目次
About this Hike 今回の登山について
5月の連休初日、この時期バイカオウレンが見られて展望も楽しめる大菩薩嶺へ出かけた。
2時半前に自宅を出発。高速は渋滞もなくスムーズに進み、4時15分に上日川峠に到着して、第2駐車場に車を停めることができた。
上日川峠から大菩薩嶺に登って、大菩薩峠、熊沢山、石丸峠、小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山と縦走したが、朝から雲ひとつない登山日和で、稜線からの素晴らしい展望を思う存分楽しめた。
バイカオウレンも見れたし、樹林帯でルリビタキも見ることができてラッキーだった。場所によっては猛烈に吹き抜けていた風も、昼頃になると徐々に弱まった。
2024年に登った時は、牛奥ノ雁ヶ腹摺山からすずらん昆虫館へ下って、バスを利用して上日川峠まで戻ったが、本数の少ないバス (14:16) に乗るよりも歩いた方が早く下山できそうだったので、今回は牛奥ノ雁ヶ腹摺山から石丸峠まで引き返して上日川峠へ下った。
復路はのんびり歩いたこともあって、それほど疲れを感じることなく下山できた。
帰りの運転は高速を使わずに青梅街道を走ったが、幾度となく睡魔に襲われてきつかった。
Hiking Report 登山の記録
上日川峠 標高1,585m 4:50
上日川峠の第2駐車場は、出発する頃には埋まっていた。
峠のトイレに寄ってから登山開始。。朝は身体が重たかったので、ゆっくり歩いた。
福ちゃん荘 標高1,700m 5:15
福ちゃん荘を通過。
唐松尾根を進む。
5時40分頃、山向こうから太陽が出てきた。
朝から雲ひとつない快晴で、強い風も天気予報どおりだった。
雷岩 6:05
雷岩に到着。
そのまま山頂へ向かった。
大菩薩嶺 標高2,057m 6:15
誰もいない山頂に到着。写真だけ撮って、すぐに引き返した。
まだ6時台なので登山者の数は少なかった。
雷岩 6:20–6:30
雷岩まで戻ってきた。
左に小金沢山へ続く稜線、右に富士山と大菩薩湖 (上日川ダム)。
秀麗な富士山。
甲府盆地と南アルプスの山々。
南アルプス南部。真ん中あたりに聖岳、赤石岳、悪沢岳と並び、その左には笊ヶ岳 (ざるがたけ) や上河内岳、右端は蝙蝠岳。
聖岳、赤石岳、悪沢岳。
南アルプス北部。左から塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、鳳凰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。
農鳥岳、間ノ岳、北岳と続く白峰三山。
左端は鳳凰三山、真っ白なのは仙丈ケ岳、右は甲斐駒ヶ岳。
ゆっくり眺めを楽しんでから大菩薩峠方面へ進んだ。
前方は妙見ノ頭、熊沢山、小金沢山、牛奥ノ雁ケ腹摺山と続く稜線。
稜線上は強い風が吹いていて、疾風にバランスが崩されることもあった。
下ってきた稜線。
さらに下る。
大展望の稜線歩きが続く。登山者がほとんどいないので快適に歩けた。
賽ノ河原 (大菩薩峠休憩舎) 6:55
賽ノ河原を通過する。このあたりも風が強烈だった。
休憩舎で休んでいる登山者が数名いた。休憩舎の背後は妙見ノ頭。
賽ノ河原からひと上りで親不知ノ頭に出る。
親不知ノ頭 7:00–7:05
親不知ノ頭に到着。
大菩薩の稜線から眺める富士山は、何度見ても素晴らしい。
写真では伝わらないが、依然として猛烈な風が吹いていた。
妙見ノ頭と賽ノ河原。
北西側の眺め。右は大菩薩嶺で左奥は八ヶ岳と金峰山。
左奥は八ヶ岳。その右は、金峰山など奥秩父の山々。
左から編笠山、権現岳、赤岳、横岳と並ぶ八ヶ岳。
左から金峰山、朝日岳、北奥千丈岳。
親不知ノ頭の眺めを堪能して先へ進む。
眼下に大菩薩峠が見えてきた。
岩場から眺めた東側。左に鷹ノ巣山、真ん中右に御前山、大岳山、三頭山の奥多摩三山、その手前から右側へ延びるのは牛ノ寝の稜線。
ガレ場を下って峠に向かう。
介山荘の背後は熊沢山。
熊沢山と富士山。
大菩薩峠から眺めた甲府盆地と南アルプス。
大菩薩峠 標高1,897m 7:15–7:45
介山荘に到着。
いつもは登山者でにぎわう大菩薩峠だが、この時間は誰もいなかった。
介山荘の裏にはトイレ棟と大菩薩峠休憩舎がある。
お腹が空いてきたので休憩舎の中で食事にした。
ゆっくり休憩して熊沢山へ向かう。ここから小金沢連嶺歩きがスタート。
さっそくバイカオウレンが咲いていた。
休んでいるうちに身体がすっかり冷えてしまって、寒さに凍えながらバイカオウレンの写真を撮った。
花を探しながら上った。
群生するバイカオウレン。
熊沢山 (標柱) 8:15
熊沢山の標柱前から眺めた富士山。
石丸峠へ下る。
小金沢山の右奥に富士山、左には雁ケ腹摺山。
素晴らしい稜線歩きが続く。
石丸峠へ下る。その奥は天狗棚山。
石丸峠付近の笹原は何度来ても素晴らしい。
石丸峠 8:25–8:30
石丸峠から眺めた小金沢山と富士山。
小休止してから先へ進んだ。
ゆるやかに笹原を上る。
牛ノ寝通りとの分岐をわけて小金沢山方面へ進む。
天狗棚山 標高1,957m 8:40
ひと上りで天狗棚山に到着。
天狗棚山からの眺めも素晴らしかった。
東側の眺め。左に奥多摩三山、その右手前は牛ノ寝の稜線。真ん中奥に高尾山、右奥に丹沢山地が見える。
南側には狼平と小金沢山。
西側には大菩薩湖と南アルプス。
天狗棚山からの下りは、先へ進むのが惜しいと思えるほど眺めが素晴らしい。
相変わらず風は強かったが、この日来れたことに感謝の気持ちが湧いてきた。
眺めがよいからか、見た感じよりも距離が近い感じで、あっという間に鞍部に下りて来た。
狼平 8:55
狼平を進む。
笹原の小ピークを越える。
さらに進んで樹林帯へ。
小金沢山へ向かう樹林帯の坂は、倒木などが多くて体力を削られた。
小金沢山へ向かう樹林帯にもバイカオウレンが咲いていた。
荒れた道は慎重に進む。
樹林帯は苔生していて、深山の雰囲気だった。
バイカオウレンとスギゴケ。
小金沢山 標高2,014m 9:40–10:00
小金沢山に到着。
小金沢山からも富士山がよく見えた。富士山の左手前は牛奥ノ雁ケ腹摺山。
富士山。
南アルプス南部。
南アルプス北部。
左に奥多摩三山、その右手前の稜線は牛ノ寝通り。右は雁ケ腹摺山でその奥に丹沢山地が見える。
左側に御前山、大岳山、三頭山の奥多摩三山。手前は牛ノ寝の稜線で真ん中あたりのピークが奈良倉山。
雁ケ腹摺山の奥には丹沢山地。左のピークが蛭ヶ岳で右が檜洞丸。
20分ほど休憩してから牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ向かった。
これから向かう牛奥ノ雁ヶ腹摺山 (左) と富士山。
笹原から東北東方面が見えた。左奥の稜線は石尾根で真ん中あたりの出っ張りが鷹ノ巣山。右は奥多摩三山。
樹林帯を上り返す。
樹林帯ではバイカオウレンの群生が見られた。
笹原をゆるやかに上っていく。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 標高1,900m 10:35–11:00
牛奥ノ雁ヶ腹摺山に到着。
前回歩いたときよりも近く感じた。
相変わらず富士山がよく見えていた。
南アルプスは樹林にさえぎられていた。
何か事故があったのか、小金沢山の上空あたりをヘリが旋回していた。
まっすぐ伸びる飛行機雲。
この日は登山者が少ない印象で、しばらくは貸し切り状態だった。
時間はたっぷりあったので、すずらん昆虫館へ下らずに、石丸峠まで引き返して上日川峠に下ることにした。
樹林帯に入るとすぐにルリビタキが現れた。
久しぶりにルリビタキを見たのでテンションが上がった。
この後も複数のルリビタキを見たが、牛奥ノ雁ヶ腹摺山の樹林帯付近で繁殖しているのかもしれない。
小金沢山へ上り返す。
小金沢山 標高2,014m 11:35–11:45
小金沢山まで戻ってきた。
富士山に少し雲がかかり始めていた。
少し休んでから石丸峠方面へ向かった。
バイカオウレンの群生。今回は小金沢山周辺が一番多く咲いていたように思う。
踏み跡がはっきりしない所もあるが、尾根を外さなければ問題なし。
険しい樹林帯を進む。
眺めのよい笹原に出た。
小ピークを越える。朝よりも風は弱まっていた。
前方に熊沢山と天狗棚山を眺めながら、狼平を進む。
狼平からはかなり上り返すように見えたが、見た目よりも距離はなかった。
トレーニングだと思って、せっせと上り返した。
天狗棚山 標高1,957m 12:40
天狗棚山に到着。
そのまま笹原を下って石丸峠へ向かった。
石丸峠へ向かう途中に北側の山並みが見えた。左は唐松尾山、右に和名倉山と飛龍山 (大洞山) が並ぶ。
石丸峠 12:50
石丸峠に到着。
石丸峠にいた登山者はみんな上日川峠側へ向かった。我々も後を追うように出発した。
先ほどまでいた小金沢山。
石丸峠からの下山路も眺めがよかった。
大菩薩湖 (上日川ダム)。水量はそこそこあるように見えた。(帰りに車から見た奥多摩湖の水量はかなり少なかった)
小金沢山と富士山。
ミツバツチグリかな。
樹林帯をなだらかに下る。
ダケカンバの樹林帯を下る。
樹間に見えた小金沢山。
どんどん下る。
リンドウの仲間が1輪だけ咲いていた。
道標に従って林道をしばらく歩く。
エナガしか写せなかったが、野鳥の鳴き声がたくさん聞こえていた。
再び樹林帯の登山道を下る。
スミレの仲間。
1輪だけ咲いていたワチガイソウ。
エイザンスミレ。葉が特徴的なのでスミレの中では見分けやすい。
小屋平 (石丸峠入口) 13:45
小屋平の林道を通過。
ミツバツチグリ(?)。
渓流を渡る。
群生していたスミレの仲間。
ミツバツチグリかなぁ。
上日川峠のバス時間が近いのか、急ぎ足の登山者に何組か抜かれた。
ネコノメソウの仲間。
ツルネコノメソウ。
フイリヒナスミレかな。
花を探しながらのんびり歩いた。
ニッコウネコノメかな。
なかなか着かないなぁと思っていたら、峠の建物が見えてきた。
上日川峠 標高1,585m 14:15
上日川峠に到着。バスを待つ登山者の長い列ができていた。
Course Information コース地図&その他の情報
単純標高差 : 477 m
累積標高 : 1280 m
コース距離 : 14.6 km
標準コースタイム : 7 時間 5 分
総行動時間 : 9 時間 25 分
総歩行時間 : 7 時間 40 分
総休憩時間 : 1 時間 45 分
利用した駐車場について / 上日川峠 第2駐車場
- ロッヂ長兵衛前の第1駐車場と県道沿いの第2駐車場 (トイレ有) で60台ほど。
- 第3駐車場は峠から森林管理道を200mほど入った先。60台ほど。
- 臨時駐車場の第4駐車場 (大菩薩湖北岸駐車場) にも200台ほど (甲州市の案内では300台となっている)。
仮設トイレ有。登山口から遊歩道で徒歩15分。車で4.5km、10分の距離。
- 駐車場はすべて無料。
- 県道218号線は、すずらん山荘より先が1月初旬から4月中旬まで冬期閉鎖。
- 県道201号線は、丸川峠分岐より先が12月中旬から4月中旬まで冬期閉鎖。