2022年8月 【DIY】プラントラックを自作する

スペースを確保すると同時に、日照調整のための移動を簡単にするため、観葉植物や苔類を置くプラントラックを作ることにした。

娘家族が来るときは、孫のそーちゃんや餅丸にいたずらをされないように、リビングの観葉植物や苔類を別室へ移さなければならないが、キャスたー付きのプラントラックがあれば移動も簡単になる。

最初は集成材の余りを棚板として、高さの異なる3段のシンプルなラックを作ろうと考えていたが、ネット検索をして色々なプラントラックを見ているうちに欲が出てきて、少し複雑な構造のラックを作ることにした。

目次

プラントラックの骨組みを作る

集成材の棚板は、3点で支えることにして、中の2段は前後に少し位置をずらすことにした。
どこが棚板の接合部になるか、確認しながら作業を進めた。
左右の骨組みができた。
実際に棚板をのせて、ダボ継ぎで仮組みをしてみた。

集成材の棚板は大きさがまちまちだったが、棚の部分をなるべく大きく取りたかったので、上下で重なる角だけ3角にカットして、あとはそのまま利用することにした。

プラントラックに棚板を付ける

上下の棚板が重なる部分を三角にカット。
棚板をカットして出た三角の端材は、棚板を支える補強材として利用した。
4mmのシナベニアから、底板と苔を置く棚板を切り出した。
苔棚を支える小さな棚受けには、端材を用いる。
苔棚用の棚受けは、木工用ボンドで固定した。
集成材の棚板の下に、苔用の棚板を2段取付た。
スペースを利用して、もうひとつ棚を取り付けた。重さを支える小さな柱も追加した。
苔用の棚板には、苔ビンが簡単に滑り落ちないように、ストッパーとなる細いべニアも付けておいた。
底板とキャスターはまだだが、ほぼプラントラックの本体が完成した。

プラントラックをオスモカラーとミルクペイントで塗装する

今回は、出窓用の棚なども一緒に、まとめて塗装した。塗料はオスモカラーのウォルナット。
底板の表は青色に塗る。右はディッシュラックの背板。
ミルクペイントのトリトンブルーは、残りが少なくなってきた。
翌日、棚の部分だけオスモカラーのノーマルクリアで重ね塗りした。

プラントラックに底板とキャスターをつけて完成させる

塗料がだいたい乾いたところで、なべ頭のタッピングネジで底板を取り付けた。
最後にハンマーキャスターの「420G-UR 25mm」を取り付ける。
ラックを立てて4つのキャスターを取り付けた。許容荷重は10kg×4個×80%で、32kgが目安となる。
完成したプラントラック。
適当に観葉植物と苔ビンを並べてみると、思ったよりも密集してしまったが、問題ないでしょう。
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