2024年7月 家に現れたカマキリがクモを捕食した

玄関の吹き抜け天井にカマキリがいた。どこから入ったのかまったく分からないが、そのままにしておくこともできないので、外へ逃がしてやることにした。

遠目で見ても、独特のフォルムですぐにカマキリと分かった。

富士登山の時に焼き印を押してもらった金剛杖を持ち出して、杖の先をカマキリの近くへのばすと、思惑通りに杖の先に乗ってくれた。

金剛杖の先でこちらを警戒するカマキリ。

カマキリを杖ごと外に持ち出して、たまたま塀づたいに移動していたクモに近寄せてみると、あっという間にカマキリがクモを捕らえたので、その後はカマキリ捕食の撮影会となった。

カマキリとクモのもみ合いが始まったので、そうっと杖を下に置いた。
あっという間にカマキリがクモを抑え込んだ。
脚から順番に食べていくカマキリ。
脚を食べられながらもクモは逃れようと暴れるが、カマキリにがっちりホールドされて動けない。
次々と脚を食べていくカマキリ。
脚はどんどん食われていき、そのうちクモは動かなくなった。
獲物をむさぼり食っていくカマキリ。すべての脚と触覚を約20分かけてたいらげた。
クモの頭部を食うカマキリ。ガリガリと音が聞えてきそうな気がした。
外はとても暑かったので、家でしばらく涼んでから戻ってみると、カマキリはクモの頭部と胸部を食べ終えて、腹部を食べている最中だった。
順序よく綺麗に食べていくカマキリ。ぺたんこだったお腹はパンパンに膨れていた。
カメラを警戒しながら、最後の残りを食らうカマキリ。
最後の一片を食べ終えると、カマキリは両手のカマを痙攣しているように震わせた。
カメラとは逆方向へ移動するカマキリ。動き出すと速かった。
カマキリはあっという間に塀を上って消え去った。

カマキリからすれば、フードロスなど論外なのだろう。クモの捕獲から約45分、獲物を跡形もなく食べ尽くすカマキリには感服しました。

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