大持山 1294.1m 小持山 1273m 2回目

 4時起床、4時40分出発。現地には6時15分に着いたが、まだ薄暗かったので、しばらく車の中で明るくなるのを待つ必要があった。今回は娘も一緒だったが、良いペースで歩くことができた。気温が高かったためか、日光連山などの遠くは見えなかったが、晴天下の尾根歩きは快適だった。ハイカーの姿自体は少なかったが、昼食をとろうと考えていた尾根分岐が中高年の団体に占領されていた。その上、熱湯を入れた水筒に問題が生じたらしく、お湯がぬるくてカップメンが生煮えになるというアクシデントに見舞われた。山頂で食べる温かなカップメンが、大きな楽しみであることを痛感させられた。それ以外は申し分のないハイクだったので、少々残念であった。
 3週連続のハイクだったので、ブランクのあった前回よりも体力的には余裕を感じた。その反面、帰りの運転では、幾度となく睡魔に襲われ、ひじょうにしんどい思いをした。結局2時間半ほどで帰宅できたものの、後部座席でうとうと居眠りする嫁がうらめしかった。


登山日/天候

2006年12月2日 土曜 / 晴れ

ルート所要時間

駐車場6:40→妻坂峠7:15→8:50尾根分岐点9:05→大持山山頂9:15→9:35小ピーク9:55→10:25小持山山頂10:35→大持山山頂11:15→11:25尾根分岐点12:00→妻坂峠12:50→駐車場13:25

難易度データ (≒)

標高差 : 752m / 累積標高差 : 940m / 歩行距離 : 9.1km / 標準歩行時間 : 5時間5分




妻坂峠登山口に着いた時はまだ暗かった。しばらく車の中で待機していた。#

前回と同じ場所で、朝日を眺める。今回も朝から雲ひとつない晴天だった。#

沢筋から檜の植林をジクザクに上り、妻坂峠に到着。峠には小さな地蔵様が一体ある。#

峠からまた上りが続く。今回は鳥の姿が少なかった。#

何度か短い休憩をとった。甘いものを少し口に入れて出発。娘は以前ほど文句を言わなくなった。#

途中、雑木の間から小持山へ続く稜線が見えた。上の方は完全に紅葉が終わっていた。#

眺めの良い尾根の分岐で一休み。開放感抜群なので、自然と気分も高揚する。#

昼食はここでとることにして、山頂に向かった。#

分岐から10分で大持山山頂に到着。#

写真を撮って、早々に小持山へ向かった。#

前方に武甲山が見えてきた。山頂付近には霜柱が点在していたが、どれも小さいものだった。#

小持山まで変化のある尾根歩きが楽しめる。途中に太った人では通れないような岩場もある。#

上り返して小ピークに着くと、眺めのいい岩場に出る。#

丸太のベンチに腰掛け、しばし眺めを楽しむ。両神山はよく見えたが、西の八ヶ岳や北西の浅間山は見えなかった。#

我が家だけだったので、南西方面の山々をバックにゆっくりと記念撮影をした。#

山麓の方は綺麗なまだら模様に紅葉が残っていた。#

前方に武甲山を眺めながら小持山へ向かう。この辺りの尾根道はとても気持ちが良い。#

山頂手前の大きな岩稜を巻くように登っていく。こういうのが不思議と楽しい。#

もうひと登りあるかと思っていたら、あっさり小持山山頂に着いてしまった。#

お腹が空いてきたので、写真を撮って早々に山頂を後にした。結局ここまで一人のハイカーとも会わなかった。#

下って上るを何度か繰り返す。さほど疲れてはいないが、風が出てきたので日陰は寒かった。#

昼近くになり、やっとハイカーの姿がちらほら見かけるようになってきた。空腹だったので先を急いだ。#

尾根の分岐は団体客が食事中。20mほど下った所で食事にしたが、半煮えカップメンでさらなるショック。#

上りで見つけた形のいい石を拾って帰ったが、その際ストックを置き忘れ、引き返すことに。#

ストックを取りに走って上ったら気分が悪くなり、しばらく呼吸するのがつらかった。妻坂峠付近でやっと回復した。#

登山口には我が家の車だけだった。長い下りでも膝に違和感はなく、今回は楽に感じられた。#