルート所要時間

定峰峠駐車場7:10→旧定峰峠7:50→8:55大霧山山頂9:40→旧定峰峠10:15→定峰峠駐車場10:50

難易度データ (≒)

標高差 : 157m / 累積標高差 : 470m / 歩行距離 : 6.4km / 標準歩行時間 : 3時間15分




いつものように、峠付近の空き地に駐車した。峠の茶屋にはツーリングの人たちがたむろっていた。#

空を見上げると猛禽が旋回していた。腹に帯状の線があるのでノスリと思われる。#

歩きづらい丸太の階段を上ってから、ゆるやかなアップダウンが続く。山登りというより山歩きと言う感じ。#

獅子岩付近から、大霧山の山頂が見えた。#

最初は日陰が続くが、しばらくすると日の当たる場所も出てくる。途中でヤマドリらしき鳥を目撃した。#

旧定峰峠まで早く感じた。ハイカーの姿もなく、静かな山歩きが続いた。#

眺めのよい牧場付近でホンドリスを見たが、枝から枝へ渡ってあっという間に林の奥に消えていった。#

リス待ちでかなり時間をつぶしたが、9時前に山頂到着。日陰で肌寒い山頂にはすでに先客が。#

南西方面。武甲山から酉谷山、雲取山、大洞山、白石山と続く山並。オンマウスは武甲山。#

さらに甲武信ヶ岳、三宝山、両神山と続く。オンマウスは両神山。#

左から坊主山、日向谷ノ頭、酉谷山(黒ドッケ)、雲取山、芋ノ木ドッケ、大洞山。オンマウスは唐松尾山と白石山。#

両神山の南側には冠雪した赤岳と横岳、(オンマウス)北側には縞枯山、北横岳、蓼科山(中央)など、八ヶ岳も見えた。#

北西方面。浅間山や榛名山などの山がよく見えた。オンマウスは東西の御荷鉾山と浅間山。#

北方面。登谷山の向こうに赤城山、日光連山も見えた。オンマウスは武尊山と赤城山。#

浅間山の北側。左から四阿山、鼻曲山、浅間隠山。さらに(オンマウス)、草津白根山、横手山、岩菅山と続く。#

榛名山の後ろの白い山は、白砂山と苗場山かな。手前の山は不動山。榛名の北側には子持山(オンマウス)。後ろにうっすら見えるのは谷川連峰。#

北北東方面に見えた白く見える燧ケ岳と日光白根山。オンマウスは日光連山(太郎山、男体山、女峰山)。#

北東から東方面には関東平野が広がる。東の向こうに筑波山がかすかに見えた。#

温かいカップ麺を食べてから、両神山と浅間山を背景に記念撮影。#

もう少しのんびりしていたかったが、中高年ハイカーが次々と登ってくるので下りることにした。#

帰りにルリビタキとジョウビタキを見たが、リスの姿はなし。疲れはなかったので、休まずに進んだ。#

帰りはあっという間に感じられた。久しぶりの山歩きは、天気もよくてとても楽しかった。#