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道の駅に車を停めた。芦ヶ久保駅の場所がすぐ分からず一瞬あせった。隣り駅の正丸駅から縦走開始。#
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馬頭観音の分岐で登山道に入らず、正丸峠から伊豆ヶ岳へ。近道と勘違いしてわざわざ遠回りしてしまった。少し先の登山道に入るとアオサギがいた。#
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山の神を祀った「お申講(さるこう)」。最初はちょっと荒れた感じのなだらかな山道が続いた。#
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ところどころ雪が残っていた。正丸峠手前の長い階段を上って、やっと日なたに出た。#
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正丸峠の林道に出ると昭和天皇の「御展望記念碑」があり、都心の眺めがよい。峠からは雪の道となった。#
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正丸峠から25分で小高山(標高720m)に到着。これから登る武川岳や二子山が見えた。#
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広場のような五輪山を過ぎると男坂の鎖場だが、今回は女坂から伊豆ヶ岳へ向かった。#
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つづら折の山道を上り切って、伊豆ヶ岳の山頂に到着。男性二人組の先客がいた。#
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西側の展望。左に大持山と小持山、真ん中に前武川岳と武川岳、武川岳の後ろに武甲山の頭、右に蔦岩山。#
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左奥に御荷鉾山と城峯山、中央に二子山、その後ろには榛名山も見えていた。#
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南東方面には東京と横浜のビル群、朝陽に輝く東京湾も見えた。東には筑波山が見えていた。#
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山頂から自宅の娘に電話する。風が冷たくて写真を撮っている右手の感覚を失った。寒いので先を急いだ。#
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山伏峠へ向かってどんどん下る。伊豆ヶ岳からの標高差は約230m。峠まで風が強かった。#
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鳥居を抜けると山伏峠の林道に出る。反対側の山道に入ると、前武川岳への長い長い上りが始まる。#
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傾斜の急な坂が長々と続く。たまに立ち止まって休みながら、ひたすら上る。#
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開けた林の切れ目から伊豆ヶ岳が見えた。しばし眺めを楽しんでから、再び上る。#
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山伏峠から前武川岳までは標高差約380mの上り返しとなる。長い坂に加えて、積雪にも体力を奪われた。#
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平坦な道に出ると前武川岳が見えてきた。1時間近く歩いてもまだ遠いのでがっくりきた。#
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明るく閑散とした林を歩いていくと、前武川岳(標高1,003m)にやっと到着。山頂付近は雪が深かった。#
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少し休んでから武川岳へ向かった。#
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前武川岳から20分で武川岳山頂に到着。ここまでとにかく長かった。まさに「ひと山越えた」という感じ。#
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武川岳山頂の周囲は樹木に覆われており、南東の方角だけ開けている。大山がよく見えた。#
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尾根道は吹き溜まりができて片側の雪が深かった。何度か軽アイゼンの使用を考えたが、そのまま進んだ。#
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日当りのよい緩やかな稜線を上って蔦岩山(1,004m)に到着。小さな看板だけの山頂だった。#
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蔦岩山を過ぎた当たりから南東方面を眺める。右にのっそりと武川岳が大きく、左奥には伊豆ヶ岳と古御岳も見える。#
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まだ半分を過ぎたくらいだが、随分歩いたものだと我ながら感心しつつ先へ進んだ。#
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木立の間に武甲山を見ながら雪の道を下っていく。足元がすべるので慎重に歩いた。#
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200m以上下って、今度は上り返す。この頃になるとだいぶん疲れが溜まって太腿に張りが出てきた。#
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12:05 ついに焼山に到着。西側には大持山、小持山、武甲山と続く山並が間近に迫る。#
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武甲山のとなりには両神山。空は晴れ渡って、素晴らしい展望が広がっていた。#
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北西方面。両神山、二子山、赤久縄山、御荷鉾山、城峯山と続く山並。オンマウスは榛名山。#
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北方面。榛名山、子持山、赤城山、日光連山と続く。オンマウスは赤城山。#
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北東方面には二子山と甲仁田山。前回は私がカップ麺を倒してしまったが、今回はきちんと食べた。#
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東側には奥武蔵の山並。誰もいない山頂で眺めを堪能した。#
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北側に見えた太郎山、男体山、女峰山と続く日光連山。オンマウスは日光白根山。#
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ゆっくり休んでから二子山へ向かった。いきなり急な下りが続くので慎重に足を運んだ。#
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雪で足元が滑るので軽アイゼンの使用を促してみるが、嫁は大丈夫と言うので、結局使いそびれてしまった。#
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武甲山の時と同じく、長々と下りが続くので、上り返しの始まる麓までが遠く感じられた。#
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今回の縦走における最後の長い上り返しをひたすら歩く。さすがに足がガクガクして、休みながら上った。#
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立ち止まって休んではまた上る。ルートの終盤なので、ここまで来ると精神的には楽だった。#
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13:30 二子山の雄岳山頂に到着。北西方面の眺めがよく、南西には歩いてきた稜線と焼山が見えた。#
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雲がかかっていた浅間山も雄岳からはよく見えた。西には真っ白な八ヶ岳。焼き芋食わんか、と妙なおじさんに声をかけられたが断った。#
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しばらく休んで雌岳へ向かった。靴のソールが磨り減っているため、すべって足に負担がかかった。#
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雌岳の標高は雄岳とほぼ同じ。回り込むように稜線に出て、いったん雌岳山頂に戻ってから下山を開始した。#
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雌岳からの下りは傾斜がきつい。完全にロープ頼りで下ったが、それでも滑ってこけた。#
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いつもならなだらかな下り坂を飛ばして歩くのだが、雪で滑るためにスピードを上げれなかった。#
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間伐をしているようで、山の斜面に多数の丸太が転がっていた。芦ヶ久保駅が見えたときはうれしかった。#
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線路下のトンネルを抜けて、芦ヶ久保駅に到着。行動時間8時間の長い縦走をついに歩き切った。#
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