2023年3月 【DIY】ランドリーラックを作る

スチール製ランドリーラックの使い勝手がどうも悪いので、そのうち自作しようと思っていたが、なかなかイメージが沸かずに後回しになってきた。

とりあえず垂木などの材料だけ先に用意したのだが、手元に材があるとやる気が出てくるもので、あれこれ考えた末に、洗濯機の上に棚2つと左右の狭いスペースに小さな棚を作って、さらにランドリーラックを土台として壁の高い位置に長い収納棚を作ることにした。

大きな収納棚があれば、洗濯カゴなどを置いているルミナスラックがいらなくなるので、かなり脱衣所が広くなる。タオルハンガーの位置は、ラックを設置してから考えることにした。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

目次

部材を用意する

購入した材

垂木 30×40×1820mm 
@378 6本セット 2,268円

SPFワンバイ材 19×89×1820mm 
@298 4本 1,192円

パイン集成材 19×450×1820mm 
4,180円
     
合計 7,640円

いつものように丸ノコと卓上丸ノコで材を切り出す。
棚の前側は、溝を掘って支柱をはめることにした。深さを調整して丸ノコで何度も切り目を入れる。
ノミを入れて溝を整える。
垂木がピッタリはまることを確認。
切り出した材は、カンナで面取りして丁寧に研磨する。
支柱の補強材はボンドとビスで接合するので、ビス頭を隠す埋木用の穴を開けておく。

ランドリーラックを組み立てる

まずはワンバイ材を4枚つなげて棚板を作る。
適当なクランプがないので、紐で縛って圧着した。
補強材と棚板をビス打ちしたところは埋木をする。
支柱となる垂木。長さ1,820mmをそのまま使う。
棚板2枚と支柱を組み立てる。正しい手順は分からないので、試行錯誤しながら進めた。
4本の支柱が少しずつ曲がっているので、あらゆるところの直角を確認しながら微調整した。
端材を土台にして支柱に補強材を接合した。
ランドリーラックが、きちんと立ち上がった。
埋木をきちんとして、土台は完成。

ランドリーラックの左右に棚を付ける

ラックを置くスペースを考えて、左右につける棚を切り出した。
面取りと研磨を丁寧にする。
サイドの棚はダボとボンドで接合した。
端材から切り出したので、上下の棚で木目の方向が違う。
強度が足らないので、補強の端材を取り付けた。
右サイドは細長い棚を付けた。こちらも補強材を付けておく。
ランドリーラックの組立て完成。

ランドリーラックを塗装する

1度目はオスモカラーのウォルナットで塗装

水回りは撥水効果の高いオスモカラーで塗装する。
色はウォルナット。
一番高いところに付ける大棚も塗装する。

2度目はオスモカラーのノーマルクリアで塗装

翌日、ノーマルクリアで2度目の塗装をした。
艶が出てよい感じになってきた。
塗装が乾いた後に、右サイドにフックも付けておいた。

ランドリーラックを設置する

まずはスチール製のランドリーラックを取り外す。
すべて解体。何かに流用できるかもしれないので屋根裏部屋へ。
リウマチで握力が低下しているので、洗濯機の重さがこたえた。

新しいランドリーラックを運んできたが、脱衣所のドアの前まで来て、シンプルにこれは入らないと思った。ドアより背が高いし幅もかなり広い。作ったのはよいが、設置する際のことをほとんど考えていなかった。

倒したり回したりして試すこと30分。汗だくになって「こんなはずでは」と焦燥感は募るが、やはり入らない。どこか切るしかないと思い始めたが、最後にもう1回とダメ元でやってみたら、何とか入った。これには自分で驚いた。

最後は半倒しにしてラックの脚がしなるほど力任せに押し込んだことは確かだが、どうやって入ったか、ほとんど覚えていない。

やっと入ったランドリーラックを設置。
あとは洗濯機をスペースにはめるだけとなったが…

一難去ってまた一難。今度は洗濯機をランドリーラックにはめ込むことができない。スペースは洗濯機幅より2cm弱広くなっているが、ギリギリなので手で洗濯機を持っては動かせない。

滑らないようにできている洗濯機台の脚に滑りのよい布などをかませて押し込むしかないが、奥には手が届かないので後ろ脚は布の回収が難しい。

色々考えた末に、洗濯機台の前脚2本だけに布をかませて、洗濯機台ごと前に倒して後ろ脚が少し浮いた状態で押し込んでみるが、今度は排水ホースが洗濯機台とラックの支柱に挟まって動かせなくなった。

ラックを浮かせて排水ホースの前に置こうとするが、背面の補強材が洗濯機にぶつかって、どうしても支柱がホースの上に着地してしまい、洗濯機を押し込む際にひっかかる。

ラックの右脚を持ち上げながら洗濯機を押し込むしかないが、力不足で同時にはできそうにない。

しばらく考えてもよい案が浮かばないので、そのうち考えるのが面倒になり、結局力任せに押し込むことにした。ラックをきちんと持ち上げられずにホースがつぶれかかっていたが、最後は無理くり押して何とか収まった。結果オーライだが、とにかく疲れた。

やっと設置完了。設置時のことも考慮すべきと、よーくわかった。

ランドリーラックの上に大きな壁棚を取り付ける

ランドリーラックの上に載せる大きな棚は、ダボで固定する。
棚の左側は、L字金具で固定した。
壁棚の設置を完了。

ランドリーラックにタオルハンガーを取り付ける

タオルハンガーは支柱の幅に合うアンティーク調のアイアンバーを用意していたが、支柱にそのまま付けると、洗面台から少し遠いので、土台を用意して棚の端に取り付けることにした。

端材を利用してタオルハンガー設置用の土台を作る。
まずはアイアンバーを土台に固定。
土台と棚板はダボとボンドで固定する。
クランプでしっかり圧着。
タオルハンガーの設置を完了。
ランドリーラックの使用状況。見た目がゴタゴタしているので、いずれモノの置き方も改良したい。
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