畳を自分で解体することにした経緯
和室2部屋を洋室と作業部屋にして、どちらも板張りにしたことで、いらない畳が物置替わりの納戸に積まれたままになっている。1枚は畳ベッドに流用したが、まだ11枚も残っている。
普段は使っていない2階の洋室に小上がりでも作ろうかと考えたが、サイズがどうにも合わない。
廃棄するしかないと思って色々調べてみると、産業廃棄物扱いのためか、地元の処理場では受け入れをしておらず、粗大ゴミとして持ち込みはできないと知った。
業者に頼むとなると、畳は11枚もあるので処理代がバカにならない。結局、面倒でも自分で燃えるゴミ扱いになる30cm以下に畳を切って処理するしかないという結論に達した。
丸ノコでカットして、スタイロ畳だと知った
作業を始める前に、畳屋さんのYouTubeで畳の解体方法を調べた。
色々やり方はありそうだが、畳の厚さは約60mmあって手ノコで切るのは大変なので、丸ノコで切ることにした。キックバックが怖いので、なるべくスムーズに切れるように、まずは40mm位の深さで切り目を入れて、2度目で完全に畳をカットすることにした。
スタイロ畳と呼ばれるモノがあることを、まったく知らなかった。
畳の中身は藁ではなくて、スタイロホームを加工ボードで挟んだものだった。い草が使われているのは表面の畳表だけで、裏面には除湿シートのようなものが貼られていた。
何だかインチキ臭いと思ったが、どうも昨今ではスタイロ畳が主流になっているようだ。
18等分にカットしてしまった後なので、1枚ずつ糸を切ってスタイロホームと加工ボードを分けたが、1枚ずつ分解するのは手間がかかるので、2枚目からはやり方を変えることにした。
スタイロ畳を自分なりの手順で解体する
残りの列を最初の列と同じ手順で分解すれば、分解作業は終了。あとはゴミ出しをしやすいように、紐やゴミ袋でまとめてしまえばおしまい。
ちなみに、最初に丸ノコで畳をカットする時だけではなく、作業中も細かなチリが舞うので、マスクをした方がよい。でないと肺や気管をやられます。
まだ8枚も畳は残っているが、とりあえず億劫だった畳の解体処分をスタートできた。自分としては、かなり大きな前進である。
ゴミの量が多くて一度に全部はゴミ出しできないので、解体作業自体も少しずつ進めようと思う。
スタイロホームを断熱材として再利用することも考えたいので、かさばるスタイロホームは屋根裏部屋にしばらく積んでおくつもりだ。