2025/4/8 【登山】通算15回目の武甲山縦走

目次

About this Hike 今回の登山について

妻が有給休暇を取ったので、通算15回目となる武甲山縦走に出かけた。

生川の駐車場を基点にして、妻坂峠から大持山、小持山、武甲山と周回してきた。平日登山ということで、いつもよりも人が少なくて快適に歩くことができた。

生川の登山口に綺麗なトイレが出来て、近くの河原には新しい駐車場も整備されていた。週末は路上駐車が出てくる人気の山なので、よい事だと思う。

リウマチの影響で、足の小指と親指のつけ根や右足の踵に痛みはあったが、登り始めの身体の重さをそれほど感じなかったし、体力的には余裕を持って縦走できた。

身体がフィットしてくれば、山に向かう気持ちも自然と高まる。できるだけ日を置かずに、継続して山に登ることを心がけて、よいサイクルを作りたい。

Hiking Report 登山の記録:

生川 (御嶽神社一の鳥居) 駐車場 標高 520m 8:25

駐車場にできたトイレ棟。2022年に整備されて、ありがたいことに便座は暖房式です。
身支度を整えて、登山スタート。林道に出て妻坂峠方面へ向かう。
生川の駐車場は、林道から鳥居を入った先にある。
林道を少し上って妻坂峠へ向かう登山道に入った。
沢沿いの道を上って行く。
途中に水場が出来ていて、「妻坂の湧き水」と標示されていた。
何と途中で間違った谷へ入ってしまい、引き返した。妻が普通に歩いて行くので、つい私も引っ張られてしまったが、あり得ないミスです。
倒木の先を見ないで真っ直ぐ谷間へ進んだようだが、踏み跡のはっきりした道が右手にのびていた。

先行者が間違えたルートに入ると、後続もそのまま間違えることが多い。前の人の姿を無意識に追って、ルートの確認を怠ってしまうからだと思うが、後で見るとあり得ないと思えるミスを何度か経験してきた。

妻は何の迷いもなく間違えルートに入ってしまうことが多いので、常に自分で注意するようにしているが、何度も歩いた道なのでつい油断をしてしまった。

気を取りなおして、せっせと上る。
九十九折りの急坂を上ると、妻坂峠が見えてきた。

妻坂峠 標高 833m 9:20–9:25

妻坂峠に到着。
樹林の向こうに見えた武甲山。
妻坂峠に咲いていたアブラチャン。
妻坂峠からは、しばらく急坂が続く。
急坂をひたすら上る。
平坦な尾根筋に出た。
樹間に小持山と武甲山を見ながら進む。
ゆるやかなアップダウンが続く。
展望のきく尾根の分岐に向かって、急坂を上る。

尾根の分岐 10:20–10:30

展望のきく尾根の分岐に到着。木々が成長して、伊豆ヶ岳などが見えづらくなっていた。
前回来たのは2018年だったと思うが、その時は少なかったアセビが大群落を形成していた。
尾根の分岐を出て、大持山へ向かう。
大持山まではひと上り。
目の前に現れたコガラ。すぐに飛び去った。
大持山の山頂手前に、富士山が見えるスポットがあった。肉眼ではよく分かったが、カメラでは幽かに判別できる程度。

大持山 標高 1,294.1m 10:40

大持山に到着。
山頂で休んでいたヒオドシチョウ。カメラを近づけても全然逃げなかった。
標識にカメラを置いて、タイマー撮影。
そのまま尾根筋を小持山へ向かった。
通せんぼ岩を通過する。
樹間に伊豆ヶ岳と古御岳が見えた。
雨乞岩手前の急坂を上る。

雨乞岩 10:55–11:00

眺めのよい雨乞岩に到着。
南西側の眺め。左から蕎麦粒山、三ツドッケ、大平山と七跳山、雲取山、右に日向谷ノ頭と酉谷山。
西側、酉谷山の右奥には和名倉山や三宝山、両神山などが見えていた。
両神山。
浅間山も見えていた。
八ヶ岳もわずかに見えていた。
雨乞岩から小持山へ向かう。尾根の道は灌木が茂って狭くになっているところもあった。
樹間に見えた武甲山。
我々とは逆回りで歩いてくる登山者と何人かすれ違った。
東側の樹間に奥武蔵の山々が見えた。
小持山手前の坂を上る。

小持山 標高 1,273m 11:20

小持山に到着。
写真だけ撮って先へ進んだ。
しばらくは急坂が続く。
樹間に武甲山を見ながらどんどん下る。
注意を要するやせ尾根を下る。
正面に近くなる武甲山。
急坂が一段落するとなだらかな道となる。

シラジクボ峠 標高 1,065m 11:50

シラジクボ峠に到着。
峠からはきつい上り返しとなる。
いったんなだらかな尾根となるが、再び急坂となる。
山頂手前の急坂を上る。
表参道コースとの合流地点までくると、山頂は近い。
再び傾斜がゆるくなって山頂部が見えてきた。

武甲山 標高 1,304m 12:15–12:50

山頂の御嶽神社。
狛犬の阿形。
狛犬の吽形。
神社の右わきを通って展望台へ向かう。
まずは第一展望台へ。
第一展望台に到着。
遠くはかすんでいた。
久しぶりに来たので、第二展望台も行くことにした。
第二展望台に到着。
相変わらず金網が邪魔で、眺めも限られている。
展望台の後は、適当なところで昼食をとることにした。
丸太の避難小屋には誰もいなかったので、ここでおにぎりとミニカップ麺を食べた。
山頂のトイレは雨水を貯めて使用する方式だが、慢性的な水不足で使用できないことが多いようだ。登山者が不動滝からペットボトルで水を汲み上げる協力をしているが、閉鎖中になっていた。
12:50 下山開始。表参道の下山路には現在位置が分かる五十二丁目から一丁目と記された石標が設置されている。
表参道コースをひたすら下って行く。
以前はなかったコース脇の「見守り観音」。

大杉の広場 13:15

大杉の広場を通過。
下から眺めた大杉。
三十一丁目の小さなお地蔵さん。
どんどん下る。
山頂の御嶽神社で授かった「感謝石」を積み上げる石積場。2018年に来た時はなかったと思う。
石積場の近くにある祠。
さらに下る。
二十丁目にある御嶽神社の石標。
不動滝が見えてきた。

不動ノ滝 13:40

十八丁目の不動滝に到着。
不動明王さま。
不動滝。
こちら側から上る登山者で余力のある人は、山頂トイレで使用するための水をペットボトルに汲んで運ぶシステムになっている。もちろんボランティア。
下山路もよく整備されていた。
十五丁目の分岐が見えてきた。そこからは生川沿いの道となる。
十四丁目を過ぎると、コースは舗装路になった。
ここでもアブラチャンの花を見かけた。
キブシの花。
沢沿い舗装路を下って行く。
生川の駐車場近くは護岸工事中だった。
護岸工事現場の様子。

生川 (御嶽神社一の鳥居) 駐車場 14:05

生川の駐車場に到着。

Course Information コース地図&その他の情報

登山コースデータ

単純標高差    :  784 m
累積標高     :  1,160 m
コース距離    :  9.7 km
標準コースタイム :  6 時間 25 分

歩行データ

総行動時間  :  5 時間 40 分
総歩行時間  :  4 時間 45 分
総休憩時間  :  55 分

利用した駐車場について / 生川 (御嶽神社一の鳥居) 駐車場

  • 一の鳥居登山口に25~30台駐車可。トイレ完備。
  • 200mほど手前の生川河川敷にも駐車場あり (50台ほど) 。
  • 一の鳥居手前は一部ダート道。冬季は凍結するので要注意。
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