家具は買わずに作るという方針なので、自作すべきものが列をなしているのだが、まずはリビング優先ということで、次はリビングに置く多目的ラックを作ることにした。
サイズについては、ソファの位置が決まっていたので、ソファと壁の間にすっぽり入る150cmの幅にして、高さはソファと並べて違和感のない50cmとした。大型の書籍やアルバムなどを収納したかったので、基本は1段4列として1列だけ2段にした。
奥行はアルバムが余裕で入る32cmとして、天板だけは少し広くとって36cmとした。
目次
材を切り出す
ダボ穴をあけて仮組みする
これまでダボ穴は、必要な深さになるようにドリルビットに養生テープを巻いて作業していたのだが、作業するうちにどうしても養生テープが上にズレてくるので、頻繁にドリルの深さを確かめなければならない問題があった。
ドリルストッパーを使うとそうした手間はなくなるが、ストッパーを固定するネジをしっかり巻いても、使っているうちに微妙にストッパーの位置がズレてくるようなので、たまにチェックするようにした。
最後に載せる天板をはめると仕切り板との間に隙間ができるのでおかしいと思ったら、片方の側板の下のダボ穴がすべて9mmズレていた。数字をあれこれ書き入れた簡単な図面だけで作業しているので、間違った位置に墨線を引いていた。
すぐに正確な位置にダボ穴を開け直して、きっちり組み上がったが、やっちまったという感じであった。
幸い、幕板をつけると間違えて開けたダボ穴は見えなくなるのでよかったが、なるべく正確な図面を描いてから作業をした方がよいと反省した。
材を研磨して組み立てる
棚の底に幕板と補強用の横木をつける
幕板用のSPF材に若干歪みが生じていたが、クランプで圧着すると隙間なく接合できた。底板につける補強用の横木は、余っていたSPF材を利用した。
今回の報告はここまで。次回の塗装・完成編へ続く。