タイル地の浴室床が冷たいので、引っ越しをしてから冬までには何とかしたいと思っていたが、ずっと後回しになっていた。
ここ最近、体調が悪くて気力も湧いてこないが、朝晩の冷え込みを感じるようになってきたし、里帰り出産をする娘がもうすぐ帰ってくるということもある。
もう待ったなしの状況なので、東リのバスナフローレを浴室の床に施工することにした。
購入した資材&道具
必要なものは、ほとんどAmazonで購入した。
東リ 浴室用床シート バスナフローレ
BNF1101 アイボリー (白) 12,453円
東リ バスナセメントEPO 1kgセット
BNEP-CA 2,739円
東リ 下地補修材 クイックレベラー 1kg
1,350円
T-colors バスナシールSS 2本セット
BNSL1101 8,976円
アルファ ラチェットコンパスカッター
576円
合計 26,094円
バスナフローレをカットする

浴室床のサイズを正確に測って、バスナフローレをカットした。その後、実際に浴室の床に合わせてみて、四方にコーキング用の隙間が3~5mm空くように調整した。


円の半径はあらかじめ排水溝の大きさに合わせて決めておき、バスナフローレを浴室にひいて、排水溝の位置に合わせてシートに小さな穴を開ける。穴から排水溝の中心部にコンパスカッターの支点を固定して、シートに円形の切り目をゆっくり入れた。
シートが厚くて円を切り出すまでにコンパスの刃を何度か回転させなければならないが、排水溝の上に置いた支点がズレてしまいやすいので、1回転させて切れ目を入れた後は、深く支点の針を刺せる作業部屋にバスナシートを移して丁寧にカットした。


浴室床の下地処理をする
タイルの溝はあまり深くないので、下地処理は必要ないようにも思えたが、やった方がよいのは間違いないので、クイックレベラーで下地処理をすることにした。




クイックレベラーが乾いたら、ヘラなどで余分な出っ張りをこそげとり、粗目のサンドペーパーを全体にかけて下地処理を終えた。
浴室床にバスナフローレを貼る


バスナフローレの接着については、一発勝負でやり直しがきかないので、いろんなサイトを参考にして、自分にとってより確実な方法を検討した。
最終的に、接着剤を塗る前にシートを仮置きして、しっかり位置決めした状態でシートをめくり、半分ずつ接着していく方法を取ることにした。
接着剤の施工可能時間は、乾きやすい夏場でも60分あるので、半分ずつ施工しても十分間に合う。





バスナシールSSでコーキングする


養生テープを外す時に、余分なコーキング剤が床についたりしがちなので、あらかじめダンボール箱を用意して、外した養生テープを回収しやすいようにしておいた。


これまでは浴室マットをひいていたが、これでマットをひいたり、乾かしたりする手間がなくなった。
実際に使用してみたところ、ヒヤッとする感じもないし、ある程度のクッション性があって滑らない。水切れもよくてすぐ乾く。
施工についても、作業自体にそれほど難しい工程はないので、事前準備をしっかりして丁寧に作業をすれば、業者と仕上がりのクオリティに差はあっても、失敗するようなことはないと感じた。