2022年7月 【DIY】食器棚を自作する②

仕切り板の左側にレンジとホットプレートを収容することは決まっていたが、右側をどうするかは作業をしながら考えた。

簡単に棚板をつけただけのシンプルな収納にすることも考えたが、それでは見た目もつまらないし、集成材を含めた余り材もまだ手元に残っている。

あれこれ考えた結果、使用中の食器棚を参考にして、スライド収納と引出し、内ポケット付きの扉をつけることにした。

目次

引出しとスライド収納を用意する

WAKIのスライドレール17mm幅を棚に合わせて、引出しの大きさを決める。

スライドレールはAmazonで注文したが、早ければ翌日に届くのでとても助かる。とにかく配送が早いので、DIYを本格的に始めてからはAmazonばかり利用している感じだ。

集成材の余り材で引出しの枠を作る。
引出しの上につけるスライド収納も、レールを置いて大きさを調整した。
スライド収納の取っ手を切り出して、トリマーで面取りした。
スライド収納の板に、当て木をしてダボ穴用のマーキングをする。
ダボで仮組みしたスライド収納。
ここでアクシデント。地板に足の小指をぶつけて流血。作業中にこういうことは多々ある。
当て木をして、引出しの側板と向こう板に、べニアの底板をはめる溝をほる。

棚の扉をつくる

再び仮組み。扉をどうつけるか、しばし考える。
考えがまとまったので、扉用の材を切り出す。
丁番は現在使っている棚のヒンジを流用するにした。
扉のまわりをトリマーで面取りする。
丁番の取付けに必要な溝をほる。トリマーで浅く削る練習をしてからチャレンジ。
トリマーで大体の形をほって、カッターで仕上げた。
扉の内側につけるポケットの位置を決める。
端材をつかって切り出した材を直角に組み合わせる。
さらにシナベニアを付けて扉のポケットが出来上がった。
扉の開閉に邪魔にならないことを確認して、扉の内ポケットをダボで仮組み。

背板と引出しの底板を切り出す

レンジの裏以外は背板を取りけるので、大きさに合わせてシナベニアをカットする。
食器棚の背板と、引出しの底板となるシナベニア。

食器棚を本組みする

木工用ボンドでダボ継ぎしてから、さらにコーススレッドを打ち込んで、がっちり本組みする。
木工用ボンドをつけてダボ継ぎしていく。ボンドをつけるとつい慌ててしまうが、焦らず着実に進める。
その後、測っておいた位置にネジ頭を隠すダボ穴を開けて、コーススレッドを打ち込んでいく。
食器棚の本組みを終了。大汗をかいた。
ネジ頭を隠すためのダボをボンドで接着しておく。

引出しとスライド収納をつける

食器棚全体に歪みがあるので、スライド収納と引出しは本組みをした後に、実際に入れてみて最終的な大きさを調整した。

引出しを入れてみて、前板の位置も決めた。
ボンドをつけてダボ継ぎで引出しを組み立てる。
最終調整したスライド収納と引出しがぴったり収まった。スライドレールへのネジ留めは塗装後に行う。
ネジ隠しにつけたダボのでっぱった部分を、あさりのないノコギリで切り落とす。
扉のマグネットをつけるための横棒も、天板に接する右側の上部に取り付けた。

塗装前の作業をほぼ終了。記録をまとめるのは簡単だが、ここまでが本当に長かった。経験値が一気に上がった気すらする。

次はいよいよ塗装・完成編です。

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