2022年6月 【DIY】ダイニングテーブルを自作する②

前回はダイニングテーブルの脚と幕板と反り止めを切り出した。今回はそれらの材の面取りをトリマーでするところから始めようと思い、余った材で面取りの練習をしてみたところ、丸ノコと同じで木くずが盛大に出てきた。

トリマーにも集塵機をつけようと思ったが、マキタのトリマー3707FCには接続できる集塵プレートがないと分かり、さらに調べると、京セラ(旧リョービ)の集塵プレートを少し改良すると取付けできることが分かった。

目次

マキタのトリマー3707FCに京セラの集塵プレートを取り付ける

マキタのトリマーについているホルダーから、ネジ4つを外してベースプレートを取る。
こちらは京セラ(旧リョービ)の集塵プレート。
ホルダーと接続するためのネジ穴に下部の集塵口が重なっているので、ネジを外して集塵プレートを分解。
集塵プレートのネジ穴を広げる。

マキタの方のネジ穴が少し外側についているので、集塵プレートの4つのネジ穴を広げる。5.2mmまで穴を広げればネジ留めできるようになるらしいが、手持ちに5mmのドリルしかなかったので、5mmに広げたあとは小さな棒ヤスリで地道に穴を広げた。

マキタのホルダーに京セラの集塵プレートをネジ留めする。
外していた集塵口をベースプレートの底に取り付ける。
マキタのトリマーに集塵付きベースホルダーを取付けして完成。

ちなみに集塵機のホースとトリマーの接続には、集塵プレートと一緒に購入しておいた「SK11 集塵機接続アダプター SAD-HS1」を使用した。

面取りをして駒止用の溝を掘る

集塵機とトリマーをつなぎ、集塵機のスイッチをオンにしてからトリマーで面取り開始。テーブルの脚、幕板、反り止めと、簡単に面取りを終了した。

トリマーでできないところはカンナ掛け。

カンナは後から買ったのだが、単純な面取りはカンナでも十分できると分かった。トリマーのように音がうるさくないし、手作り感がでるのもよい。今後はカンナの出番が増えるかもしれない。

幕板の裏に両面テープを付けて固定し、駒止め用の溝を掘る。
丸ノコで深さ10mmのまっすぐな溝を掘った。

幕板を動かないように両面テープでスタイロホームに貼り付け、さらに長椅子用に買い増したSPF材で挟んで固定した。自作した1820mmの丸ノコガイドが役に立った。

駒止め用の溝の位置や深さは、取り付ける駒止めに合わせて正確に測り、実際に余り材に溝を掘って駒止めがしっかり取り付けられるか確かめてみた。

丸ノコでできた溝(2mm弱)は、用意した駒止めを差し込むには少し狭かったので、駒止めを差し込む場所を小さな棒ヤスリで削り、ハンマーで慎重に叩くときっちり駒止めがはまると分かった。

駒止め用の溝の位置は、ぴったりよりも 1.0mmくらい上に掘った方が、しっかり固定できると感じた。これは材の柔らかさにもよるだろうから、取付ける材で実際に試してみることが大切だと思う。

サンダーで表面を滑らかにする

マキタのランダムオービットサンダーで木材を研磨した。

ランダムサンダーも初めて使用した。あまり押さえつけずに滑らすように扱うのがコツらしいが、使ってみるとその意味が何となく分かった。

400番のペーパーで全体を研磨してから、脚だけ240番で研磨した。騒音がすごいので早く終わらせたいと思うが、雑になってはいけない。手触りで研磨終了を計ったが、材の触り心地は格段によくなった。

研磨した脚と幕板と反り止めは、リビングの塗装場所へ移動。

天板を切って面取りと研磨をする

天板用のラジアンパイン集成材 25×910×1820mm。
幅910mmはそのままにして、長さを1600mmにカットする。

ニトリへ行った際、販売中のテーブルの大きさを確認して、天板は900×1650mmにしようと思っていたが、実際にテーブルを置くスペースにその大きさを合わせてみると、若干大き過ぎると感じられた。

なるべく大きなダイニングテーブルを置きたかったが、通り道が狭くなると使い勝手が悪くなる。散々迷った末に、長さは1600mmに変更することにした。

テーブルの4つ角を丸ノコで落とす。
カットした後は、ランダムサンダーを使い、400番と240番のペーパーで研磨した。

天板を綺麗に研磨したつもりでいたが、気付かなかった凹みや割れが、この後の塗装の際に浮かび上がってきた。もっと粗いサンディングペーパーでしっかり研磨してから、細かいペーパーで仕上げるべきだった。

これは次作への反省点ということで、今回はここまで。次回は塗装と組立完成偏です。

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