スチール製ランドリーラックの使い勝手がどうも悪いので、そのうち自作しようと思っていたが、なかなかイメージが沸かずに後回しになってきた。
とりあえず垂木などの材料だけ先に用意したのだが、手元に材があるとやる気が出てくるもので、あれこれ考えた末に、洗濯機の上に棚2つと左右の狭いスペースに小さな棚を作って、さらにランドリーラックを土台として壁の高い位置に長い収納棚を作ることにした。
大きな収納棚があれば、洗濯カゴなどを置いているルミナスラックがいらなくなるので、かなり脱衣所が広くなる。タオルハンガーの位置は、ラックを設置してから考えることにした。
部材を用意する
購入した材
垂木 30×40×1820mm
@378 6本セット 2,268円
SPFワンバイ材 19×89×1820mm
@298 4本 1,192円
パイン集成材 19×450×1820mm
4,180円
合計 7,640円
ランドリーラックを組み立てる
ランドリーラックの左右に棚を付ける
ランドリーラックを塗装する
1度目はオスモカラーのウォルナットで塗装
2度目はオスモカラーのノーマルクリアで塗装
ランドリーラックを設置する
新しいランドリーラックを運んできたが、脱衣所のドアの前まで来て、シンプルにこれは入らないと思った。ドアより背が高いし幅もかなり広い。作ったのはよいが、設置する際のことをほとんど考えていなかった。
倒したり回したりして試すこと30分。汗だくになって「こんなはずでは」と焦燥感は募るが、やはり入らない。どこか切るしかないと思い始めたが、最後にもう1回とダメ元でやってみたら、何とか入った。これには自分で驚いた。
最後は半倒しにしてラックの脚がしなるほど力任せに押し込んだことは確かだが、どうやって入ったか、ほとんど覚えていない。
一難去ってまた一難。今度は洗濯機をランドリーラックにはめ込むことができない。スペースは洗濯機幅より2cm弱広くなっているが、ギリギリなので手で洗濯機を持っては動かせない。
滑らないようにできている洗濯機台の脚に滑りのよい布などをかませて押し込むしかないが、奥には手が届かないので後ろ脚は布の回収が難しい。
色々考えた末に、洗濯機台の前脚2本だけに布をかませて、洗濯機台ごと前に倒して後ろ脚が少し浮いた状態で押し込んでみるが、今度は排水ホースが洗濯機台とラックの支柱に挟まって動かせなくなった。
ラックを浮かせて排水ホースの前に置こうとするが、背面の補強材が洗濯機にぶつかって、どうしても支柱がホースの上に着地してしまい、洗濯機を押し込む際にひっかかる。
ラックの右脚を持ち上げながら洗濯機を押し込むしかないが、力不足で同時にはできそうにない。
しばらく考えてもよい案が浮かばないので、そのうち考えるのが面倒になり、結局力任せに押し込むことにした。ラックをきちんと持ち上げられずにホースがつぶれかかっていたが、最後は無理くり押して何とか収まった。結果オーライだが、とにかく疲れた。
ランドリーラックの上に大きな壁棚を取り付ける
ランドリーラックにタオルハンガーを取り付ける
タオルハンガーは支柱の幅に合うアンティーク調のアイアンバーを用意していたが、支柱にそのまま付けると、洗面台から少し遠いので、土台を用意して棚の端に取り付けることにした。