ヤマケイ文庫を全部読もう!!【読書プロジェクトⅠ】

去年引っ越してから家具作りなどに忙しく、その後は体調を崩したりして、2年近くも習慣的な読書をしていない。

小学5年の時の担任教師の影響で小松左京の「青い宇宙の冒険」を読んで以来、この歳まで続いた習慣は読書くらいのもので、読むことを楽しみながら人生の多くを学んできた。

いつの頃からは分からないが、読書だけは確たる意志を持って続けてきたと言える。

それが、魂が抜けたように本へ意識が向かなくなった。壁一面の本棚を作って、ずらりと並ぶ背表紙を眺められる環境を得たのに、本を読む集中力がなくなって読書がまったく進まない。

ブログの中心の1つは本の紹介になると考えていたくらいだから、随分と検討が外れたことになる。

糖質制限をして体調が戻ってきた時に初めて分かったが、体調が悪いとあらゆる事が難しくなってしまうわけで、特に集中力が必要な頭に負荷のかかる作業はできなくなる。

知らぬ間に本が読めなくなって、本を読まない生活が当たり前となり、別に読まなくても生活にはまったく支障がないという事実に我ながら驚きもしたが、最近になってようやく読書の意欲がふつふつと湧いてきた。

ついては、自分プロジェクトの一環として何かテーマを決めたいと考えを巡らせていたのだが、まずは手元に未読の書籍がたまっているヤマケイ文庫を中心に読んでいくことに決めた。

読書がつまらなくなるで、あえて全部読むという縛りは設けないが、出版されているものは全部読むするくらいの勢いで読んで行きたいと思う。

山野井泰史「垂直の記憶」の衝撃は忘れがたく、レビュファの「星と嵐」がヤマケイ文庫で出た時は嬉しかった。
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