2022年8月 【DIY】和室をフローリングにする③

ついに研磨と塗装の段階まできた。身体の節々が痛くて、緩慢な動きしかできないことに変わりはないが、ここまで来ると終わりが見えているので、作業の大変さよりも楽しさが勝ってくる。

最後に変な失敗をしないように、ゆっくりのんびり作業を進めた。

目次

床を研磨する

まずは掃除機を入念にかけて、部屋を綺麗にした。
マキタのランダムサンダーに240番のサンドペーパーをセットして研磨していく。

床材の凹凸や汚れを取り除き、塗料の吸い込みが均一になるように、床全体を研磨していく。

使うのが細かいペーパーであればあるほど表面は滑らかになるが、あまり細かいペーパーで研磨すると塗料の乗りが悪くなる。

そのあたりのバランスから、ソフトウッドと呼ばれる杉やヒノキの針葉樹は180番あたりのペーパーが、ハードウッドと呼ばれるオークやウェルナットなどの広葉樹は240番あたりのペーパーがよく使われるようだ。

手元に240番のペーパーが複数枚あったので、240番で研磨することにした。

1度目の研磨が終わってから水ぶきをする。

部屋全体の研磨が終わったら、再び掃除機をかけて、堅く絞った雑巾で水ぶきをした。毛羽立ちが露わになったところで再度研磨するためだが、手で触ると1度研磨したとは思えないほど凸凹が分かるようになった。

2度目の研磨も240番のペーパーを使用した。ランダムサンダーの音が大きくて、長時間の研磨作業は気が引けたが、ここは妥協できないので、時間をかけて丁寧に全体を研磨した。

念のために、塗装の前に床の周りをマスキングをしておいた。
再び綺麗に掃除機をかけて、塗装前の準備ができた。

オスモカラーで床を塗装する

使用したのは、オスモカラーのフロアクリアー エクスプレス つや消し 0.75L #3362。
オスモのコテパケで塗っていく。
厚塗りにならないことだけ気をつけて、どんどん塗っていく。
部屋の奥から入口側へ、足の置き場を確保しながら塗っていく。

オスモの塗料は伸びがよく、コテパケも使いやすいので、1回目の塗装作業はすいすい進んだ。あっという間に塗り終わった感じがした。

速乾性のフロアクリアーエクスプレスは、塗ったそばから乾いていく印象で、塗料の吸い込みがよい部分は、塗り忘れたかと思うくらいすぐに表面が乾いていた。ちなみに仕様書の乾燥時間は3~4時間となっている。

午前中に1度目の塗装を終えて、2度目の塗装は午後から行う。
2度目はコテパケのすべりが悪くなったので、塗料を伸ばして塗るのに力が必要だった。
2度目の塗装を終了。

塗装翌日のフローリングの状態

翌日にはすっかり乾いて、塗料のつやは消えていた。
木の質感がとてもよい。オーク材にしてよかった。

ついに和室のフローリング化をやり終えた。節のある木目と色合いが自分の好みにぴったりで、ずっと眺めていられる。自分で好きな床材を選んだのだから、そうなって当然とも言えるが、やはり自分で施工したことが大きいように思う。苦労したからこその愛着があり、これはDIYの醍醐味かもしれない。

そうした感慨はあるのだが、壁一面の本棚作成や、押し入れの改良など、この先もやらなければならない作業が目白押しなので、すぐに頭はそちらへ向かっていた。

どんどん作業を続けて9月中には自室を完成させたいところだが、無理をするとまた関節炎が酷くなるので、10月中にできればよいくらいの気持ちで作業を進めたいと思う。

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