2024年6月 【DIY】自室用の卓上書見台を作る

ここ最近、読書欲が高まってきているのだが、座って本を読むとすぐに眠たくなってしまうので、立って本が読めるように、サイドデスクの上に載せて使う書見台を作ることにした。

高さを変えたり角度を変えたりできるようにしようかとも思ったが、使う場所は決まっているので構造はなるべくシンプルにして、材料は作業台用の馬を解体して出た部材など、すべて手元にある端材で間に合わせることにした。

目次

余り材を補修して部材を用意する

馬を解体して出た材にはビス穴が開いているので修復することにした。
手元に残っている木工パテを使って補修する。
ビス穴を埋めていく。今回は使用しない解体材もすべて補修しておいた。
今回使う余り材。
書見台の角度は35度位にした。(もう少し角度をつけてもよかったかも)

書見台の土台を作る

書見台の受けとなる首の部分を作る。裏側に主柱を挟み込む補助材をビスで固定した。
裏返した書見台の受けに、ボンドをつけた主柱を接合する。
補助材の幅は主柱の幅よりもわずかに狭くしてある。金槌でガンガン叩いて、真ん中付近に何とか押し込んだ。
主柱はギチギチに入っていたが、重みがかかる部分なので外側からビスも打っておいた。
バランスよく受けと主柱が組み上がった。
主柱の挟むようにして、2つの脚をボンドで固定した。
脚と主柱も外側からビスを打っておいた。
ビス穴はすべて埋め木をしておいた。

書籍を置く平台を作る

サイズの大きい板がなかったので、本を置く平台は手元にあった集成材を2枚接合して作ることにした。
ダボとボンドで2枚の集成材を接合する。
ダボマーカーを使用して、正確な位置にダボ穴を開ける
ダボとボンドで接合した集成材は、クランプなどで縦に固定して圧着する。
本を置く平台につけるL字型のストッパーを作る。
部材が薄いので、L字型のストッパーはボンドのみで固定した。
本を置く平台とストッパーを、ボンドとダボで接合する。
平台とストッパーの角度が90度になるように圧着した。
書籍を置く平台が完成した。

書見台を組み立てる

平台の裏に、受けにひっかける補助材を付けた。
受けの上に平台を置いてみた。収納を考えて取り外し可能にしようかとも考えたが、書見台は置きっぱなしにする可能性が高いので、余計なことはしないことにした。
平台と受けもタボ継ぎにした。平台の裏につけたひっかけ材のおかげで平台が滑り落ちず、ダボマーカーでの位置決めがやりやすかった。
平台を受けにダボとボンドで固定して、書見台が組み上がった。

書見台をワトコオイルで塗装する

ワトコオイルのドリフトウッドで塗装することにした。
刷毛を使ってあっという間に塗装完了。
2度塗りするつもりだったが、仕上がりを確認して1回でやめておいた。
ドリフトウッドは全体的に灰色がかった茶色になる。朽ちた流木のようで、なかなかよい感じ。
塗装が乾いたら、脚の裏に傷防止のフェルトを貼り付けて完成。
自室に設置した卓上書見台。

久しぶりのDIY作業だったが、モノを作るのはやはり楽しい。時間を忘れて没頭できる。

2年前の引っ越し以来、すっかり読書量が減ってしまっているが、書見台が完成したことだし、本を読む生活をちょっとずつ取り戻したいと思う。

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