最近は近場の低山に登ることが多くなってきたので、ミドルカットの軽登山靴が欲しくなり、妻と近くの好日山荘に出かけてシリオの登山靴を買ってきた。
愛用しているローバーの登山靴は、ぴったりフィットの履き心地で、まさに宝物と呼べるほど気に入っているが、今年で使用9年目となり、すでにソールを2回張り替えている。
ローバーの登山靴をなるべく長く履きたいので、軽登山の時はローバーを温存して昔の登山靴を履くこともあるが、先代のシリオも10年以上前の靴なので、ゴアテックスは当然ダメになっているし、内張りも数カ所破れていて履き心地がよろしくない。
そんなわけで、軽登山用の靴をもう一足買うことにしたのだ。
SIRIO (シリオ) の「P.F.156-2 BEG」
好日山荘の店員さんに「ミドルカットの軽登山靴で幅広のもの」という指定で靴を出してもらい、6足ほど試してみてシリオの「P.F.156-2」に落ち着いた。履き心地のよさと軽さが決め手となったが、作りもしっかりしているように感じた。

色とデザインは同じシリオの「P.F.156-3」の方が好みだったが、ビブラム・メガグリップと呼ばれる新開発のソールが使われており、店員さんが「グリップ力は増しているが、通常のビブラムソールよりも減りが早い」と言っていたので、やめておいた。

気に入った登山靴が、手ごろな価格で見つかった。これという靴がなければ、都心の登山用品店へ行くことも考えていたので助かった。
食品やガソリンの価格は上昇しており、年末年始の出費で1月のカード代金は平均月の1.5倍となっていた。節約の必要性をひしひしと感じる今日この頃だが、背に腹は替えられない。
よい買い物ができたし、誕生日も近いということで、よしとしておこう。
現役のLOWA (ローバー) 「BANFF PRO」
ちなみに、こちらが使用9年目となるローバーの登山靴。内張りにカーフ・レザーが採用されていて、ゴアテックスではないため、大事に使えば10年以上履くことができる。
最初は幅が狭く感じたが、いまではぴったりと足にフィットして、申し分のない登山靴に仕上がった。

先代登山靴の SIRIO 「P.F.421-GTX」
