2024年1月 【DIY】額縁をつくる

自宅の壁に絵画や写真を飾るために、A4からA2サイズのシンプルな額縁を、とりあえずは10個くらい作ることにした。

引っ越した頃から、いつか額縁を自分で作って好きな写真や絵を飾りたいと思っていたが、やっと着手するところまで来た。「為せば成るだなぁ」とつくづく思う。

今回購入した木材と金具類

杉KD野縁 15本束 (ビバホーム特価品) 15×45×2000mm
べニア合板 2×910×1820mm 1枚
透明 塩ビ板 1×910×910mm 2枚
大仙 額縁 小物 裏板留め金具 ステントンボ 8分 5パックセット 3個
TIMESETL 額縁吊り金具ネジ付 100個入
和気産業 Jフックシングル WNP-SW 徳用11セット入り
stax tools V-NAIL 釘 5mm 200個
合計 15,000円 くらい

目次

部材を用意する

卓上丸ノコを45度の角度にセットして、まずは試し切り。
まずはA4サイズのフレームをカットしてみた。
角度は90度ぴったり。かなり正確にカットできると分かった。
卓上丸ノコでフレーム用の部材を10組分カットした。
45度のカット面を研磨するジグを用意していたが、ほとんど使わなかった。
ついに自作のトリマーテーブルの出番が来た。
表面カバーと裏蓋がはまるように、5mmの溝を掘った。
仮合わせをして出来上がりに問題はなかったので、どんどん溝堀りをしていった。
裏板と表面カバーを収める溝ができた。トリマーテーブルのおかげで作業が早かった。
次は「面取り45° 25mm」のビットに替えて、装飾用の溝を掘る。
掘り過ぎないように、ビットの出方を調整する。小さすぎたトリマー用の穴は大きくしておいた。
トリマーテーブルがあると作業効率が段違いに上がる。木っ端もほとんど出ない。
額縁10個分の溝堀りを完了。
全ての部材をハンドサンダー (240番のペーパー) で地道に研磨した。
部材の研磨を終了。これが一番大変だった。

部材を組み立てて、額縁のフレームを作る

木工用ボンドをつけて、SK11の「ベルトクランプ木工用SBC-350」を使って圧着した。
しばらく時間をおいてから、「stax tools V-NAIL 釘 5mm」を打ち込んで補強した。
V字釘を打ち込んだらベルトクランプを外して、次のフレームを組み立てる。時間を忘れて作業を進めた。

額縁の表面カバーと裏板を用意する

額の大きさに追わせて、表面カバー用の透明塩ビ板をカットする。タミヤのPカッターを使用した。
適当な深さに溝を掘って折り曲げると、簡単に塩ビ板は折れる。
額縁10個分をカットするのは骨が折れたが、丁寧な作業を心がけた。
次は手元の端材と追加購入したべニア板で、額縁の裏板を作る。
薄いべニアなので、丸ノコは使わずに手ノコでカットした。
裏板は1枚ずつ額縁に合わせて、ピッタリはまるようにカンナで調整した。

部材を塗装する

塗料は手元にあるもので間に合わせた。裏板はブライワックスのジャコビアンで塗装した。
塗料をぬったら、タワシでゴシゴシ磨く。枚数があるので、なかなか大変だった。
裏板を塗装するのにブライワックスを使い切った。
フレームはオスモカラーのウォルナットで塗装したが、こちらの塗料も残りわずかだった。
最後は残りの塗料を刷毛でこそぎ取って間に合わせた。
翌日、オスモカラーのノーマルクリアでフレームを2度塗りした。
ノーマルクリアも残りわずかで、缶の中の塗料が固まり始めていた。
2度塗り完了。ノーマルクリアも使い切った。

額縁用の金具を取り付ける

裏板を留める金具をつける。数があるので、これも時間がかかった。
額縁を壁に掛けるための吊り金具をつける。ひもではなく、フックに直接ひっかける形の金具にした。
金具の取付け終了。数が多くてさすがに疲れた。
A4サイズの写真用紙は自宅でプリントアウトできるので、まずはA4サイズの額縁を玄関に飾った。

殺風景だった玄関の白壁に額縁を飾ってみると、雰囲気が一変して、玄関にある種の個性が出て来た。飾り方や飾るモノ次第では、さらによい佇まいになるだろう。

A4サイズの他は、A3サイズが3個、A2サイズが2個、端材の長さに合わせたものが1個出来上がったので、何を入れるか決まったら、順次飾って行こうと思う。

あまりうるさくならない程度に飾りたいと思うが、追加の額縁をすぐ作りたくなりそうだ。

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