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明るくなると同時に日向大谷に到着。駐車場から階段を上がって両神山荘から山腹沿いに続く登山道に入る。#
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少し歩くと鳥居と小さなお堂があり、両神山の表参道に入る。#
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杉の巨木が次々に現れる。30分ほどで七滝沢コースとの分岐(会所)。少し行くと休憩用のベンチがあった。#
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木橋で七滝沢を渡る。あたりは深山の雰囲気があり、沢の音だけが静かに響いていた。#
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清滝コースは産泰尾根の南側を沢沿いに続いてる。チドリノキ、サワグルミ、シオジなどの樹木が目についた。#
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平らな段のない坂が続くので足首が疲れた。山道をふさぐ倒木の幹からは新芽が出ていた。#
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ジグザグの坂を長々と歩いて八海山の標識を過ぎ、弘法之井戸まで来ると急に沢の音が遠くなった。#
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野鳥のさえずりを聞きながらさらに上る。清滝小屋の手前でコウライテンナンショウの実がなっていた。#
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8:30 清滝小屋に到着。ここまで2時間40分、写真を撮りながらと言えどもゆっくり歩き過ぎたかも。#
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小休止後、小屋の裏手から「鈴が坂」と標示のある急坂を上る。疲れを感じていたので歩幅を小さくして歩いた。#
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七滝沢コースとの合流点で産泰尾根に出る。木々の間から谷を隔てた両神山の山頂部分が見えた。#
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カエデ類、イヌブナ、ブナ、ホオノキ、サクラ類、シデ類、ミズキ、トチノキなど様々な樹木が混生していた。#
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クサリ場を立て続けによじ登る。前後にハイカーがいなかったので、自分のペースで登ることができた。#
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9:20 巨大な横岩を通る。横岩の上に根を張る樹木があるが、岩に根を張る樹木がけっこう目についた。#
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樹林帯をさらに上り、両神神社に到着。少し先には御岳神社の奥社もあった。しばらくゆるやかな尾根歩きとなる。#
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尾根右手斜面の迂回路から山頂が見えた。まだ遠いので少しガッカリ。山頂付近はすでに紅葉していた。#
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紅葉を楽しみながら上っていくと尾根道に戻る。ここまでくると、自然に元気が沸いてくる。#
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最後にひときわ大きい岩のクサリ場をよじ登る。写真から想像していたほどの危険は感じなかった。#
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10:10 山頂に到着。4時間20分の長い道のりだった。狭い山頂は多くのハイカーでにぎわっていた。#
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真ん中の高い岩で記念撮影。山頂はリュックの置き場に困るほどだが、長々と滞在して大展望を満喫した。#
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南東方面。左に武甲山と大持山、中央に黒ドッケ(酉谷山)、右端は白岩山。手前は両神山から三笠山、、エビヅルの頭、辺見岳と続く尾根。#
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南方面。左から雲取山、白石山、唐松尾山(からまつおやま)、富士山。手前はミヨシ岩、梵天ノ頭と続く梵天尾根。両神からは荒々しい尾根がいくつも分岐している。#
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南西方面には甲武信ヶ岳と三宝山が大きく見えた。右には朝日岳と金峰山。オンマウスは金峰山。#
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西南西方面。中央はおそらく小川山、その右奥は甲斐駒ケ岳、さらに右奥には鋸岳も見える。
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西方面には八ヶ岳がよく見えた。左に三ツ頭と権現岳、中央は赤岳、横岳、硫黄岳と続く八ヶ岳の主稜線、右は根石岳と天狗岳。#
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左手前の御座山(おぐらやま)を挟んで、さらに茶臼山、縞枯山、(北)横岳、蓼科山と続く。#
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北西方面には北アルプスの峰々がずらりと並ぶ。左から明神岳、前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、あいて南岳、中岳、大喰岳(おおばみだけ)、槍ヶ岳と続く。オンマウスは穂高連峰。#
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さらに横通岳(よこどおしだけ)、大天井岳、中央に鷲羽岳(わしばだけ)、水晶岳、右端に野口五郎岳と続く。オンマウスは隣の槍ヶ岳。#
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左に三ツ岳、ほぼ中央に餓鬼岳と唐沢岳、右隣に不動岳、右端には獅子岳。#
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左から鬼岩、龍王岳、針ノ木岳、大汝山(おおなんじやま)、蓮華岳、赤沢岳、剱岳(中央右)、爺ヶ岳。#
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まだまだ北アルプスは続く。左から布引山と鹿島槍ヶ岳、中央右に五龍岳、右は唐松岳。#
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さらに白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)、杓子岳、白馬岳の白馬三山、大日岳、右端に白馬乗鞍岳。
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北北西方面には浅間山が大きく見えた。左手前には三角に出張った荒船山も見える。#
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中央に本白根山と横手山、右に岩管山(いわすげやま)。横手山の手前には鼻曲山(左)と浅間隠山(右)も見える。#
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山頂の隅によい場所を確保してカップ麺を食べた。のんびり休んでからハイカーで混む一方の山頂を後にした。#
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少し広めの尾根に出てから家にいる娘に電話をした。まだ咳が出るのに、午後は友達と遊ぶとのこと。#
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下山途中の山道から北北東方面が見えた。左に燧ケ岳、右端は日光白根山、その手前には赤城山。中央手前は御荷鉾山(みかぼやま)。#
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日光白根山の左には皇海山(すかいさん)、太郎山、男体山と続く。最後に日光連山まで見ることができて、もう言うことなし。#
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後ろからくる他のハイカーには先に下りてもらい、急ぐことなくマイペースに進んだ。#
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両神神社までは早かったが、ここからの下りが長かった。いつのまにか空には雲が多くなっていた。#
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クサリ場を慎重に下りる。延々と下りが続くので、つま先が痛くなってしまった。#
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清滝小屋でコーヒーを飲んでから再スタート。行き帰りでカケスを見たが、今回も写真に撮ることはできなかった。#
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登頂の達成感と山頂での大展望に気持ちは高揚していたが、最後はさすがに疲れてしまった。#
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14:20 日向大谷の駐車場に到着。8時間30分の長い行程だったが、素晴らしく充実したハイクであった。#
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