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道証地蔵(みちあかしじぞう)のある登山道入口の50mほど手前に、5~6台停められる駐車スペースがある。#
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山道に入って沢を渡り、山裾を上って行く。鉄塔を2つ過ぎて、徐々に沢の音が近くなってくる。#
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左下に沢が見えてきて、いつしか沢沿いの歩きとなる。#
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再び沢を渡ると「三丈の滝」が現れる。しばらく心地よい沢沿いの道が続いた。#
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沢を離れると落ち葉が堆積した上りとなり、歩きづらかった。#
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途中でカケスを見かけた。いつもならすぐ逃げるのになかなか動かないので、幼鳥だったのかもしれない。#
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曲り沢分岐から曲り沢峠へ向かう。少し上ったところから滝子山が見えた。日陰には雪が残っていた。#
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曲り沢峠近くに道標のない分岐があり、道を間違えしまった。行き止まりまで歩いて10分ほどロスした。#
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冬枯れしたなだらかな樹林帯が続く。平坦なところに「コンドウ丸」の標識があった。#
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雑木の間から滝子山が見えた。随分遠い。大谷ヶ丸にもなかなか着かないし、過労を感じ始めた。#
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防火帯を過ぎた所で、ウソのつがいを見つけた。雄は頬とのどが赤く、雌は頬から下が淡い灰褐色。夢中で新芽を食べていたので、しばらく観察できた。#
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アカゲラも見かけた。身を隠すように幹の影へ影へと移動する。野鳥を探しながら歩いていると、雑木の中を鹿の群れが駆け抜けていった。#
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大谷ヶ丸に近くなると徐々に傾斜がキツクなる。足を平に乗せられる岩などがないので、ふくらはぎにくる。#
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木の間から富士山が見えた。霞がかかって見えないかもと危惧していたので嬉しかった。#
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スタートから約3時間半でやっと大谷ヶ丸の山頂に到着。思った以上に遠かった。#
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木々に覆われた山頂は、西側だけが切れていて、かろうじて南アルプスが見えた。オンマウスは塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳の並び。#
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携帯の電波が届いていたので娘に電話した。オンマウスは幽かに見えていた赤石岳と悪沢岳。#
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標識が不親切なので、しばらく迷う。滝子山への分岐は北側を少し下ったところだった。#
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緩やかにアップダウンが続く積雪の道を、踏み跡にそって歩く。足首まで雪に埋まる箇所もあった。#
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雪と泥のぬかるみで、かなり体力を奪われた。#
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やがて完全に踏み跡がなくなり、またまた道に迷う。しばらく彷徨って、なんとかルートを見つけた。#
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樹林の向こうにやっと滝子山が見えてきた。まだ遠くてがっかり。しかも雪の上りが続いていた。#
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大谷ヶ丸から1時間ちょっとで、鎮西ヶ池手前の分岐まで来た。#
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分岐から少し行くと、水溜りのような鎮西ヶ池に到着。近くには鳥居と祠もあった。#
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雪でぐちゃぐちゃの道を滑らないよう注意しながら歩く。左にまいて折り返し、また右に巻くように上る。#
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山頂と三角点峰の鞍部に出ると、あとひと息。上り切ると山頂には先客が2組いた。#
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かろうじて見える富士山をバックに記念撮影。逆光気味で、富士山の位置を液晶画面で確認するのが難しかった。#
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山頂は東西に細長くて狭かったが、よい場所を確保できた。ヒオドシチョウが日向ぼっこをしていた。#
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南方面。左端から御正体山、石割山、杓子岳、富士山。富士山の手前は三ツ峠山。オンマウスは南南東、菰釣山(こもつるしやま)、御正体山、石割山、杓子岳の並び。#
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富士山の右、南西方面。左から溝八峠、御坂山、黒岳、毛無山、節刀ヶ岳、釈迦ヶ岳と続く。オンマウスは御坂山から釈迦ヶ岳の並び。#
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北方面。左奥から金峰山、朝日岳、北奥千丈岳、国師ヶ岳、黒金山、甲武信ヶ岳。さらに手前の大谷ヶ丸を挟んで右奥に雁坂嶺と続く。#
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左端から大蔵高丸とハマイバ丸、黒岳、雁ヶ腹摺山。黒岳と雁ヶ腹摺山の間は雲取山。オンマウスは大蔵高丸から雲取山までの並び。#
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北東方面には、川乗山、三頭山と御前山、大岳山なども見えた。威勢のよいお兄さんに写真を撮ってもらった。#
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人が増えてきたので下山開始。下りでは多くの団体ハイカーとすれ違った。滑るので慎重に進んだ。#
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鎮西ヶ池を過ぎて、分岐を笹子駅方面へ。気持ちのいい防火帯がしばらく続いた。#
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防火帯の右側には、大谷ヶ丸から滝子山へ続く稜線が見えた。胃痛が始まったが、薬を飲んだら治まった。#
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防火帯から雪の山道に入り、緩やかな坂を下っていく。途中で深い笹薮を通った。#
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沢が近づいてくると、ブルーシートに覆われたボロボロの作業小屋が出現。幽霊小屋みたいだった。#
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何箇所かあった崩壊しかけの道。土砂が少しづつ谷へ落ち続けていた。#
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曲り沢分岐の前後は、大小さまざまな滝が連続する。しぶきで虹がかかる滝もあった。#
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最後はバテてしまった上に、左足の薬指が擦りむけて痛かった。#
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ついに道証地蔵の登山口に到着。意外にも他の車は見当たらず、気がねなく着替えて出発した。#
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