玉原高原 (鹿俣山) 1636.7m

 天気予報はくもりだったので、歩くだけでも楽しめる玉原高原へ行くことにした。4時半に出発し、7時前には現地に着いた。予報どおり空は曇っていたが、ブナの森は歩くだけで心地よく、榛名山や赤城山などの展望も十二分に楽しめた。思いのほか残っていた紅葉も、目を楽しませてくれた。鹿俣山は簡単に登れたが、距離は歩いたので車に戻る頃には疲労を感じた。今回から新しいリュックを使うようになった娘は、ゲレンデの芝生で軽く足をくじいてしまったが、大事には至らず最後まで元気に歩きとおしてくれた。
 帰りの高速は雨に見舞われ緊張感があったが、川越ICを降りてからは疲れが出て睡魔との闘いとなった。いつもどおり帰りの運転はしんどかったが、渋滞はなく4時前に帰宅できた。


登山日/天候

2005年11月3日 木曜 / くもり

ルート所要時間

センターハウス駐車場7:00→ブナ平分岐7:35→8:35ゲレンデ分岐8:50→9:15鹿俣山山頂9:50→10:15ゲレンデ分岐10:55→11:30ブナ平分岐11:50→水源ルート入口12:10→玉原湿原(入)12:30→玉原湿原(出)12:50→センターハウス駐車場13:05

難易度データ (≒)

標高差 : 417m / 累積標高差 : 490m / 歩行距離 : 8.6km / 標準歩行時間 : 3時間10分




センターハウスの無料駐車場に車を停めた。早朝は晴れていたが、時間が経つにつれて雲が多くなってきた。#

コースは色々あるが、まずは探鳥路ルートからブナ平へ向かった。#

ピークは過ぎてしまったようだが、まだまだ綺麗な紅葉が残っていた。#

ブナ平には樹齢100年を超えるブナの樹が乱立している。歩くだけでなんとも気持ちがいい。#

ブナ平の分岐から鹿俣山へ向かう。ここからは背丈ほどの笹が続いていた。#

笹に飽きた頃、広いスキー場に出た。ここからはゲレンデを出たり入ったりしながら上っていく。#

背後の展望が素晴らしく、ゲレンデの正面(南南西)には榛名山がよく見えた。#

榛名山の左手、南方面には赤城山。黒桧山(オンマウス左)と地蔵岳(オンマウス中央)がよく見える。#

ゲレンデの分岐に到着。大展望を眺めながら一休みした。背後の湖は玉原湖。#

ゲレンデを過ぎると再び笹の道となる。30分ほどで山頂だが、駐車場から山頂まで結局誰とも会わなかった。#

鹿俣山山頂から見た榛名山方面。オンマウスは赤城山。#

西の方角には、谷川岳(右端)が見えた。中央左は仙ノ倉山、中央右は万太郎山。オンマウスは仙ノ倉山。#

東方面には武尊山(左)と前武尊山(右)が近い。オンマウスは武尊山。#

狭い山頂で一休みしていると小雨が降ってきたが、すぐにやんで晴れ間が出てきた。#

セルフタイマーで記念撮影をしてから下山開始。#

谷側が切れ落ちている所があるので、展望を楽しみながらも注意して下る。#

下山途中、谷川岳が正面に見えた。山頂では藪に遮られていた一ノ倉岳(オンマウス右)もよく見えた。#

ゲレンデに出たところで食事にした。空も明るくなり気分は爽快。10時をまわりハイカーの姿が増えてきた。#

芝生を走り回っていた娘は、はしゃぎすぎて軽く足をひねってしまった。ヒヤリとしたが大したことがなくて一安心#

ゆっくり休んでからブナ平へ向かった。ゲレンデ歩きは気持ちがいい。#

ブナ平の分岐で一休み。ブナの森を歩いている年配のハイカーがけっこういた。#

ブナの森と紅葉を楽しみながら歩く。#

長沢の三角点を回るか迷ったが、疲れてきたので水源ルートで玉原湿原へ向かうことにした。#

水源ルートの紅葉はまだ残っていた。周りを見渡しながら歩く。#

水源ルートから玉原湿原へ。整備された木道を歩く。#

季節的に花は皆無だが、とりあえず記念撮影だけして湿原を後にした。#

車道をしばらく歩いてセンターハウスの駐車場に到着。駐車場は車で一杯だった。#

車の窓から見える紅葉があまりに見事だったので、路肩に車を停めて写真を撮った。#