若いカワセミなのか、人に対する警戒心があまりないようで、かなり近くに寄っても気にすることなく魚影を探していた。デジカメ (Canon Powershot G7 X markⅡ) で野鳥の姿をクリアに写すのは難しいが、今回はよく撮れた方だと思う。
基本データ&特徴
- ブッポウソウ目カワセミ科 / 全長 17cm / 時期 1年中 (寒地 4~10月) / 日本全国
- 平地から低山の河川、湖沼、池などで見られる。
- 背中は光沢のあるコバルトプルーで、腹面はオレンジ色。
- 枝や杭から、あるいはホバリングから水中に飛び込んで獲物を捕らえる。
- 寒地では冬に暖地へ移動する。
- 日本のカワセミ類では最小サイズ。
名前の由来
- カワセミは「川に棲むセミ」の意で、この「セミ」は古名の「ソニ」が「ソビ」に変化し、それが転じて「セミ」となった。その「ソニ」の「ニ」は土の意味で、ソニ (青土) からきた。
- カワセミに「翡翠 (ヒスイ)」の漢字が当てられたのは、光のあたり具合によって、背中がヒスイのように鮮やかな青緑色に輝くため。